この記事では、
2月19日午前9時半ごろに名古屋で起きた、
遮断機が下りた踏切に高齢の女性が踏み入り、
あわやの場面で男性に救出されるといった、
ドライブレコーダの記録動画をご紹介しています。
まずは動画をご覧ください。
遮断機が下り、警報音が鳴っていても、
気づかず踏切を渡ろうとする高齢の女性。
そんな場面にたまたま居合わせた男性。
車から降り、遮断機が下りた踏切内に入り、
女性を担ぎ出して救出しました。
私が俺を見て思ったのが、
この女性(認知症かどうかわからないが)にかかわらず認知症を患っていたら、
普通に起こりうることだという事です。
認知症になってしまって危険なのが、
「徘徊」です。
徘徊は認知症の「周辺症状」と呼ばれる症状の一つで、
家の中だけでなく外に出て、あてもなくうろうろと歩き回る行動のことです。
認知症により徘徊行動をすることにより、
事故やケガなど、さまざまな危険が伴います。
認知症の人は、
外に出てうろうろしているうちに、
自分の居場所や帰り道がわからなくなることがあります。
うろうろさまよっている間に、
動画の女性の様にわけもわからず踏切内に侵入して、
動画では助けられましたが、
普通ならどうなるかどうかは容易に想像できます。
この少子高齢化が加速度的に進んでくれば、
このような高齢者が増え続けていくのではないでしょうか。
もし家族や近くにこのような高齢者が、
いるのであれば、
何か大変な事故が起こる前に、
何らかの対策を考えておいた方が良いと思いました。