武田薬品工業と米モデルナ社は28日、
モデルナ社製の新型コロナワクチンを接種した2人が死亡したことを受け、
ワクチン接種との因果関係について、
調査を行うと発表しました。
厚生労働省が、
同社製ワクチンから異物が見つかった問題に関し、
異物が混入したワクチンと、
同時期に同じ設備で製造された製品において、
接種後に2件の死亡事故が報告されたと同日に公表したことを受けた措置。
死亡した2人はともに、
基礎疾患とアレルギー歴のない30代の男性。
もくじ
モデルナ製ワクチンに異物混入 体内に入っても大丈夫?
モデルナ社製のワクチンの一部に異物が混入していた問題、気になるのは、健康への影響です。専門家に話を伺います。また、モデルナのワクチンをめぐっては、職場接種で2回目を打てなかった人たちがそのまま接種の機会を失って困惑の声をあげています。こうした“モデルナ難民”についても考えます。(27日17:55)
ワクチン“使用見合わせ”ロット外で異物発見 沖縄(2021年8月29日)
アメリカ・モデルナ製の新型コロナワクチンを巡って28日、沖縄県で使用の見合わせが要請されているロット番号ではない製品から新たに異物の混入が見つかりました。 異物の混入が見つかったのは那覇市の沖縄県広域ワクチン接種センターです。 沖縄県によりますと、午後、使用前の検査の際にワクチンの瓶1本、注射器3本から異物が目視で見つかりました。 いずれも厚生労働省が使用の見合わせを要請したロット番号ではない製品でした。 沖縄県では厚生労働省に報告するとともに、この会場のワクチン接種を中止しました。 今のところ健康被害の報告は入っていません。 モデルナ製のワクチンを巡っては異物混入があったとして、厚生労働省がこれまでに3つのロット番号の使用見合わせを要請しています。
群馬・東毛センター モデルナワクチンに異物混入確認(21/8/29)
群馬県は29日、東毛ワクチン接種センターで使用するモデルナ製のワクチン1瓶に異物が確認されたと発表しました。厚生労働省から使用の見合わせが要請されているロット番号ではなく別のものです。県は、このワクチンの使用を取りやめましたが、既に同じロット番号で4575人に接種を行ったということです。いずれも東毛センターで27日の午前10時半以降に接種した人が該当する可能性があります。
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