日本時間では明日(アメリカでは明後日)、9月11日を迎える。
2001年、アメリカ同時多発テロ事件をきっかけに始まったアフガニスタン紛争は、バイデン大統領の「9月11日までに終わらせる」という公約通り、20年後の今年8月末、アフガニスタンから駐留米軍を完全撤退させて終結した。
しかしアメリカ現地で人々に話を聞くと「あの悲劇はまだ終わっていない」という声が多く上がる。
20年前のあの日、ニューヨークでは何が起こったのか。911とは何だったのか?
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もくじ
9.11 同時多発テロから20年 「数秒の差」で助かった男性 日本人にとっても「アフガンは遠い話ではない」
アメリカの同時多発テロから、11日で20年になる。
これをきっかけに、アメリカがアフガニスタンで始めた戦いは、「タリバンの実権掌握」という形で終わり、世界は再び、テロの脅威にさらされている。
当時、わずか「数秒の差」が運命を分けた、日本人男性の思いを取材した。
笹生拓郎さん「(日本人にとっても)アフガンは遠くの話という見方はおかしい。何の前触れもなく、自分の命が脅かされることはあり得る」
20年前、世界貿易センタービルで勤務していた笹生拓郎さん(51)。
テロが起きる前の年のクリスマス。
83階の職場で同僚と一緒に撮った写真を見せてくれた。
あの日の朝、笹生さんは「寄り道」をしてから出勤した。
毎日行くわけではないコーヒー店に寄り、普段より数分遅くビルに到着。
この数分が、運命を大きく左右した。
南棟のエレベーターに乗り込もうとしたその瞬間、北棟に、1機目の飛行機が衝突した。
笹生さん「どこから来たかわからない、すごいごう音で、まさにエレベーターに乗ろうとしていたところ。本当に数秒の差」
笹生さんは、ビルから一刻も早く離れようとした。
しかし、多くの人は、ビルの館内放送で、席にとどまるよう伝えられたという。
笹生さん「上に行って、会社の仲間と合流していたら今はないので」
そして、9時3分。
2機目が、南棟に衝突。
「数秒の差」で助かり、同僚を失ったという現実を受け止めることは、簡単ではなかった。
笹生さん「一緒に働いていた方が、次の日から、5人いなくなってしまった。なかなか自分の中で整理がつかない」
あれから20年で、さらに多くの命が失われた現在の状況を「むなしい」と感じる一方、誰にでも突然起こりうる悲劇に、新たにした思いがある。
笹生さん「突然、命を自分の意志に逆らって奪われたときに、後悔しないように生きたい」
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
9.11 テロニュース①
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