【今日の価格高騰】トマト高騰で悲鳴 なぜ収穫量減少 秋の味覚「イクラ」が高騰 サケ不漁で“4割高”に Tomato salmon salmon roe soaring

イクラ

トマト高騰で悲鳴 なぜ収穫量減少・・・いつまで続く?(2021年9月21日)

 日照不足などが原因で出荷量が減少しているトマト。価格の高騰はいつまで続くのでしょうか。

 都内で7月にオープンしたトマト料理専門店「ボーノアンドフェリーチェ」。トマトとモッツァレラチーズのパスタを始め、メニューの9割で、こだわりの国産トマトを使っています。

 ところが、店にとって悩みの種が・・・。

 ボーノアンドフェリーチェ・平仲亜貴子オーナー:「トマトが本当に足りない状態。値段も、すごく高騰している。契約農家に注文しても『3キロお願いします』と言っても、『いや、今回は1キロだけ』という状況があったりして。私たちも色々使い回したり、対策しながら何とか店を回している」

 「緊急事態宣言」で客足が遠のくなか、トマトの仕入れ値が高騰し、ダブルパンチに。

 ボーノアンドフェリーチェ・平仲亜貴子オーナー:「1カ月くらい前から急に上がり出した。八百屋さんとか仕入れ先から来るトマトが1パックあたり大体、100円くらい上がっている。本当に苦しい状況は続いていて、大変」

 都内の青果店でもトマトの高騰と品薄が続いています。

 やおさだ・石澤勉店長:「また上がっちゃったんで、198円で売っているが原価が180円くらい。ほとんど、もうけがなく売っている」

 店頭価格は例年の2倍近くに。仕入れ値が高いため、利益は4割も減少しているといいます。

 トマトの卸売価格は、この1カ月で上昇。去年の1.6倍に高騰しています。

 客:「トマトも好きだけど、そんなに高いならいいやって」「高いね、そんなにお金がないから」

 やおさだ・石澤勉店長:「手に入れづらい状況は続いている。店もきつい、お客様もきつい、農家もヤキモキしていると思う。皆が困っちゃう」

 なぜ、トマトの高騰が続いているのでしょうか。収穫量が関東ではトップの茨城県。ところが・・・。

 こちらの農園では本来ならば1つの房に5つほどトマトの実がなるということですが、現在は2つしかなっていません。実が連ならないため、収穫量が激減しています。

 トマト農家・伊藤健さん:「(例年の)30%くらい。収量がすごく少ない」

 一体、なぜ・・・。

 トマト農家・伊藤健さん:「今これ実がなって1週間から10日くらいだが、天候不順で毎日、雨が降ったり、毎日、曇ったりすると、これに病気が入って実がポロポロ落ちちゃう」

 病気の原因は「長雨による日照不足」だといいます。

 トマト農家・伊藤健さん:「雨が10日以上続くと、明らかに病気が増えてきて実が落ちる」

 さらに、この時期は日中と夜の気温差が激しいため・・・。

 トマト農家・伊藤健さん:「外の気温が下がってきた。そうすると夜に1回、実がキュッと締まる。それなのに圧力が中から掛かって皮が平らになってバーンと割れる」

 ひび割れたトマトは出荷できません。

 トマト農家・伊藤健さん:「収量が少ないところに悪いのが重なる。全部重なってくるのが、今の時期」

 出荷量減少によるトマトの高騰は、いつまで続くのでしょうか。

 トマト農家・伊藤健さん:「これは受粉作業です。今みたいに天候が不順な時は、花自体が花粉を出しにくい」

 花が咲いてから実がなるまでは約50日。そのため・・・。

 トマト農家・伊藤健さん:「これから1カ月間は収量がきっと少ないだろうから、トマトの高騰は1カ月以上、続くだろうというのが予想」

 トマトの高騰が長引けば飲食業の打撃も広がります。「アザブジューバン カイ」の看板メニューはトマトをたっぷり使った「もつ鍋」。鍋の需要が高まる季節ですが・・・。

 アザブジューバン カイ・森谷恵美さん:「冬場につれて、どんどん値段が上がっていくと思うので心配。メインがトマト鍋なので、皆に食べてもらわないと。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

秋の味覚「イクラ」が高騰 サケ不漁で“4割高”に(2021年9月20日)

この秋、野菜や食料品などの値上がりが相次ぐなか、人気の秋の味覚「イクラ」も価格が高騰しています。

 昼時の海鮮居酒屋。マイクを持った大将が突然、太っ腹なサービスを発表。ワクチンの接種証明書を提示すると、イクラをサービス。すると次々、手が上がります。店では例年この時期、イクラの食べ放題をしていますが、今年は・・・。

 おさかな本舗たいこ茶屋・嵯峨完大将:「今は、とてもとても(食べ放題に)出せるような状態じゃない。去年、おととしからかなり高騰しています」

 仕入れ値は例年と比べて4割ほど高騰しているといいます。原因はサケの不漁です。

 水産庁などによりますと、夏の海水温が上昇したことでサケのいる場所、分布域が北に移動しているといいます。

 道立総合研究機構は今年の来遊量は平成に入って以降、もっとも少なくなる見通しを示しています。

 さらに、サケの定置網漁から帰ってきた船では、こんな異変も・・・。暴れていたのはイキの良い「サケ」と思いきや、ほとんどが「ブリ」でした。

 サケの代わりにブリが北上。この日の水揚げはサケ90キロに対し、ブリが9トン。100倍です。

 北海道ではブリの漁獲量がこの10年で急激に伸びていますが、道民にはあまり食べなれない魚・・・。

 鮮魚店:「全く、北海道では見ない魚ですから。
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