【猛暑列島】熱中症にならないために【解説】熱中症引き起こす“隠れ脱水”に要注意… 4つのチェック方法とは?

熱中症対策

毎日うだるような暑い日が続いていますね。そんな時は、熱中症には気をつけたいところ。

生命保険文化センターの生活保障に関する調査《速報版》(令和元年度)(※2)によると、入院時の1日あたりの自己負担費用は平均23,300円とあるので、救急車で搬送されそのまま病院で一泊2日した場合、5万円弱の費用がかかる計算になります。 熱中症によって病院に搬送され入院してしまうと、その間働くことができません。

【解説】熱中症引き起こす“隠れ脱水”に要注意… 4つのチェック方法とは?

30日、東京都心は6日連続の猛暑日となりました。全国各地で記録的な暑さが続く中、熱中症を引き起こす「隠れ脱水」に注意が必要です。

「今年は搬送者急増」

「どのような人が熱中症に狙われるのか」

「“隠れ脱水”のサインとは」

以上の3つのポイントについて、詳しく解説します。

■熱中症で救急搬送“急増”…エアコン使用せず亡くなる人も
今年は熱中症による救急搬送者の数が、例年よりも早く増えています。

去年は6月の1か月間で4945人だったのが、今年は26日までの時点ですでに去年の約1.5倍の7474人が救急搬送されています。

29日、栃木県で熱中症の疑いにより搬送された人の事例を確認します。

77歳の女性の事例では、午前11時前、道路にうずくまっている女性を近所の人が発見して救急車を呼んだということです。体温は40℃だったといいます。

86歳女性の事例では、正午すぎ、立ちくらみとのどの渇きを感じた女性は、自宅を訪れた配達員に助けを求めて救急車を呼んだということです。体温は38.8℃で、エアコンを使っていなかったといいます。

厚生労働省は、熱中症が疑われる人を見かけた場合、例えば、「自分で水が飲めない」、「応答がおかしい」といった時には、ためらわずに救急車を呼ぶよう、呼びかけています。

熱中症による死者も出ています。

東京都監察医務院によると、東京23区内では、6月、熱中症で死亡した人が11人にのぼることがわかりました。40代~90代までの男女で、9人は室内で発症し、このうち5人はエアコンが家にあるにもかかわらず使っていなかったということです。

■熱中症になりやすい「食事抜き」・「夜ふかし」… 街の人に聞くと
こうした熱中症を防ぐために、普段から気をつけたいことがわかりやすくまとめられているポスターがあります。労働者の安全と健康を確保する活動を支援する、中央労働災害防止協会が作った、SNSで人気のキャラクターの「仕事猫」とコラボしたものです。

「熱中症がねらう!」と題して、どのような人が特に熱中症に警戒すべきかを描いています。

・お酒をなみなみついで「二日酔い」

・朝、布団から飛び出して「食事抜き」

・夜、スマホを連打して「夜ふかし」

・暑さは慣れっこだぜ!と「過信」

このような「仕事猫」が描かれ、行き着いた先が、「こんなはずではなかった…」とぐったりする「仕事猫」です。

こうした熱中症になりやすい行動を取っていないか、20代~60代の街の人20人に聞いてみました。

二日酔い・食事抜き・夜ふかし 40代主婦
「ほぼほぼ、当てはまっています。今はビールが飲みたい時期なので、ビール飲んだりとか、あとバタバタしていると、食事抜いてしまうし、夜、子どもが寝てから物事することが多いので夜ふかしする。本当に3つそろってる」

男性
「夜ふかしですかね」

自分は大丈夫と過信 30代
「過信ですかね。基本、家の中にいることが多いんですけど、だから大丈夫かなと思うけど、たまに買い物とか出ると、すぐ夏バテみたいになってしまうので」

食事抜き 60代派遣社員
「ダイエット中なので食事を制限すると、いろんなバランス崩れるから。量とかを落とすと力が出なくなる」

夜ふかし 40代保育士
「つい寝る前に携帯でニュースを見たりとかで、眠れなくなってしまったりとか」

最も多かった回答は「夜ふかし」で、次に「食事抜き」が多かったです。

■「隠れ脱水」に要注意… 症状は
そしてこの時期、特に注意が必要なのが「隠れ脱水」です。

日本成人病予防協会によると、「隠れ脱水」とは、体内の水分が減少し、脱水症状になる手前の状態のことです。そこに「暑さ」が加わると熱中症になります。

「隠れ脱水」の症状としては、次のようなものなどがあります。

・唇や皮膚がカサカサしている

・頭がぼーっとする

・のどが渇く

・汗を大量にかく

・集中力が低下する

・立ちくらみがする

ただ、こうした脱水の兆候があっても、本人や周囲が気づいていない場合があります。

■「隠れ脱水」4つのチェック方法
皆さんに試してみてほしい、隠れ脱水のチェックリストがあります。

横浜鶴見リハビリテーション病院の吉田勝明院長に聞いたところ、以下の内容を試すといいということです。

(1)手のひらが冷たい

顔や首などを触って、手が冷たいと感じるかどうかを確認し、冷たいと感じると危ないということです。

(2)舌が乾いている

脱水状態になると、唾液が減少してしまいます。舌を出して鏡で見てみて、乾燥して白っぽくなっていないかを確認します。

(3)皮膚をつまむ

手の甲の皮膚をつまんですぐに放し、元の形に3秒以上戻らなかったら、脱水症状の疑いがあるということです。皮膚がなかなか戻らない場合は、皮膚の細胞の水分が失われて、弾力がなくなっているといいます。

(4)親指の爪を押してみる

爪がピンク色なのは血の流れが見えているからで、爪を押すと血の流れが止まって白く見えます。放してすぐに赤みが戻るかどうかが問題です。戻らない場合は血管が収縮している証拠、つまり、脱水の可能性があります。

    ◇

今年は梅雨があっという間に明けて、6月にもかかわらず各地で記録的な猛暑となっていることから、体の適応能力が追いつかないまま酷暑にさらされています。誰もが脱水症や熱中症になりうるということを認識して、体のサインを見逃さないようにしてください。

最後に : 熱中症対策にはこちらがおすすめ

しげゆき
しげゆき

最後まで当ブログをご覧いただき有難うございます。今回は、「熱中症引き起こす“隠れ脱水”に要注意… 4つのチェック方法」をご紹介しました。これからまだまだ暑い日が続きます。日本の猛暑を色々なやり方で、乗り切りましょう。

 

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