さまざまな理由でむくむふくらはぎ
介護の現場で働いていると、
足がむくんでパンパンな、高齢者が結構います。
とくに、自力歩行が困難で、
車いすを利用している方に、多く見られるように思います。
運動をほとんどできないという理由がありますが、
どうやら、それだけではないんですね。
今回は高齢者の『足のむくみ』の、
原因・対策・解消法
の動画をご紹介します。
高齢者に限った話でもないので、
あなたも、ぜひご参考にしてください。
介護士の私がおすすめする『高齢者やシニアの足の浮腫み・冷え』に効果的なルピエライン
詳しくは動画をご覧ください。
足がむくむ原因
むくみは足だけではなく、
手、顔、上まぶた、背中にも出ることがあります。
高齢者の場合、何らかの病気によって、
引き起こされることがあるため注意が必要です。
原因①加齢による心肺機能の低下
心肺機能が低下し、全身に血液を送る力が弱くなりむくみが起こります。
原因②手足の冷え、運動不足による筋力の低下
手足が冷えたり、運動不足などで筋力が低下すると、
手や足先の血液を心臓に向かって、押し戻
すことができず、むくみが発生します。
原因③腎臓病
腎臓がうまく機能しないことで、むくみができやすくなります。
腎臓病の中でも特に症状が出やすいのが、
慢性肝炎 糖尿病性腎炎、ネフローゼ症候群などです。
むくみと合わせて、短時間での血圧上昇、
血尿の濁りなどの尿の異変、乏尿などが起こることがあります。
原因④心臓病
心臓に異常があるとむくみができやすくなります。
心臓病の中でも特にむくみの症状が出やすいのが、
心不全、心筋梗塞、狭心症などです。
むくみと合わせて少し動いただけで、息切れがする
動機がずっと続く、胸に違和感が起こるなどがあります。
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足のむくみ対策
対策①
水分補給をし、尿意を我慢せず、排出しましょう。
水分補給をし、老廃物を体外へ、
排出することはむくみ対策の基本です。
対策②
心肺機能を向上させる。
心肺機能を向上させるために、適度な運動が有効です。
とくにかかと上げ運動などで、ふくらはぎの筋肉をつけると、
循環がよくなり、むくみ予防につながります。
(心疾患のある方は、無理のないように注意しながら、運動を行ってください。)
対策③
手足を冷やさない。
靴下をはくなど冷え対策を行うことで、
血行を良くしましょう
対策④
バランスの取れた食事をする
塩分を摂りすぎると、水分が体から排出されず、
体内にとどまってしまい、むくみが起こります。
むくみの解消には、いも類、豆類、きのこ類、青魚などの、
カリウムを多く含んでいるものがおすすめです。
腎臓機能に問題がある方は、担当医の指示に従って、
カリウムの摂取を制限するようにしましょう。
足むくんでしまった場合の解消法
解消方法①
昼寝をするまたは、一時的に枕やクッションなどを使って、
手や足などむくんだ部位を心臓より高く上げることで、
血液を心臓に戻します。
(心疾患のあるかたは、急に血液を戻さないように注意しながら行ってください。)
解消方法②
お風呂または、足湯に入りながら、
マッサージをするとよくなります。
入浴が難しい方は、足湯や蒸しタオルなどで温めて、
マッサージすると効果的です。
マッサージは、足先から足裏、
ふくらはぎからひざの裏まで、ゆっくりと指圧します。
最後に、ふくらはぎに程よい力加減で、
揉み上げてください。
解消方法③
病院ではむくみに対して、利尿剤などの薬で、
改善を行いますが、
副作用などもありますので、医師や薬剤師と相談してみてください。
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まとめ
冷房が入る時期は、冷気が足元に下がり、
思いのほか、足が冷えます。血行が悪くならないように、
ゴムの緩い靴下を履くなど、しっかりと対策を行いましょう。
また、むくみは外傷があると、感染や炎症を、
起こしやすくなります。
爪の手入れを行い、
傷やばい菌を、付けないようにしましょう。
と、動画で解説しています。
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以上です。
ぜひ参考にしてみてください。
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