ココ調 令和若者世代間ギャップ特集
2025年6月25日に放送されたフジテレビの「めざましテレビ」で、人気コーナー「ココ調」が令和の若者と年配世代のギャップについて詳しく特集していました。普段の生活の中で気づかないうちに起こっている世代間のズレや、コミュニケーションの行き違いを取り上げ、どんな場面でギャップを感じるのかが紹介されました。
今回のテーマは「カラオケ」「LINEの言葉づかい」「時間の伝え方」の3つです。若者と年配世代、それぞれの考え方の違いが分かりやすくまとめられていました。
あす25日(水)は…
世代間で起きる驚きのギャップを #ココ調🔍
待ち合わせで｢8時10分前｣と言われると何時に行く？🕗
カラオケ🎤でサビだけを歌う”サビカラ”やLINEで冷たく感じるワード💭など
どうすれば世代間ギャップを埋められるかな？🤔7時20分過ぎに放送予定📺#高崎春 アナ#めざましテレビ pic.twitter.com/y2gksftno5
— めざましテレビ (@cx_mezamashi) June 24, 2025
サビだけ歌う「サビカラ」が若者の間で大人気
まず紹介されたのはカラオケの新しい楽しみ方「サビカラ」です。これはカラオケでサビだけを歌うスタイルのことで、今の若い人たちの間で人気が広がっています。
カラオケ機器「JOYSOUND」を提供しているエクシングの本吉幸太さんによると、「最初は51曲だけでしたが、今は722曲まで増えています。特に若い世代に人気のサービスです」と話していました。
サビカラは、曲の前奏や間奏を飛ばしていきなりサビからスタートするので、短い時間で盛り上がることができます。人気ナンバーワンの曲は「かわいいだけじゃだめですか？」です。この曲の通常バージョンは約4分14秒ですが、サビカラだとわずか38秒で歌い終わります。
街頭インタビューでは、40代や50代の人は「サビカラは使わない」と答えた人がほとんどでしたが、10代から25歳の若者の32％がサビカラを使っていると答えています。都内にある「カラオケ館渋谷本店」で若者の声を聞くと、「TikTokで流行った曲はサビしか知らない」「サビだけでも十分楽しめる」といった声がありました。
昭和世代の母親がサビカラで人気曲「かわいいだけじゃだめですか？」に挑戦したところ、「サビカラだったらまたカラオケ行きたい」と笑顔で話していました。サビだけなら、曲全体を知らなくても気軽に参加でき、若者と年配世代が一緒に楽しめる新しいカラオケスタイルとして注目されています。
LINEの「了解。」が冷たく聞こえる理由
次に紹介されたのはLINEのメッセージに関する世代間ギャップです。特に「了解。」という返事が話題になりました。
10代から25歳の若者に「『了解。』は冷たく感じますか？」と質問したところ、69％の若者が『はい』と回答しています。若い人たちは、「了解。」という返事がなんだか事務的で、冷たい印象を受けると感じているそうです。
そこで、若者の間では「りょうかい」とひらがなで書いたり、句点の「。」を付けずに返信するほうがやさしい雰囲気が伝わると考えられています。
昔から使われている「了解。」という言葉ですが、相手によっては冷たく受け取られてしまう場合があるというのは驚きです。こういった小さな違いを知ることで、若者とのコミュニケーションがもっとスムーズになるかもしれません。
「8時10分前」は何時のこと？
時間の伝え方にも大きなギャップがあることが分かりました。「8時10分前」と聞かれたら、昭和世代の84％は「7時50分」と答えたのに対し、若者世代の64％は「8時から8時9分の間」と答えたそうです。
この結果について、芝浦工業大学デザイン工学部の原田曜平教授は「若者は小さいころからスマホを持ち歩いていて、正確な時間に合わせて行動できるため、“10分前”という言い方に慣れていない」と説明していました。
確かに、スマホで時間を確認できる現代では、待ち合わせも正確な時間を伝えるのが当たり前になっています。そのため、「○○分前」といった表現は、若い人たちには少し分かりづらく感じられるのかもしれません。
待ち合わせのときは、「7時50分に集合」など正確な時間を伝えることで、世代を問わずスムーズに合流できるようになります。
若者と年配世代が仲良く楽しむコツ
今回の放送を見て感じたのは、世代ごとに違う考え方や文化を理解することが大切だということです。若者と年配世代の間には、言葉の使い方や行動のスタイルに違いがありますが、知っていれば戸惑うことなく一緒に楽しめます。
・カラオケのサビカラは、短時間で盛り上がれる新しいスタイル
・LINEのメッセージは、相手に合わせてやさしい表現を意識する
・時間の伝え方は、正確に伝えて誤解を防ぐ
こういった小さな気づきが、コミュニケーションをもっと楽しくするポイントです。若者の流行を知ることで、家族や友人との会話も弾みますし、違いを受け入れることでお互いに優しく接することができます。
今回の「ココ調」では、普段の生活で気づきにくい世代間ギャップを分かりやすく紹介していました。今後も、こういった特集をきっかけに、いろんな人と楽しく過ごせるよう工夫していきたいですね。
【関連情報】
・めざましテレビ公式X：https://x.com/cx_mezamashi/status/1805407760409290877
・TBS NEWS DIG：https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1053207
・J-CASTニュース：https://www.j-cast.com/2023/12/05473788.html
・Yahoo!知恵袋：https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10184578590
・ganbari.com：https://ganbari.com/archives/3923
・JOYSOUND公式サイト：https://www.joysound.com/web/special/sabikara
・PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001027.000004747.html
・note：https://note.com/sns_kuchikomi/n/n3e45eb9d9c9d
・ITmedia：https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2402/27/news093.html
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