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【発掘!スタートアップ】完全栄養食と腸内細菌で市場を変える!起業家たちの朝が未来をつくる|2025年7月13日放送

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発掘!スタートアップ

腸内細菌がビジネスを変える!?ヒロミのおはようミーティング

2025年7月13日(日)朝6時30分からフジテレビで放送された『発掘!スタートアップ ヒロミのおはようミーティング』では、新企画「おはミの同業者サミット」がスタートしました。今回は健康食品業界から2人の注目起業家が登場し、未来のビジネスや悩みを本音で語り合いました。1.7兆円を超える市場規模といわれる健康食品業界で、急成長を続ける2社の取り組みと、それぞれの視点から見たビジネスのリアルが明かされました。

おはミの同業者サミットがスタート

同じ業界だから話せる深いテーマ

新企画「おはミの同業者サミット」では、同じ業界の2人が率直に語り合うことで、ビジネスの最前線を浮き彫りにするという試みが展開されました。今回は、完全栄養食を開発する「ベースフード」代表・橋本舜さんと、腸内細菌の研究を活かした食事提案サービスを提供する「BitaP」代表・千葉のどかさんが登場。拡大を続ける健康食品業界の現場で奮闘する二人が、自らのビジネスの成り立ちと将来の可能性を語り合いました。

スタートは「朝食」から

番組恒例の「ルーティン朝食」では、千葉さんが毎朝食べているという「バナナ」が紹介されました。バナナは忙しい朝にぴったりで栄養も豊富。スタジオには実際にバナナが用意され、“食べること”の重要性を自然な形で感じさせる導入となりました。また、山崎アナが家庭でのエピソードとして、子育てと食の話題を交えたことで、視聴者にもより親近感が生まれました。

ベースフードが挑む“食の新常識”

完全栄養食という新しい選択肢

橋本さんが代表を務めるベースフードは、「1食で必要なすべての栄養を摂れる」という“完全栄養食”の開発・提供を行っています。主力商品である「BASE BREAD」は、1食あたり29種類もの栄養素を含み、ビタミン・ミネラル・食物繊維などがバランス良く含まれています。コンビニやネットで簡単に購入できる点も、多くの利用者に支持されている理由のひとつです。

驚異的な成長とビジネスの基盤

このジャンルの市場は、わずか5年で20倍以上に拡大し、2024年には300億円規模に達すると見られています。ベースフードはその中でも中心的な存在となっており、年商は152億円を突破。スタジオでは実際にベースブレッドを試食し、栄養成分が細かく記載されたパッケージが紹介されると、出演者たちもその情報量に驚いていました。手軽でおいしく、そして栄養豊富という、これまでの常識を覆す商品が、新たな食の未来を切り開いていると感じさせるシーンでした。

BitaPが開く“腸”からの健康革命

科学×食の融合で健康にアプローチ

千葉さんの会社BitaPは、個人の腸内細菌の構成に合わせた“パーソナライズド食”の提案を行っています。千葉さん自身が理学博士として腸内細菌を専門に研究しており、数千本の論文や科学的根拠に基づいたサービスを展開しています。検査キットで腸内の菌バランスを調べ、その人に合った食材を提案するという方法で、日常の食事を変えることで体質の改善を目指します。

腸と心の関係にも注目

番組内では、悪玉菌「ビロフィラ菌」が腸内に多く存在する人に対し、便秘改善が期待される食品として、ごぼう・玉ねぎ・菊芋が紹介されました。さらに、科学雑誌「Cell」をはじめとする6000本以上の研究論文で、腸とメンタルの関係性が報告されているという点も強調されました。現在の栄養学にはまだ腸内細菌の視点が含まれていないことから、今後の発展が大きく期待されます。

起業家同士だからこそ話せること

創業初期の“やってよかったこと”

千葉さんからの質問「創業初期にやってよかったことは?」に対して、橋本さんは「主食づくりにこだわったこと」と回答。最初の1年間は、毎日麺を打ち続け、試行錯誤を重ねた日々だったことが語られました。このブレない姿勢が、今のブランドと信頼を築く基盤になったといえます。

ビジネスモデルと資金の使い方

橋本さんからは「収益の柱は?」との質問。千葉さんは、B to Bでの収益確保を見据え、企業向けの献立監修を中心に展開していきたいと語りました。一方ベースフードでは、オンラインでのストック型販売モデル(継続購入)によって、安定した売上を確保しながら効率的に事業を進めていると紹介されました。また、「資金が入ったときにどう使うかをあらかじめ考えることが大事」とのアドバイスも印象的でした。

休日の過ごし方とリフレッシュ法

プライベートについての話題では、橋本さんが「公園を散歩していると、ふとアイデアが浮かぶ」と答え、心と体を休める時間が新たな発想につながることが示されました。視聴者にも参考になるライフスタイルの一面です。

腸内細菌の“これから”と新展開

最先端は“パーソナライズド栄養”

「腸内細菌の最前線は?」という質問に、千葉さんは「個別化された食事の提案=パーソナライズド食が今後の主流になる」と語りました。人によって腸内細菌の構成が違うからこそ、一人ひとりに合った食事が求められる時代になってきているのです。

ヒロミの提案「ペットにも活用を」

番組の最後には、ヒロミさんから「犬や猫など、ペット向けの腸内細菌サービスも可能性があるのでは」という提案も。人間と同じように、ペットの健康管理にも腸内環境が深く関係していることが近年注目されており、新たな市場として期待が高まります。

食と体と心をつなぐ“新しいビジネス”のかたち

今回の放送を通じて、栄養と科学、データと個人性、健康とビジネスがどう結びついていくのかがよくわかる内容でした。ベースフードとBitaP、それぞれの取り組みは、現代の食生活に新しいヒントを与えてくれます。腸内環境の見える化や、必要な栄養のスマートな摂取方法は、誰にとっても明日から使える知識でした。

「何を食べるか」が「どう生きるか」に直結する時代。スタートアップの挑戦が私たちの食卓をどう変えていくのか、これからも目が離せません。

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