本格インドから和風まで!進化するビリヤニ専門店特集
2025年7月11日放送の「めざましテレビ」では、今話題のビリヤニに注目した特集が紹介されました。ビリヤニとは、スパイスとお肉を一緒に炊き込んだインド発祥のごはん料理。最近は、東京を中心に専門店のオープンが相次ぎ、日本人の味覚に合わせたアレンジや、本場さながらの本格派など、さまざまなスタイルのビリヤニが人気を集めています。
スパイスとだしが決め手!和風ビリヤニが人気の「南印度洋行」
2025年5月に東京・日本橋にオープンしたビリヤニ専門店「南印度洋行」が、今注目を集めています。開店から2時間ほどで完売してしまう日もあるほどの人気で、スパイス料理好きの間で話題です。お店の魅力は、インド料理の本格スパイスに加え、日本人の味覚に合わせて“和風にアレンジされたビリヤニ”が楽しめることです。
看板メニューは、2種類のビリヤニを一皿に盛りつけたミックススタイル。
・赤いビリヤニは、豚骨だしと9種類のスパイスを使って炊き上げ、こっくりとした味わい
・白いビリヤニは、魚介だしをベースにして、あっさりとしながらもコクのある風味
これらを組み合わせることで、味に変化が生まれ、飽きずに最後まで楽しめるのが特徴です。
ごはんの上には、香りのよい青ネギと、やわらかいラフテー(沖縄風の煮込み豚)をトッピング。和風とインド風の融合が、見た目にも楽しく、香りも食欲をそそります。
さらに注目なのが、ピンク色のヨーグルトソース。これは、インド料理でよく使われる「ライタ」をアレンジしたもので、なんとしば漬けを混ぜて作られています。ヨーグルトの酸味としば漬けのしょっぱさが絶妙にマッチし、ビリヤニの香りと相性抜群です。
・炊き込みの工程にだしを取り入れる工夫
・見た目のコントラスト(赤・白・緑・ピンク)が美しい
・味の変化が楽しめる盛り付けとトッピング
このように「南印度洋行」のビリヤニは、本格スパイスと日本の旨味文化を掛け合わせた一皿として、多くの人に支持されています。食べごたえもありつつ、意外性のある組み合わせが楽しめるのも人気の理由です。完売前に行くなら、開店早めの来店がおすすめです。
本場の味を表参道で!「マザーインディア」の南インド式チキンビリヤニ
2025年4月、東京・表参道ヒルズ内にオープンした「マザーインディア 表参道ヒルズ店」では、本場・南インドの味を再現したチキンビリヤニが人気を集めています。インドの中でも特にビリヤニ文化が根付いているハイデラバード地方のスタイルを取り入れた一皿で、香りや食感、調理法すべてにこだわりが詰まっています。
まず注目すべきは、インドから直輸入されたバスマティライス。細長く香り高いこのお米は、日本米とはまったく異なり、ふわっとした軽さと口の中でほどけるような食感が特徴です。このバスマティライスを、クミンやクローブ、カルダモンなど7種類のスパイスで丁寧に煮込んでいきます。
一方のチキンは、コリアンダーやパプリカなど別の7種類のスパイスでしっかりと下味をつけ、生のままお米と一緒に炊き込むのがこの地方独自のスタイル。加熱と同時にお肉の旨味がじっくりとお米に染み込み、食べた瞬間に複雑で深みのある味わいが広がります。
・バスマティライス使用で香りと軽さが特徴
・お米と鶏肉を一緒に炊く“ハイデラバード式”製法
・スパイスは合計14種使用、奥行きある味わいに仕上がる
料理の仕上げには、パクチーやフライドオニオン、レモンを添えて、香りと酸味をプラス。食べ進めるごとに変化を楽しめるのも、このビリヤニの魅力です。
また、「マザーインディア」では定番のシーカバブ、マトンマサラ、タンドリーチキンなどサイドメニューも豊富。どれも本格的なスパイス使いで、ビリヤニとの相性も抜群です。お皿の上だけで、まるで南インドに旅しているような気分が味わえる構成になっています。
異国感と本格スパイスを同時に体験したい人にとって、「マザーインディア 表参道ヒルズ店」は見逃せないお店です。贅沢だけど、日常の中で楽しめる“旅気分の一皿”として、スパイス料理好きの間でも注目されています。
【紹介された店舗と特徴】
店名 | 所在地 | 特徴 | ビリヤニの種類 |
---|---|---|---|
南印度洋行 | 東京・日本橋 | 和風アレンジ、早期完売 | 豚骨×魚介ミックス、青ネギ・ラフテーのせ |
マザーインディア 表参道ヒルズ店 | 東京・表参道 | 本場インド式、スパイス香る | ハイデラバード式チキンビリヤニ、バスマティライス使用 |
スパイス料理の奥深さと日本らしさがミックスした、今注目のビリヤニ。和風アレンジが進化する一方で、本場の味もますます身近に。今後ますますビリヤニブームが広がっていきそうです。気になる方は、売り切れ前にぜひ訪れてみてください。
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