【ノンストップ！】笠原将弘の厚揚げそぼろ炒め｜昆布茶×キュウリが決め手！炒め技で差が出るプロ直伝レシピ（2025年7月15日放送）

笠原将弘のおかず道場「厚揚げのそぼろ炒め」

2025年7月15日（火）放送のフジテレビ「ノンストップ！」の人気コーナー「笠原将弘のおかず道場」では、夏の食卓にぴったりな一品「厚揚げのそぼろ炒め」が紹介されました。家庭で簡単に作れるのに、しっかりとした味わいとボリュームがあるのが魅力です。厚揚げの香ばしさ、豚ひき肉の旨み、そして昆布茶で下味をつけたキュウリの食感が絶妙に合わさり、食べごたえも抜群です。暑い日にもごはんが進むおかずとして、食卓の主役になれる一皿です。

材料と分量（4人分）

1人分のカロリーは約414kcal。野菜もたんぱく質もしっかり摂れるうえに、味つけは甘辛で子どもから大人まで楽しめる味です。

下ごしらえと材料の扱い方

キュウリは昆布茶でうま味をプラス

キュウリはいつもの塩もみではなく、昆布茶をまぶしてしばらく置くことで、ただの下味以上にうま味成分が加わります。さらにこのひと手間で、水っぽさが抑えられ、炒めてもシャキシャキ感が残るのがポイントです。

厚揚げとネギは食べやすさ重視で

厚揚げはまず横半分に切り、それぞれを4等分することで、一口サイズになり食べやすくなります。長ネギは斜め薄切りにすると火が通りやすく、炒めた時に香りが立ちます。

作り方（手順）

• キュウリのヘタを取って拍子木切りにする

• ボウルに入れて昆布茶をまぶし、15分ほど置いたらペーパーでしっかり水気をふく

• 長ネギは斜め薄切りにする

• 厚揚げは横半分に切り、それぞれを4等分に切る（1枚につき8等分）

• フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚ひき肉を炒める

• 肉の色が変わってほぐれてきたら、厚揚げを加えて全体に焼き目がつくまで炒める

• 長ネギ、キュウリを加え、サッと全体を混ぜるように炒める

• 調味料A（水・オイスターソース・しょうゆ・みりん・砂糖）を加えてひと煮立ちさせる

• 調味料B（片栗粉・水）をよく混ぜてから回し入れ、とろみをつける

• 器に盛りつけ、七味唐辛子をふって仕上げる

料理の特徴とおすすめポイント

このレシピは、炒める工程が多いですが、順序通りに進めれば失敗しにくいのが魅力です。特に厚揚げは焼き目をしっかりつけることで、食感と香ばしさが格段にアップします。さらに豚ひき肉の旨みを吸った厚揚げは、口の中でジュワッと広がる味わい。キュウリも炒めることで青臭さがなくなり、シャキっとした歯ごたえが残ります。笠原さんは「キュウリを炒める時は短時間で」と語っており、火を入れすぎずに仕上げることがポイントです。

また、オイスターソースをベースにしたタレは甘辛く、白ごはんとの相性も抜群。冷めてもおいしく、お弁当のおかずにも向いています。

まとめ

「厚揚げのそぼろ炒め」は、食材の組み合わせはシンプルですが、調味料のバランスと炒め方の工夫によって満足感のあるおかずに仕上がります。手に入りやすい食材だけで作れるので、忙しい日にも作りやすく、暑い季節にも食欲をそそる味つけです。キュウリの代わりにナスやピーマンなど、家にある野菜でアレンジしてもおいしく仕上がるでしょう。家族みんなで楽しめる一皿として、ぜひ試してみてください。

さっぱり和風セットの具体的な献立紹介

「厚揚げのそぼろ炒め」を主菜にしたさっぱり和風セットは、味のバランスと食感の変化が楽しめる組み合わせです。特に副菜と汁物には、もずくを使った料理を選ぶことで、栄養価を高めつつ、口あたりをさっぱりとさせてくれます。暑い季節でも食べやすく、食欲が落ち気味な日にもおすすめの献立です。

副菜：もずく酢トマト

もずくの酸味とトマトの甘みを組み合わせた副菜です。冷たく冷やしてから食べることで、食卓全体が涼しげな印象になります。もずくは三杯酢やポン酢などで味をつけ、くし形に切ったトマトと和えるだけの簡単調理で、調理時間も短くすみます。

【材料】（2〜3人分）

• 生もずく（味なし）…100g

• トマト…1個

• 酢…大さじ1

• しょうゆ…小さじ1

• 砂糖…小さじ1

• だし（または水）…大さじ1

【作り方】

• トマトはくし形に切っておく

• ボウルにもずく、酢、しょうゆ、砂糖、だしを入れてよく混ぜる

• トマトを加えて軽く和え、冷蔵庫で5〜10分冷やす

• 器に盛りつけて完成

見た目も赤と黒でコントラストがよく、副菜にしては存在感のある一品です。時間があれば冷蔵庫でしっかり冷やすと、よりさっぱり感が引き立ちます。

汁物：もずくと油揚げの味噌汁

もずくのぬめりと油揚げのうま味が合わさり、口当たりがやさしい味噌汁です。火を通しすぎるともずくの食感が失われるため、仕上げに加えるのがポイントです。油揚げが味噌のだしを吸って、ジューシーな味わいになります。

【材料】（2人分）

• もずく（生）…50g

• 油揚げ…1/2枚

• だし汁…400ml

• 味噌…大さじ1と1/2

【作り方】

• 油揚げは短冊切りにする

• 鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸いたら油揚げを加える

• 味噌を溶き入れ、最後にもずくを加えてひと混ぜする

• 器に盛って完成

のどごしがよく、身体にもやさしい仕上がりで、厚揚げのそぼろ炒めの濃いめの味とちょうどよく調和します。温かくても冷たくしてもおいしく食べられるので、季節に合わせてアレンジしやすい一杯です。