【めざましテレビ】夏のハンディーファン＆線香花火の正解は？専門家の意外なアドバイスとは｜2025年7月30日放送逆効果？夏のNG習慣を専門家が解説｜2025年7月30日放送

夏の悩み「あり？なし？」でスッキリ解決！

2025年7月30日放送の「めざましテレビ」では、夏にありがちな日常の行動をテーマに「あり？なし？」で検証する特集が紹介されました。猛暑の対策、睡眠時の工夫、夏の遊び方まで、視聴者100人の声と専門家の意見が紹介され、日常生活にすぐ役立つ情報が満載の内容でした。

ハンディーファンは逆効果になることも

まず取り上げられたのは、街でよく見かけるハンディーファン（携帯型扇風機）について。猛暑日に使うのは「あり」か「なし」かという質問に対して、街頭で聞いた100人のうち75人が「あり」と答え、多くの人が便利だと感じていることがわかりました。

しかし、リズムという家電メーカーの販売企画部に所属する横田さんは、「なし」と判断。その理由として、熱風を直接肌に当てると体温が逆に上がる可能性があることを指摘していました。暑いときは、まず肌をミストや濡れタオルで湿らせてから風を当てることで、効率よく体を冷やすことができるそうです。つまり、使い方次第で結果が大きく変わるというわけです。

エアコン強＋冬布団で快眠できるの？

次は、夏の睡眠について。「強めのエアコンをかけて、冬用の布団で寝るのはあり？」という質問には、100人中49人が「あり」、51人が「なし」と答えていて、ほぼ半々の結果でした。

専門家として登場したのは、東京疲労睡眠クリニックの根本院長。院長は「あり」と答え、布団の中をおよそ33度に保つのが、もっとも眠りやすい状態だと解説しました。外気をしっかり冷やしておくことで寝苦しさがやわらぎ、布団のなかでほどよい温度が保たれることで深い睡眠に導かれるそうです。冷房が強すぎると感じたときは、布団の種類を変えてみるとよさそうです。

長袖パジャマは暑くない？むしろ快適？

続いて紹介されたのは、「夏に長袖パジャマを着るのはあり？」という質問。100人中84人が「なし」と答え、長袖は暑そうという印象が強いようです。

ですが、ここでも根本院長は「あり」と回答。その理由は、汗をしっかり吸って蒸発させる素材の長袖を着ることで、肌の熱を効率よく逃がせるということでした。直接冷房の風が肌に当たるのを避けられるため、体の負担を軽くするというメリットもあるようです。素材選びや吸水性に注目すれば、長袖パジャマは夏にも活躍するアイテムになるといえます。

経口補水液は外出前に飲んでも意味がない？

暑い日に外出する前、「先に経口補水液（OS-1など）を飲んでおくのはあり？」というテーマでは、100人中71人が「なし」と回答しました。

登場したのは、大塚製薬工場OS-1のマーケティング担当・瀬部さん。瀬部さんも「なし」と答え、経口補水液は体がすでに軽い〜中程度の脱水状態にあるときに飲むべきと説明。体調がよくても先に飲んでおくのはおすすめされておらず、予防としては水やスポーツドリンクなどを適量にとる方が良いとのことです。使いどころを間違えると、せっかくの対策が無意味になることもあるようです。

線香花火はどう持つと長く楽しめる？

最後のテーマは、夏の風物詩・線香花火。「真っ直ぐに持つのはあり？」という質問には、100人中93人が「あり」と回答。一般的には上からまっすぐ垂らすように持つ人が多いようです。

しかし、オンダという老舗の花火メーカーで製造に関わる柴田さんは「なし」と回答。斜め45度に向けて持った方が火玉が安定して長持ちしやすいと説明しました。また、点火前に先端を少しねじってから火をつけることで、さらに火花が長く続くという裏ワザも紹介されていました。ちょっとした工夫で、いつもの花火がもっと楽しくなりそうです。

こちらは、放送内の調査と専門家の意見を整理したまとめ表です。

夏の日常のちょっとした行動も、理由を知ると意外な結果に驚かされるものばかりでした。いつもやっていることを見直すだけで、もっと快適に過ごせるヒントがたくさんあります。暑い日が続く中、今回の情報をヒントに自分に合った方法を試してみてはいかがでしょうか。