ストロー笛にかけた44年の夢
2025年8月5日(火)の『めざましテレビ』の名物コーナー「キラビト!」では、ストロー笛の演奏と制作に44年の情熱を注いできた神谷徹さんが登場しました。吹くと音だけでなく動きまで生まれるストロー笛。そのユニークな仕組みと、こどもたちの笑顔があふれるパフォーマンスに注目が集まりました。オリジナルのストロー笛は100種類以上、音楽と動きが合体した世界に一つだけの楽器が紹介されました。
宇宙物理学からストロー笛へ 神谷さんの歩み
神谷徹さんは京都大学理学部(宇宙物理学科)を卒業後、市販のストローを笛にできないかと試したことがきっかけでストロー笛の開発にのめり込みました。当初は趣味として始めた笛作りですが、徐々に改良を重ね、音色の違いや形状の工夫を通じて独自の楽器として進化させていきます。大阪音楽大学でリコーダーを教えながら、ストロー笛の製作にも情熱を注ぎ、今では100種以上の作品が誕生しています。
番組では、音の出し方だけでなく、吹くことで小さな人形が動いたりジャンプする“仕掛け付き”のストロー笛も披露されました。この「音と動きが合体したパフォーマンス」が、テレビ番組や海外公演で観客を魅了してきた理由でもあります。
子どもたちが大興奮!ストロー笛ショーの魅力
神谷さんの演奏はこどもたちに大人気。過去のコンサートでは、「しゃぼん玉」の曲とともに会場に大きな泡が現れ、こどもたちが夢中で追いかける姿が印象的でした。「ロケットが発射する笛」では、何度もアンコールが飛び交い、会場中が笑顔に包まれました。
演奏後はこどもたちが自作のストロー笛を神谷さんに見せに行く場面も。自分の手で作って吹くことで、音や動きの仕組みに自然と興味がわいてくるのがこの笛の面白さです。学校や幼稚園などの教育現場でも注目される理由がよくわかります。
自宅で楽しむストロー笛の作り方と工夫
家でも簡単に楽しめるストロー笛の作り方と工夫を紹介します。材料はすぐに手に入るものばかり。家族や友だちと楽しみながら作れるのも魅力です。
材料 | 内容 |
---|---|
ストロー(太め) | 音が出やすく扱いやすい |
はさみ・テープ | 切り込みや固定に使用 |
定規・ペン | 長さを測るとき便利(あれば) |
作り方は、ストローの先端を平らにつぶして、左右に斜めの切り込みを入れるだけ。これで「ピーッ」と高い音が鳴ります。長さを調整すればドレミ音階も作れるので、何本か揃えて曲を演奏してみるのもおすすめです。
さらに、折り紙で作った小鳥や紙コップの人形をストロー笛につけて、音と動きが一緒に楽しめる仕掛けを考えると、遊びがもっと広がります。
演奏会やSNS投稿でアイデアをシェアしよう
自分だけのストロー笛を作ったら、家族や友だちとミニ演奏会を開くのも楽しい時間になります。それぞれの笛の音の違いを比べたり、簡単な曲に挑戦したり、写真に撮ってSNSで発表するのも一つの楽しみ方です。
「ストロー笛研究会」や「おうち音楽会」など、ちょっとした遊びの名前をつけるだけで、子どもたちの創造力がぐんと広がっていきます。遊びながら、自然と音のしくみや工作の楽しさが学べるストロー笛は、まさに親子で楽しめる知育おもちゃのような存在です。
神谷徹さんのストロー笛に込めた44年の思いは、音楽だけでなく、工作や表現の世界にも広がりを見せています。2025年8月5日放送の「めざましテレビ」では、その魅力が朝からたっぷり伝わってきました。
公式サイトや公演情報はこちら:
コメント