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【ミュージックジェネレーション】令和世代が選んだ昭和・平成のラブソングSP|2025年6月12日放送

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ミュージックジェネレーション

令和世代に響く!昭和・平成ラブソングSPまとめ

2025年6月12日放送の「ミュージックジェネレーション」は、19時から90分の拡大スペシャルで放送され、テーマは「令和世代に刺さった昭和・平成のラブソング」でした。昭和・平成時代に生まれた名曲が、SNSやドラマ、カバーによって再び注目されている様子を多くのエピソードで紹介。世代を超えて歌い継がれている曲の魅力が詰まった内容となりました。

昭和・平成ラブソングが令和で再ブレイクした理由

令和の若者たちの間で、昭和・平成時代に生まれたラブソングが再び注目を集めています。その背景には、SNSや配信サービスの影響が大きく関わっていました。番組では、SNSをきっかけに人気が再燃した名曲がいくつも紹介されました。

たとえば、広瀬香美の「ロマンスの神様」は、TikTokでの“踊ってみた”動画が話題となり、2022年には「TikTok上半期トレンド大賞」を受賞しました。広瀬さんの力強い歌声とテンポの良いメロディが、短い動画でのリズムとマッチし、Z世代の心をつかんだようです。

続いて、大塚愛の「さくらんぼ」は、2017年にお笑いコンビ・にゃんこスターが「キングオブコント」で披露したネタに使われたことをきっかけに再注目されました。その後、2020年には韓国でもリバイバルヒットし、TikTokでの利用が急増。アジア全体で人気を集める結果となりました。

さらに、MONGOL800の「小さな恋のうた」は、歌い手・天月(あまつき)によるカバー動画がYouTubeで1億回再生を突破。原曲の持つ純粋なメッセージが現代の若者にも響いたことで、新たなファン層を獲得しています。

他にも以下のような例が挙げられました。

  • 村下孝蔵の「初恋」は、アニメの挿入歌として使用されたことで再注目。さらに2022年にはミュージックビデオが新たに制作され、YouTubeで200万回以上の再生数を記録。

  • 尾崎豊の「I LOVE YOU」は、Uruや川崎鷹也がカバーし、それぞれの表現で若い世代にも深く届いています。

  • 宇多田ヒカルの「First Love」は、2022年に配信ドラマとして映像化され、楽曲とストーリーがリンクすることで改めて注目を集めました。

また、ジブリ映画『魔女の宅急便』の主題歌としても知られる荒井由実(松任谷由実)の「ルージュの伝言」は、作品とともに今も多くの人に愛されています。

  • キャンディーズの「年下の男の子」は、幼稚園や小学校のおゆうぎ会などで使用されることもあり、自然と子どもたちにも親しまれるようになっています。

  • 松田聖子の「青い珊瑚礁」は、体育の授業でダンスとして扱われるなど、学校教育の場でも世代を超えて触れる機会が生まれています。

最後に、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」は、橋本愛や上白石萌音がカバーし、透明感のある声で歌い継がれたことで、原曲のよさを令和世代が再発見しています。

このように、カバー、SNS、ドラマ、アニメ、そして教育現場といった複数のきっかけが重なったことで、昭和・平成のラブソングが新たな形で息を吹き返し、令和の時代でも強い存在感を放っています。昔の曲でも今の気持ちに寄り添う歌詞やメロディは、時代を超えて共感され続けているのです。

ゲストが選ぶ“心に刺さった”ラブソング

番組では、出演ゲストそれぞれが自分の思い出に残るラブソングを紹介しました。どのエピソードも、家族との思い出や幼い頃の体験と結びついており、世代や時代を超えて愛され続ける名曲の力を感じさせました。

ひまひまさんが選んだのは、尾崎豊の「Oh My Little Girl」と湘南乃風の「純恋歌」でした。どちらも親の影響で聴くようになったそうで、家庭で自然に流れていた音楽が心に残っていることが語られました。「Oh My Little Girl」は尾崎豊の繊細な感情が伝わるバラードで、若い世代にも深く響く楽曲として知られています。

藤田ニコルさんは、ヒルクライムの「春夏秋冬」を挙げました。季節を通して変わらぬ想いを歌った歌詞に心を動かされたとのこと。彼女自身の成長や心情とも重なる部分があったのかもしれません。

平祐奈さんが選んだのは、山本リンダの「狂わせたいの」。幼少期にコンサートで山本リンダ本人の生歌を聴いた体験が強く印象に残っていると語りました。大人の魅力あふれるステージが幼い彼女の心を刺激したようです。

また、華原朋美の「I’m proud」については、藤田ニコルさんが姉の影響でMVを何度も見ていたというエピソードを披露。90年代を代表するラブソングのひとつとして、当時の映像とともに記憶に残っている様子でした。

さらに、岩井勇気さんは、スピッツによる「I’m proud」のカバーバージョンが存在することを紹介。オリジナルとは異なるアレンジの魅力にも言及され、ラブソングがカバーを通じて新たな広がりを見せていることが伝えられました。

こうしたゲストたちの選曲からは、それぞれが家族や記憶と結びついた特別な曲を持っていることが感じられました。ラブソングは時代が変わっても、聴く人の人生に寄り添い続ける存在であることが改めて浮き彫りになったコーナーでした。

令和世代が出会った新たなラブソングの入口

番組後半では、昭和・平成に生まれたラブソングが令和世代に再発見された経緯が、豊富な例とともに紹介されました。その多くは、カバーやSNS、テレビ番組での起用をきっかけに、新たなファン層に届いたものでした。

たとえば、杏里の「悲しみがとまらない」や石川ひとみの「まちぶせ」、安室奈美恵の「NEW LOOK」は、MISAMOによるカバーによって再評価されました。MISAMOは若者に人気のあるグループで、彼女たちの歌声とアレンジによって、原曲の魅力が新鮮な形で広がっています。

  • スピッツの「チェリー」は、King Gnuなどの人気アーティストが取り上げたことで注目を浴びました。

  • 中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」も、Adoがカバーしたことで再び話題となり、独自の表現力が新世代の感性に響いています。

徳永英明の「レイニーブルー」は、Little Glee Monsterのコーラスが際立つカバーバージョンが話題となり、幅広い世代に響く楽曲として再び脚光を浴びました。中島みゆきの「糸」は、菅田将暉と石崎ひゅーいのデュエット版が代表的なカバーとなり、心を打つハーモニーが多くの視聴者に届いています。

この「糸」はさらに、JUJUや柴咲コウといった女性アーティストにも歌い継がれ、それぞれの人生観や表現力によって楽曲の解釈に幅を持たせています。こうした多様なアプローチが、若い世代の共感を呼ぶポイントとなっています。

尾崎豊の「forget-me-not」も、TikTokの弾き語り動画を通して広まりました。短い映像でも伝わる歌詞の力とメロディの美しさが、改めて評価される結果となっています。

中森明菜の「セカンド・ラブ」や松田聖子の「赤いスイートピー」は、テレビ番組での特集やSNSの映像共有、親子の会話などを通じて自然と共有されるようになった曲です。世代を超えて楽しめる曲として、日常の中でも接する機会が増えています。

また、サザンオールスターズの「いとしのエリー」は、名曲としての普遍的な存在感が紹介され、昭和から令和まで長く愛されている理由に触れられていました。

これらの曲は、ただ“昔の名曲”というだけでなく、今を生きる若者たちの感情や価値観にも重なり合う内容を持っていることが共通しています。現代のメディアやアーティストたちの手を通して、新たな形で命を吹き込まれたラブソングたちが、再び多くの人々の心に届いているのです。

MUSIC MATCHINGのコーナーも放送

番組後半では「MUSIC MATCHING 私の人生に音楽をつけてください」のコーナーも放送されました。今回は藤田ニコルさんの幼少期のホームビデオに、母親が選んだSUPER BEAVERの「自慢になりたい」が流れ、感動的な演出となりました。また、小森隼さんは上野大樹の「て」を選曲し、個人的な思い出に重ねて紹介していました。

自由選曲コーナーでは懐かしの名曲も登場

最後は井森美幸さんとハライチの二人が自由に選曲するコーナーも放送。岩井勇気さんは爆弾ジョニーの「唯一人」、澤部佑さんはごまっとうの「Shall We Love?」、井森美幸さんは稲垣潤一の「ドラマティック・レイン」を選び、それぞれの音楽観がにじみ出る時間となっていました。

番組を通じて、ラブソングが時代を越えてどのように再評価され、令和世代の心に響いているかが丁寧に描かれました。視聴者にとっても、新たな名曲との出会いや、懐かしさに浸る機会となったことでしょう。次回の放送にも期待が高まります。

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