各務原市で話題!奥さんの反対を押し切って生まれた天然氷かき氷店「つどい」
2025年6月23日に東海テレビで放送された「ニュースONE」では、岐阜県各務原市にあるかき氷の人気店「つどい」が紹介されました。番組では、店主が妻の大反対を押し切って始めたという開業エピソードをはじめ、こだわりの天然氷や自家製シロップ、そしてパンケーキの人気まで、幅広く紹介されました。夏の暑さを吹き飛ばすようなかき氷と、人の想いが詰まったストーリーに注目が集まっています。
妻の反対を乗り越えて始まったかき氷店「つどい」の物語
番組の中で特に注目されたのが、店主の「つどい」開業にまつわるエピソードです。かき氷店を始めることを思いついたとき、奥さんは強く反対していたそうです。理由は、経営の不安やかき氷という季節商品のリスク。それでも店主は、自分が惚れ込んだ天然氷のおいしさを多くの人に届けたいという想いから、強い覚悟で開業を進めました。
反対されながらも、天然氷の仕入れルートを確保し、店舗を構え、設備を整えた店主。その熱意に少しずつ奥さんも理解を示すようになり、今では夫婦で協力して店を運営しています。番組では、開業当初の不安な時期や、最初のお客さんが来てくれたときの喜びなども丁寧に紹介されました。
南アルプス・八ヶ岳の天然氷を使用した特別なかき氷
「つどい」の最大の魅力は、南アルプス・八ヶ岳の天然氷を使っていることです。この氷は、標高の高い場所で作られ、80メートル掘った井戸水を使って冬の間にゆっくりと凍らせるという手間のかかる方法で作られます。そのため、透明度が高く、不純物の少ない氷ができあがります。
天然氷の特徴は、削ったときに空気を含んだようなふわふわの食感になることです。普通の冷凍庫で作った氷と違って、口の中に入れるとスッと溶けるやわらかさがあり、「まるで雪を食べているみたい」と感じる人が多いそうです。
番組では、店主が氷を丁寧に削っている様子も映され、1杯ずつ手作業で仕上げるこだわりが伝わってきました。
自家製シロップと彩り豊かなメニュー
「つどい」では、すべてのシロップを自家製で作っています。フルーツを丁寧に煮詰めて、香りや味を最大限に引き出すように工夫しており、いちご、マンゴー、抹茶、ミルクティーなど多彩な種類があります。果肉がごろっと入っているものも多く、見た目も華やかでSNSでも注目を集めています。
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人気メニューのひとつは「いちごスペシャル」。
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ふわふわ氷にたっぷりのいちごソースと練乳がかかり、爽やかな甘さが特徴です。
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季節ごとに限定メニューも登場し、リピーターも多く訪れています。
また、トッピングにも工夫があり、自家製のあんこやプリンなども選べるのが魅力のひとつです。
パンケーキも大人気!ふわとろ食感がクセになる
「つどい」はかき氷専門店ですが、実はパンケーキも大人気です。こちらは、スフレタイプのふわふわ食感で、注文を受けてから焼き上げるため、出来立てが味わえます。甘さは控えめで、メープルシロップや季節のフルーツと相性抜群です。
パンケーキは平日でも午前中に売り切れることがある人気商品で、パンケーキだけを食べに来るお客さんも多いとのこと。番組内でも、かき氷とパンケーキを一緒に頼むお客さんの様子が映され、「どちらも主役級のおいしさ」と紹介されていました。
店舗情報とアクセス方法
番組では「つどい」への行き方も詳しく紹介されていました。岐阜県各務原市の住宅街にありながら、駐車場も完備しており、車でも行きやすい立地です。店の周辺には、猫カフェなど癒やしスポットもあり、夏のレジャーとしてもおすすめです。
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店名:天然氷のかき氷 つどい
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住所:岐阜県各務原市鵜沼東町2-165-2
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駐車場:あり
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予約:電話・ホームページで受付(パンケーキ希望の場合は早めの予約推奨)
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アクセス:国道21号線や鵜沼ICから約10分程度
土日や夏休み期間は大変混み合うため、平日の開店直後に行くのがベストです。
店主の想いと未来への展望
「つどい」がここまでの人気店に成長したのは、天然氷へのこだわりと、お客さんへの誠実な姿勢があってこそです。最初は奥さんの反対もありましたが、地道な努力を続けてきたことで、今では各地から多くのお客さんが訪れるようになりました。
番組では、店主が「これからももっとおいしいかき氷を届けていきたい」と語っていた場面もあり、その真摯な姿が印象的でした。これからも「つどい」は、夏の風物詩として、多くの人の心を癒す存在になりそうです。
【出典・参考リンク】
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