黒板に命を吹き込むチョークアーティスト大川内隆雅さん|2025年7月4日放送
7月4日(金)の「めざましテレビ」の人気コーナー「キラビト!」では、黒板アートで注目を集めるチョークアーティストの大川内隆雅さんが紹介されます。黒板いっぱいに描かれる色鮮やかな絵は、まるで生きているかのように見えると話題です。動物をテーマにした作品が多い大川内さんですが、そこには特別な思いが込められています。今回の放送では、その魅力や知られざる経歴にも迫ります。
大川内隆雅さんのプロフィールとこれまでの歩み
大川内隆雅(おおかわち たかまさ)さんは、JCA日本チョークアート協会認定のアーティストです。協会のプロ養成講座を修了し、3級インストラクターの資格も持っています。もともとはアート一筋の人生ではなく、さまざまな経験を積んできました。
-
2013年、カナダのオタワに留学し、現地でオンタリオ州の認定資格を取得
-
帰国後は船旅に出たり、バーテンダー、バリスタ、紅茶マイスターとしても活動
-
多彩な経歴を生かし、2017年に横須賀市大津でアトリエ兼カフェバー「Owl’s Dream」をオープン
このアトリエではチョークアートの制作だけでなく、地域の人々が気軽に集える場所としても親しまれています。
チョークアート作品の特徴と活動内容
大川内さんの作品は、カフェやレストランのメニューボード、ウェルカムボード、似顔絵など、さまざまな場所で見ることができます。中でも人気なのがライブペイントです。その場で黒板に絵を描き上げていく姿は迫力があり、見る人を驚かせます。
大川内さんが使う画材は油性オイルパステルです。色を何度も重ね、指でぼかすことで、柔らかく立体的な仕上がりを実現します。特に動物の表情や毛並みがリアルに描かれ、生き生きとした印象を与えます。また、和太鼓奏者とのコラボレーションなど、音楽と一緒にアートを楽しめるパフォーマンスも行っています。
国際的な評価と受賞歴
大川内さんは国内外で高く評価されています。以下のような実績があります。
-
2018年「TVチャンピオン〜極〜」に出演し、セミファイナリストに選出
-
同年、東京都美術館の「現代童画展」で入選
-
ロンドン・アブダビの展覧会に出展し、アブダビで審査員特別賞を受賞
-
2020年、上野の森美術館全国選抜作家展で「マルセル・タイ賞」を受賞
-
2021年、東京芸術劇場とニューヨーク・カーネギーホールで行われた「国際平和展」に出品
このように、世界の舞台でもその才能を発揮しています。
地元・横須賀での活動と地域への思い
大川内さんは地元・横須賀を大切にし、地域に密着した活動も続けています。横須賀市野比の飲食店「にのみや」では、縦1.5メートル×横2.2メートルの大型ライブアートを制作しました。この時の様子はタウンニュースにも掲載され、多くの人がそのダイナミックな作品に魅了されました。
また、アトリエ「Owl’s Dream」ではワークショップを開催したり、地域のイベントにも積極的に参加。アートを通して人と人がつながる場所をつくっています。
めざましテレビ「キラビト!」の見どころ
7月4日(金)の「めざましテレビ」では、6時16分ごろから「キラビト!」コーナーで大川内さんが登場します。動物をモチーフにした作品に隠された特徴や、黒板アートへのこだわりについて紹介される予定です。
普段はなかなか見ることができない制作の裏側や、大川内さんの想いを知ることができる貴重な機会です。黒板いっぱいに広がる色鮮やかな世界を、ぜひテレビで楽しんでみてください。
大川内隆雅さんの主な活動・経歴一覧
年・出来事 | 内容 |
---|---|
2013年 | カナダ・オタワ留学、オンタリオ州認定資格取得 |
2017年 | アトリエ兼カフェバー「Owl’s Dream」オープン |
2018年 | TVチャンピオン〜極〜セミファイナリスト、現代童画展入選 |
2018年 | ロンドン・アブダビ展覧会出展、審査員特別賞受賞 |
2020年 | 上野の森美術館全国選抜作家展、マルセル・タイ賞受賞 |
2021年 | 国際平和展(東京芸術劇場・ニューヨーク)出品 |
大川内さんの作品は、ただの絵ではなく「心を動かすアート」です。今回の放送をきっかけに、多くの人がチョークアートの魅力にふれてくれることを期待しています。
コメント