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【めざましテレビ】パン袋の留め具が名画に!? 光と影で描くアーティスト佐藤江未さんの世界に迫る|キラビト特集|2025年7月9日放送

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めざましテレビ

光で浮かぶ“影の名画”が話題!アーティスト佐藤江未さんの不思議な世界|2025年7月9日放送

2025年7月9日(水)の『めざましテレビ』(フジテレビ系)内コーナー「キラビト!」では、光と影を使って作品を生み出す影アーティスト・佐藤江未(さとうえみ)さんが紹介されました。身近な素材に光を当てると、名画や人物のシルエットが浮かび上がるという驚きのアートで、視聴者に強い印象を残しました。今回の放送では、パンの袋の留め具(バッグ・クロージャー)を使った「民衆を導く自由の女神」の影アートも披露され、その完成度の高さに注目が集まりました。

光を当てると浮かび上がる「影の名画」

佐藤江未さんの作品は、一見するとごちゃごちゃと積み上げられた何かのパーツにしか見えません。でも特定の位置から光を当てると、影だけで構成された1枚の名画や人物のシルエットがはっきりと浮かび上がります。光の角度や素材の組み合わせが絶妙で、まるで魔法のように見える瞬間です。

今回紹介された作品の中で、特に印象的だったのがドラクロワの「民衆を導く自由の女神」を再現した影アート。使われた素材はなんと、パン袋をとめる小さなプラスチックの留め具。何気なく捨ててしまいそうな物が、光を当てることでまったく違う存在へと変わっていく、そのギャップに驚かされます。

こうした作品を作るためには、影の形だけでなく、光の強さや角度、素材の高さなど細かなバランスを何度も調整する必要があります。作品は「見る方向」や「照明の種類」が変わるだけで見え方がまったく変わるため、影アートの制作には根気と空間の感覚が必要です。

佐藤江未さんとは?

佐藤江未さんは、もともと舞台照明を専門とする仕事をしていた経験があります。その知識を生かして、2020年ごろから影アートを本格的に制作するようになりました。素材はすべて身近なものや廃材で、普段の生活では“いらないもの”とされる物に新しい価値を与える表現を続けています。

これまでに開催された個展は次の通りです。

タイトル テーマと内容
2020年 Lost and Found おとしもの 忘れられた物に光を当てて、新しい姿を見せる作品群
2021年 Pride of Materials あつまるとつよい 小さな部品が集まることで生まれる力や意味を表現
2022年 TWISTED ひねくれモノ 曲がったり折れたりした素材から、整った影を創出

彼女が影アートに込めている思いは、「光がなければ存在できない芸術」という言葉に表れています。作品は光が当たって初めて完成します。つまり、影だけではなく、光と影がセットになって初めて成り立つアートなのです。

作品に使われる素材はすべて手作業で組み立てられ、ひとつひとつの位置が絶妙に計算されています。観る角度や光の当たり方が少しでもズレると、影の形が崩れてしまうため、ほんの数ミリ単位の調整を繰り返して仕上げていくといいます。

今後の活動にも注目

佐藤さんは、今後はより大きな空間での作品展示や、街の建築・街灯を使った“まち全体を使った影アート”の構想もあると語っています。また、子ども向けのワークショップや教育分野との連携など、アートを通して驚きや学びを広げる活動にも意欲的です。

身近なものに新しい意味を与え、光が照らした瞬間に人々の心を動かす佐藤江未さんの影アート。これからますます話題を呼ぶこと間違いなしです。今回の「キラビト!」で紹介された作品の詳しい制作風景や、使用した素材の説明などは、放送後に公式SNSや特設ページでも公開される予定とのことです。


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