ヨーヨー世界王者・坂内元さんが登場!唯一無二の超絶パフォーマンスとは
2025年7月10日(木)放送の「めざましテレビ」(フジテレビ)の人気コーナー「キラビト!」には、ヨーヨー界の世界チャンピオン・坂内元(さかうち はじめ)さんが出演します。放送は朝6時16分ごろを予定。番組では、両手にヨーヨーを持って操る「2A」と呼ばれる難易度の高い部門で、世界王者に輝いた坂内さんが、世界でも数人しかできないという大技をテレビで披露します。子どもたちの憧れの存在である彼が、どんな人生を歩み、どのようにトップへと駆け上がったのか。その魅力にせまります。
小学2年生で出会った「ハイパーヨーヨー」が原点
坂内元さんのヨーヨー人生は、小学校2年生の頃のある出会いから始まりました。当時、全国的なブームとなっていた「ハイパーヨーヨー」。その中でも「フレイムウィング」というモデルに心を奪われたことがきっかけで、ヨーヨーにのめり込むようになったそうです。はじめは「技を決められると楽しい」という純粋な気持ちからスタートしましたが、その後8~9年にわたって熱心に練習を続け、国内外の大会で活躍する選手へと成長していきました。
坂内さんのすごさは、単に長い間やっているだけではありません。彼は毎日30分から1時間という時間を、限られたスペースの中で効率よく練習するというスタイルを大切にしています。部屋の中でも安全にできる技を選び、どんな環境でも練習できる工夫を取り入れてきました。
さらに、地域で行われる練習会やイベントにも積極的に参加。同じ志を持つ仲間たちと交流し、技術を磨き合うことで、お互いを高めあってきたといいます。環境や条件に左右されず、自分にできることをコツコツ続けてきたことが、世界で戦える実力につながっているのです。
両手で操る「2A」部門とは?驚きの難易度とパフォーマンス性
坂内さんが専門とするのは、2A(ツーハンドルーピング)と呼ばれるヨーヨーのスタイルです。これは、両手でひとつずつヨーヨーを持ち、同時に動かして技を決めていくスタイルで、ヨーヨーの中でもとくに難易度が高い部門として知られています。技を成功させるためには、回転の速度や軌道の正確さ、左右の手のバランス感覚が求められます。
また、演技には「フリースタイル」というジャンルもあり、これは音楽に合わせて3分間の技を自由に組み立てていく形式。坂内さんはこのフリースタイルでも高い評価を受けており、正確な構成と美しいリズム感で観客を魅了しています。1つひとつの動きが計算されていて、それでいて見た目にも楽しいという、芸術と技術の融合ともいえるスタイルです。
彼のように高いレベルで2Aを演じられる選手は、世界でもごくわずか。まさにトップ・オブ・トップの実力者です。テレビでその演技を見られる機会は貴重で、多くの視聴者がその神業に驚くこと間違いありません。
世界での評価と大会成績
坂内元さんは、国内外の数々の大会で優秀な成績を収めています。以下はその一部です。
年 | 大会名 | 部門 | 成績 |
---|---|---|---|
2018年 | WORLD YO-YO CONTEST(世界大会) | 2A部門 | 第8位入賞 |
2020年 | 日本ヨーヨーリーグ 関東大会 | 2A部門 | 優勝 |
不明 | 全国大会 | 2A部門 | 日本チャンピオン、世界大会準決勝シード権を獲得 |
これらの記録は、日本国内ではもちろん、世界でもその実力が認められている証拠です。特に、世界大会の2A部門で8位に入賞したことは、日本のヨーヨー界でも高く評価されています。
未来へ向けて、さらなる挑戦を続ける
坂内元さんは、今も日々の練習を大切にしながら、さらに上のステージを目指して活動を続けています。彼の演技は見ている人に驚きや楽しさを届けるだけでなく、「好きなことを続けるってすごい」というメッセージも同時に伝えてくれます。子どもたちにとっても、大人にとっても、彼の姿は大きな刺激になるはずです。
これから先、国内外の大会でどんな記録を残すのか、新しい技やパフォーマンスがどのように進化していくのか、坂内さんの未来からますます目が離せません。
ソース
コメント