東海ドまんなか！0404の日！“進化系”推し活であなたも元気に
推しを応援することで自分も元気になる「推し活」が、いま全国で大きな広がりを見せています。そのなかでも、東海地方の推し活は“距離が近い”ことが魅力として注目されています。NHK総合で2025年4月20日（日）午前4時30分から放送される『東海ドまんなか！0404の日！』では、「より近く、より熱く」をテーマにした、東海発の“進化系”推し活にスポットを当てて紹介されます。アイドルやアニメだけではない多様な推しの形と、そこに生まれる地域のつながりや活気を掘り下げていく内容となっています。放送後、詳しい内容が分かり次第、最新情報をお届けする予定です。
観客と俳優の距離わずか50センチ！大須商店街の新しい観劇スタイル
名古屋の大須商店街では、観客と舞台上の俳優との距離がわずか50センチという、これまでにない“近さ”の演劇体験が広がっています。この形式では、演者の細やかな目の動きや息遣いまで感じられるほどの距離で観劇できるため、まるで物語の中に入り込んだような没入感が得られるのが特長です。
この近距離演劇の拠点の一つが、大須にある大須演芸場です。ここでは、毎月1日から7日までの1週間、落語・講談・漫才・曲芸などの定席寄席が行われており、東海地方で唯一の常設寄席小屋として長年親しまれています。出演者との距離が非常に近いため、笑い声や拍手の反応もダイレクトに伝わり、演者と観客が一体となる空間が生まれています。
さらに、大須では毎年10月に開催される「大須大道町人祭」も有名です。商店街全体がステージとなり、ジャグリング・パントマイム・舞踏などの大道芸人たちが各所に出現。1978年の初開催以来、地元住民や観光客に親しまれてきたこのイベントでは、芸人と観客が視線を合わせて交流する独特の温かさが感じられます。観客は決して“ただの観る側”ではなく、“参加する推し活”として楽しむことができるのです。
添い寝気分まで味わえる？東海オンエアのファン向けホテル「ほてる小栁津」
愛知県岡崎市には、チャンネル登録者数700万人を超える人気YouTuberグループ「東海オンエア」の世界観を体感できる宿泊施設、「ほてる小栁津（おやいづ）」が2024年3月にオープンしました。プロデュースしたのはメンバーのてつやさん。ここはファンにとって“推しと過ごせる”夢のような空間です。
ホテルには、スタンダードルームのほか、各メンバーのキャラクターやイメージを反映したコンセプトルームが用意されています。中でも話題になっているのが、「てつや溺愛ルーム」や「ガスイエロー（しばゆー）」、「ライブグリーン（としみつ）」といった個性あふれる部屋。壁紙やベッドカバー、照明まで推しの世界観に統一されており、まるで添い寝しているかのような“錯覚体験”ができます。
また、宿泊者にはメンバーカラーのミネラルウォーターや、「R COFFEE STAND」とコラボしたドリンクが提供され、東海オンエアファンにはたまらない特典が盛りだくさん。チェックイン時にもらえる宿泊記念証は、岡崎市内の一部提携店舗で使えるサービスも付いており、ホテルを起点とした“推し活聖地巡礼”にも最適です。
アクセスも良好で、名鉄バス「伊賀町ほてる小栁津前」バス停から徒歩3分。愛知環状鉄道「北岡崎駅」から徒歩11分、名鉄「東岡崎駅」からバスで15分〜20分ほどで到着できます。
地元の技術で「推し活を推す」！ものづくりと推しエコノミーの連携
番組では、ものづくりの町・東海エリアが持つ技術力と推し活の融合にも注目。アクリルスタンド、缶バッジ、推しぬい用のミニ家具など、オリジナルグッズの制作を地元企業が手がける事例が増えており、「推し活を推す産業」が静かに成長しています。
こうした取り組みは、ファンの心をつかむだけでなく、地域経済を活性化させる新しいエンジンとして期待されています。中には、推し活専用のクラフト体験ができるワークショップや、カスタムオーダーが可能な工房も登場しており、世界に一つだけの“自分だけの推しアイテム”をつくる文化が根付いてきました。
推し活が変える地域と人のつながり
番組の案内役は、新キャスターの原大策さん。そしてゲストには麻木久仁子さんと、エンタメ社会学者の中山淳雄さんが出演します。番組では、推し活が個人の心を元気にするだけでなく、まちのにぎわいや人の交流を生み出す力があることに着目。さまざまな視点から“進化系推し活”を掘り下げます。
「推しを応援する」という行動が、日常に彩りを添え、地域全体を活性化させていく——そんな明るい未来へのヒントが詰まった27分間となりそうです。
放送後、詳しい内容が分かり次第、最新の情報を更新します。どうぞお楽しみに。
※放送の内容と異なる場合があります。ご了承ください。
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