27年ぶりの夫婦旅行へ出発!留守番チームの大奮闘ドキュメント
2025年6月9日放送の『密着!15人大家族 うるしやま家』では、結婚以来初めての“夫婦旅行”に出かけるかづきママととおるパパ、そしてその間に家族を支えた子どもたちの奮闘が描かれました。27年間ずっと家族のために走り続けてきたママのご褒美とも言える1泊2日の旅。それを実現させたのは、ママの健康を気づかう長女の一言からでした。病気を乗り越えたママ、家事を担った姉妹、そしてお留守番するきょうだいたちの姿が丁寧に映し出されました。
結婚して27年、初めての夫婦旅行に挑戦!
2024年11月、長女が一時帰省したことをきっかけに、かづきママへ旅行を提案します。1年半前に脳動脈瘤の手術を乗り越えたママの体調も安定してきた今、少しでもリフレッシュしてほしいという気持ちが込められていました。実はこの夫婦、27年間一度も夫婦旅行をしたことがなかったのです。旅行を決めたママは末っ子も連れて行くことに。そして、家に残るきょうだいたちの面倒は長女と次女が引き受けることに決まりました。両親が2人そろって家を空けるのは大家族うるしやま家史上初の出来事でした。
旅行当日、ママとパパと末っ子の3人は熱海へ向けて出発。にぎやかな毎日から離れて、電車の中からすでに穏やかな空気が流れます。旅館に到着すると、2人の表情はまるで新婚旅行中のカップルのようにやわらかく、和やかな時間が流れていきます。
家に残った長女と次女、大忙しのスケジュールに奮闘!
一方の自宅では、長女が早速お留守番チームのリーダーとして奮闘。ママがいつもやっている緻密なスケジュールをこなすべく、兄弟たちが帰宅する前に夕食の買い出しに出かけようとするも、予想より早く帰ってきたため予定変更に。宿題をさせて明日の準備、さらに習い事の送迎と、1人では手が回らなくなっていきます。
そこへ次女が大学から帰宅。2人でタッグを組んで、夕方以降の送迎・料理に取り組みます。長女は買い出しを済ませ、次女は料理の仕上げ。小学生たちを習い事から迎えに行き、初めての「パパとママがいない夕食」にたどり着きます。夜はさらに、洗濯物、食器洗い、お風呂の準備とやることが尽きません。次女はこの日、3回目のお迎えに出かけるほど忙しく、2人ともノンストップで動き続けました。
・夕食の準備と送迎が同時進行
・夕食後の洗濯や後片付けが深夜まで続く
・長女は午前5時に起床し、朝食を作り始める
気づけば夜11時。ようやく子どもたちが落ち着いた頃、2人は改めてかづきママの毎日の大変さを実感することになります。
旅行2日目、朝から晩まで再び大忙し!
2日目の朝、キッチンには朝5時に起きた長女の姿。朝食作りから1日が始まります。次女は朝から洗濯物をまわし、兄弟たちも順に起床。小学生たちを登校させるまでが朝の勝負です。次女はゴミ捨て担当を任され、この2日間で出たゴミはなんと8袋にもなり、何度もゴミ捨て場まで往復しました。この日はきょうだいたちが協力してくれたおかげで作業も少しスムーズに。
登校後も家の中には大量の洗濯物が残っており、朝食の後片付けが終わった頃にはすでに午前9時。2人はついにベッドに横たわり、ほんの10分後には寝入ってしまいました。
両親が帰宅!お土産とともに家族の再会
午後4時、ようやくパパとママが帰宅。かづきママは手に持ちきれないほどの大量のお土産を携えて戻ってきました。旅行中に見た景色、感じた空気、そして食べたごはんを嬉しそうに語るママ。長女と次女も、やりきった充実感と安心感に包まれていました。たった2日間でしたが、家族全員にとってとても大きな経験になったことは間違いありません。
この放送は、日常の中にある“家族のかたち”や、“思いやりの連鎖”を静かに伝えてくれました。育児や家事は当たり前に回っているように見えても、実は多くの人の努力に支えられていることを、視聴者に改めて教えてくれる内容でした。かづきママととおるパパのやさしい時間、そしてそれを支えた子どもたちのがんばり。どちらも見逃せない、心があたたまる30分でした。
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