さつま揚げをカラッとフライに!夏にぴったりの爽やかオクラソース
2025年6月10日放送の「ノンストップ!」火曜日恒例の人気コーナー「笠原将弘のおかず道場」では、和食のプロ・笠原将弘さんが夏にぴったりの揚げ物メニュー「さつま揚げフライ」を紹介しました。魚の旨みが詰まったさつま揚げをフライにして、さらにオクラを使った爽やかなとろろ風ソースで仕上げる一品です。揚げ物でも後味は軽やかで、レモンを添えて味のバランスも抜群。副菜としても、お酒のおつまみとしても活躍するレシピになっています。
さつま揚げフライの魅力と調理のポイント
さつま揚げはもともと魚のすり身を揚げた練り製品で、旨みがぎゅっと詰まっています。これを衣をつけてさらにフライにすることで、外はサクサク、中はふんわりとした食感に仕上がります。
今回はそこに夏野菜の代表格・オクラを使ったソースを合わせます。包丁で細かくたたいたオクラを酢やサラダ油で味付けし、さっぱりとしたアクセントに。このソースが、さつま揚げの旨みを引き立てながらも油っぽさを感じさせず、食欲がない日でも食べやすい一品となっています。
調理の流れは以下の通りです。
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オクラの板ずりと湯通しで食感を整える
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たたいてとろろ状にし、さっぱりとした合わせ酢でソースに
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さつま揚げとシシトウに衣をつけてフライにする
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揚げたてをカットして盛りつけ、レモンとソースで仕上げる
衣をつける工程では、シシトウも一緒に揚げるのがポイントです。少しピリッとした風味が全体の味を引き締めてくれます。
さつま揚げフライの材料と作り方
■材料(4人分)
さつま揚げ…8枚
オクラ…8本
塩…少し
A:酢…大さじ2、サラダ油…大さじ1、砂糖…小さじ1、塩・コショウ…各少し
シシトウ…8本
小麦粉…適量
溶き卵…2個分
パン粉・揚げ油…各適量
レモン(くし形切り)…1/2個
■作り方
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オクラはヘタとガクを除き、塩をまぶして板ずりする。
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熱湯でさっとゆでて氷水に取り、水気をしっかりきる。包丁で細かくたたいてとろろ状にし、Aと混ぜてソースを作る。
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シシトウはヘタを取り、破裂防止のために包丁で切り目を入れる。さつま揚げとともに小麦粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつける。
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フライパンに油を2cmの深さまで注ぎ、170度に熱して揚げる。きつね色になったら取り出し、油をよくきる。
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さつま揚げを食べやすい大きさに切り、シシトウと一緒に器に盛りつける。レモンを添え、②のソースをかけて完成。
1人分のカロリーは544kcal。主菜としてちょうどよく、栄養バランスも良好です。揚げ物ながらも軽やかな味わいで、家庭でも取り入れやすいレシピです。
家庭でも楽しめるプロの味
この日の「おかず道場」では、プロならではのひと手間や工夫が光りました。とくに、オクラをたたいてソースにする技は、家庭料理ではあまり見かけない発想かもしれませんが、夏場にぴったりの技法です。味に変化が出るだけでなく、栄養価の高いオクラをたっぷり摂れる点も嬉しいポイントです。
また、魚のすり身で作られたさつま揚げをさらに揚げることで、食べごたえがアップし、ボリュームのある主菜になります。パン粉の衣が香ばしく、さつま揚げの旨みを閉じ込めてくれるため、お弁当のおかずにも最適です。
夏野菜と合わせることで見た目にも鮮やかで、食卓が華やかになります。おもてなしや特別な日の一品にも使えるレシピです。
放送内容のまとめ
今回の放送では、さつま揚げを活用した簡単で見映えのするフライ料理を紹介しました。特別な食材は使わず、家庭でそろえやすい材料で作れるのが魅力です。オクラソースのようなひと工夫を加えることで、和食の幅が広がり、家庭料理のレベルアップにもつながります。
笠原将弘さんのレシピは、どれも気軽にチャレンジできる工夫が盛り込まれており、毎週の放送が楽しみになります。次回の放送も見逃せません。
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