梅雨入り直前の今こそ実践したい!ダニを防ぐ寝具ケア新常識
2025年6月10日(火)のフジテレビ『ノンストップ!』では、関東地方での梅雨入りが予想される中、見逃せない生活情報として「ダニを防ぐ寝具ケアの新常識」が紹介されました。取り上げられたのは、「タブロイド・ザ・ライフ」のコーナー。6月から7月にかけて、特にダニの繁殖がピークを迎えるこの時期に備えて、上級睡眠健康指導士の加賀照虎さんが誰でも簡単にできる寝具のお手入れ法を教えてくれました。多くの人が知らずにやってしまっているNG行動も詳しく紹介されており、目からウロコの情報が満載の内容でした。
朝のベッドメイクは逆効果!?湿気対策の基本
梅雨時の寝具ケアで最初に注目されたのは、「朝のベッドメイクはNG」という内容です。多くの人が朝起きたらすぐに布団を整えるのが良い習慣だと思いがちですが、実はこれがダニやカビの温床になる可能性があるとのことです。人は睡眠中に平均して200mlもの汗をかくと言われており、朝の時点では布団やマットレスが湿った状態になっています。
・掛け布団はすぐに整えず、めくって空気に触れさせる
・ベッドに風を通し、湿気を逃がすことが大切
このように、見た目を整えるよりも、まずは湿気対策を優先することが基本と紹介されました。
シーツの外し方にも注意!ダニを舞い上げないために
次に紹介されたのは、「シーツを勢いよく外すのはNG」という新常識です。寝具には人の皮脂やフケなどが付着していますが、それをバサッと外すことで空気中に舞い上がり、マットレス全体に広がってしまう危険があるそうです。特にダニはこうした汚れをエサにして増殖するため、静かに外してゴミを拡散させない工夫が必要です。
・シーツはゆっくりと折りたたむように外す
・外したらすぐに洗濯機に入れる
こうした小さな配慮の積み重ねが、寝具全体の清潔さを保つことにつながると伝えられました。
布団は叩かない!間違った干し方がダニをまき散らす
「布団を干す時にバンバン叩くのはNG」という話題もありました。多くの人が日常的に行っているこの行為ですが、実はこれは逆効果。布団の奥に潜んでいるダニの死骸やホコリを空中に舞い上げてしまい、吸い込むリスクがあると解説されました。
・布団は軽く手で払う程度にする
・ダニ対策には熱と乾燥が有効であり、叩くことでは除去できない
このことからも、布団の正しい干し方を知ることがとても大切だと分かります。
部屋干しでも十分!乾燥機と風通しを味方に
意外と知られていないのが、「布団は部屋干しでもOK」という新常識です。これまで布団は天日干しが一番だと思われがちでしたが、乾燥機を使った室内干しでも十分にダニ・湿気対策が可能であることが紹介されました。
・布団乾燥機を活用することで、湿気と臭いを同時に除去
・窓を開けて風を通し、部屋の空気を動かすことが大切
この方法なら、天気の悪い梅雨時期でも無理せず寝具の手入れができると注目されていました。
マットレスは裏側に注目!風通しが命
さらに、見落とされがちなのが「マットレスの裏を乾かす」というポイントです。マットレスは表面ばかりに目がいきがちですが、実は裏側に湿気がたまりやすく、カビの原因になることもあるのです。
・マットレスの下に雑誌や箱を置き隙間をつくる
・そこに扇風機で風を当てて通気を確保
この手軽なテクニックを加えるだけで、マットレスの寿命を延ばし、清潔に保つことができると紹介されました。
椅子2脚でできる“コの字”干しで効率よく乾燥
最後に紹介されたのは「布団の“コの字”干し」という干し方です。これは、椅子を2脚使って簡単にできる方法で、部屋干しでも効果的に風が通る干し方として注目されていました。
・背もたれを向かい合わせにした椅子に、敷布団と掛け布団をかけて“コの字”形に
・その状態で扇風機を使って風を当てる
この方法は、省スペースでできるのにしっかり乾燥できるため、特に梅雨時の室内干しにおすすめとされています。
まとめ
このように、『ノンストップ!』で紹介された6つの寝具ケアの新常識は、どれも科学的な根拠に基づいた内容で、すぐに実践可能なものばかりでした。知らずにやっていた習慣を見直すだけで、カビやダニを防ぎ、健康的な睡眠環境を作ることができます。特別な道具や大がかりな準備も必要なく、日々のちょっとした工夫で効果が期待できることから、これからの梅雨シーズンにぜひ取り入れておきたい内容でした。
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