【認知症予防】心理療法「回想法」解説と効果
人は高齢になり、死が近づくにつれ、
過去を回想する頻度が高まってきます。
これは、その人が歩んできた人生を振り返って、
整理して、その意味を模索しようとする、
人間的に、ごく自然な過程であるそうです。
こうした高齢者の、過去の回想に、
専門家、もしくは家族、介護士など、聞く耳をもって、
意図的に介入して、支持する技法を『回想法』といいます。
まあようするに、「高齢者の昔の話を、
親身になって聞くことですね。」
何か変に構えてしまって、高齢者と、
上手にしゃべることができなくて、
苦手意識持っていませんか?
高齢者の昔の話を、引き出して会話の糸口を見つけたら、
後は、スイスイ話ができてしまっていることがあります。
そんな『回想法』について、詳しい効果や、解説、
基本的なテクニックなど、ご紹介します。
『回想法の解説 認知症を予防する効果について』
「アピス ファミケア.jp 〜家庭介護を動画で応援〜 http://www.fami-care.jp 認知症は誰しもなり得る病気であり、症状の進行を遅らせることはできても、現在特効薬は開発されておりません。 しかしながら、認知症の進行を遅らせることはできるのではないでしょうか。 今回は、脳を活性化させるための「回想法」の効果について、 心理カウンセラーの大橋さんにご解説して頂きます。 <ご出演> 株式会社エクセリーベ 代表取締役 大橋 稔 さん ホームページ http://www.exceliebe.com/
回想法の解説
- その方の一番思い出深いエピソードを、いかに話してもらえるか
回想法の効果
-
- 脳の活性化に使がる
- 見た目の変化も、大きく出てくる
- 本当の意味で(話し相手を)理解できる
『回想法の基本のテクニック』
「アピス ファミケア.jp 〜家庭介護を動画で応援〜 http://www.fami-care.jp 最近の介護でよく耳にする回想法。「回想法とは?」やその効果について前回の動画(https://www.youtube.com/watch?v=x9wc5… 今回は、実際にどのように通常の会話で活用するのか、どういう話題が適しているかなどを、カウンセラーの大橋さんにご解説いただきます。 <ご出演> 株式会社エクセリーベ 代表取締役 大橋 稔 さん
基本のテクニック
- 短い質問をすることを、心がける
- 声が低いほど、高齢者は聞き取りやすい
- 目線を相手に合わせる(相手を尊重する)
話す内容について
- (家族以外の場合)名前で呼ぶ 女性の場合は、下の名前で呼ばれる経験が少ない
話の聞き方について
- 認めて否定せずに、受け止めてあげる(ご本人にとっては事実 否定ではなく話を膨らませてあげる)
質問する内容について
- 小さい頃の話
- 生まれ故郷の話
- 兄弟の話
- 輝いていたころの話
動画を見ていたいて、どうでしょうか?
今すぐ、高齢者と話をしたくなりませんでしたか?
ぜひ参考にしてみてください。
以上です。
ぜひあなたの現場でも試してみてください。