健康運動指導士とは?役割は?
まず健康運動指導士とは、
どういったものなのかを説明します。
『健康運動指導士とは』
実施するための運動プログラムの作成及び指導を行う者
とされています。
もうちょっと詳しく説明すると。
保健医療関係者と連携し、個々の心身状態に合わせた、
安全で効果的な運動を実践するためのさまざまな取り組みを行っていて、
主な仕事内容として以下のようなものがあります。
- 個々の運動プログラムを作成する
- 実践する指導計画の調整をおこなう
- 運動指導に直接携わる
現代の日本人は、生活習慣病や少子高齢化が進んでいます。
そのため健康運動指導士の活躍が、
大きな影響を及ぼすことになるのではと期待されています。
そんな健康運動指導士が職員向け勉強会の様子を見ていただいて、
あなたの介護の現場の参考にしてもらいたいです。
健康運動指導士が教える 介護の現場で出来る体操の勉強会の様子
腕を使う 上肢体操
2拍子 3拍子
右手を2拍子、左手3拍子の運動。
右手と左手違う動きをすることで頭を働かせながら、
体を動かす運動です。(右手と左手入れ替える)
ポイント
参加者が間違わずにやるというより、間違いに気づくことが大事
3動作(123)(赤青黄)
1番と言ったら 前にならえ
2番と言ったら 腰に手を
3番と言ったら 肩に手を
次々に番号を言って、その動きをしてもらう
赤と言ったら 両手を開く
青と言ったら 両手を高く上にあげる
黄色と言ったら 両手たたく
次々に色を言って、その動きをしてもらう
次に、声ではなく色で識別
赤、青、黄色の旗を上げて、その動きをしてもらう
最後に123と赤青黄を全部ごちゃ混ぜで、その動きをしてもらう
ポイント
同じ動作をしていても、
聴覚と視覚、違った神経をつかって運動ができる。
声を出す 嚥下体操
対話脳トレ(犬猫)
犬と言ったら ワンと言う
猫と言ったら ニャーと言う
ワンと言ったら 犬と言う
ニャーと言ったら 猫と言う
昭和と言ったら 平成と言う
平成と言ったら 令和と言う
大正と言ったら 昭和と言う
次は逆に
昭和と言ったら 大正と言う
平成と言ったら 昭和と言う
大正と言ったら ・・・・・
ポイント
人数が多いと盛り上がりやすい
掛け合いではなく、連想させることで、脳トレに非常に効果がある。
足と手を使う
足V字 手→クロス
座った状態でかかとを付けて、気を付けの状態から
つま先開いてVの字
Vの字からかかとを開いて平行に
かかとを戻してVの字に
つま先戻して気を付け
手の動きを加える
例えば、手を太ももの上でクロスする動きを加える
足開閉 手→たたく
座った状態でひざを伸ばす
その状態で足を開いたり閉じた
手をたたいたり開いたりの運動を加える
効果
太ももの外側の筋肉をつけることができ、
歩いてるときの歩行状態を良くする。
リズム足踏み
足踏みをしながら高い位置で止めていく(3で止める)
3で手をたたく
3で手を開く
簡単な計算問題を加えて、決められた答えの時手をたたくそれ以外の答えは手を開く
まとめ
どうでしたか?
勉強会の様子を一緒に参加しているかのように見れるのは、
とても参考になりますよね。
体操の合間にも、色々ためになる事をおっしゃっていますので。
ぜひ最後までじっくりと視聴していただきたいです。
健康運動指導士というプロが、指導していますので、
とても貴重な体験だと思います。
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