2024年6月26日放送の「ホンマでっか!?TV」では、すべての健康は腸からというテーマで最新の腸活に関する情報が紹介されました。出演者たちが実際に体験した腸活の効果や、専門家による腸内環境を整えるための具体的なアドバイスが満載です。今回は、腸活が記憶力や健康に与える影響についての驚くべき事実や、腸内環境を改善するためのおすすめ食材やレシピを詳しく紹介します。
最新腸活で記憶力アップ?
乳酸菌と記憶力の関係
番組では、梶本修身氏がマウスを使った実験で、腸内に乳酸菌が多いほど記憶力も高かったという結果を紹介しました。乳酸菌が作る乳酸が脳の栄養源となり、記憶力を高めるという説が有力視されています。明石家さんまは、自分の記憶力について「いいことばかり思い出せない」と語り、悪い思い出の方がインパクトが強く忘れられないと指摘されました。
腸内細菌のエサになる食材
桐村里紗氏は、腸内細菌のエサとなるのは食物繊維の他、未消化で腸まで届く穀物が重要だと述べました。キャベツだけを食べるのは好ましくなく、水溶性食物繊維やオリゴ糖、レジスタントスターチが含まれる食材を摂ることを推奨しています。特に、さつまいもや海藻、大麦などが効果的です。小杉竜一は、桐村氏がプロデュースしたオートミールを食べて快便になったと述べています。
グアーガム分解物の効果
井上亮氏は、グアー豆から作られるグアーガム分解物が水溶性食物繊維が豊富で便秘改善に効果的だと紹介しました。水に溶けやすく、風味も変わらないため、日常的に取り入れやすいとされています。これにより、睡眠の質が改善されたという報告もあります。
もち麦と温泉の効果
岸村康代氏は、もち麦が水溶性食物繊維を多く含むため、腸内環境を整えるのに最適だと述べました。もち麦をサラダやミネストローネにトッピングすることを勧めています。また、池田清彦氏は、温泉に含まれる微量成分が皮膚から入り、腸内細菌に影響を与えるという論説を紹介し、入浴の効果を強調しました。さらに、梶本修身氏は週に3回の日光浴が腸活に効果的であると述べ、腸内細菌の多様性が増し、バランスが良くなるとされています。
タンパク質の摂取と腸内環境
井上亮氏は、タンパク質の摂りすぎが腸内環境を悪化させると警鐘を鳴らしました。大腸に届いたタンパク質が腸内細菌によって腐敗産物に変わり、過剰摂取は栄養にならず、筋肉がつきづらくなるとされています。梶本修身氏は、日本人の7~8人に1人が過敏性腸症候群であるとし、お腹がゆるくて困っている人には麦を避けることを勧めています。パンを米に、うどんを蕎麦に変えることが推奨されています。
レジスタントスターチの重要性
桐村里紗氏は、レジスタントスターチが多く含まれるアルデンテのパスタや冷製パスタが腸活に良いと紹介しました。レジスタントスターチは冷えた状態の方が効果的であり、寿司飯もおすすめです。さらに、桐村氏は腸内細菌の多様性を高めるためには、多様な食材を摂ることが重要だと強調しました。
腸活におすすめのレシピ
桐村里紗氏は、さつまいもの皮と小豆を使った「芋豆おむすび」を紹介しました。このおむすびには、ポリフェノールが豊富に含まれており、腸内細菌のエサとなるため、腸内環境を整えるのに効果的です。また、井上亮氏は、全粒パンに納豆とピザ用チーズを乗せたトーストを紹介し、食物繊維が多く摂取できると述べました。
便移植と腸内細菌
便移植の話題では、健康な人の便から良い腸内細菌を移植する試みが紹介されました。桐村里紗氏は、腸内細菌が好む食材を摂り続けることで、自然と美味しく感じるようになると説明しました。磯野貴理子は便移植によって性格が変わるのではないかと心配し、兼近大樹は「りんたろー。さんの貰ったら、全ての才能が失われる」と冗談を交えて語りました。
まとめ
最新の腸活情報が満載の「ホンマでっか!?TV」の放送内容を通じて、腸内環境を整えるための具体的な方法が多数紹介されました。乳酸菌や水溶性食物繊維、レジスタントスターチなどを意識して取り入れ、健康的な生活を目指しましょう。腸内細菌の多様性を高めることで、体全体の健康が改善される可能性があります。腸活を日常生活に取り入れて、より良い健康を手に入れましょう。
コメント