亀戸でじわっと見えてきた街と齋藤陽アナの素顔
このページでは『モヤモヤさまぁ〜ず2(2025年12月13日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
今回の舞台は江東区・亀戸。派手な観光地ではないけれど、人の思いや工夫が静かに積み重なってきた街です。そんな亀戸を歩く中で、齋藤陽アナウンサーの意外な一面が次々と明らかになり、街と人がゆるやかにつながっていく様子が描かれました。
亀戸スタートの街ブラが生む独特の空気感
オープニングでは、亀戸にちなんだテレビ関連商品や、モヤモヤPOINTとして登場する『あややのモノマネ』など、肩の力が抜けた雰囲気で番組が始まります。
大竹一樹、三村マサカズ、齋藤陽の3人が亀戸の街に足を踏み入れると、何気ない風景やお店が自然と笑いに変わっていきます。
今回は亀戸天神社周辺からぶらぶらスタート。観光名所として知られる場所から少し外れたところに、この街ならではの「モヤモヤ」が詰まっていることを、番組は丁寧に拾っていきます。
「突然カノン散歩」という謎の流れも、説明されないまま進むことで、逆に街ブラの自由さが際立ちます。
紙飛行機サイエンスが映し出す大人の本気と遊び心
最初に立ち寄った『紙飛行機サイエンス』は、亀戸に拠点を置く活動で、紙飛行機を通して科学の面白さを伝えています。
理事長は脱サラしてこの世界に飛び込み、紙飛行機の研究を続けながら、子ども向けのワークショップを開催。
誰でも作れる形なのに、よく飛ぶ。その裏には空気の流れや重心といった理論があり、「遊び」と「学び」が自然に結びついています。
番組では、難しい説明に寄りすぎず、「なぜ飛ぶのか」を体で感じる楽しさが伝わる場面が印象的でした。
この空間でのやり取りを通して、齋藤アナが相手の話をすっと理解し、言葉を選びながら反応していく姿が映し出されます。
報道や実況とは違う、街ブラならではのコミュニケーション力が、ここで「マル秘能力」として浮かび上がってきました。
人楽に感じる亀戸の人との距離の近さ
番組に登場した『人楽』は、細かい説明がなくても、「人が集い、楽しみを共有する場」として描かれていました。
亀戸という街は、特別なイベントがなくても、人と人が自然につながる空気があります。
商店街や地域活動が日常の延長線にあり、「やってみよう」が形になる。この街の柔らかさが、街ブラを通して静かに伝わってきます。
もつぬに詰まった下町の発想力
グルメパートでまず登場したのが『もつぬ』。
名前の由来は「もつ煮を超えていこう」。そこに「ぬ」を足した、どこか力の抜けたネーミングです。
価格は500円と手に取りやすく、屋台感覚で楽しめる一品。
高級路線ではなく、「また食べたくなる味」を目指していることが、言葉の端々から伝わります。
こうした一品が自然に街に根付いているのも、亀戸らしさの一つです。
もんじゃ焼たあとるで見える挑戦と安心感
続いて訪れたのが、亀戸五丁目中央通り商店街にある『もんじゃ焼 たあとる』。
1番人気は明太もちチーズ、2番が真っ赤なトマトもんじゃ、3番がぎょうざもんじゃ。
定番と変わり種のバランスがよく、日々新しいもんじゃを開発しているお店です。
ただし、冒険しないことでおなじみの三人は、「たあとるもんじゃ+ベビースターラーメン」を注文。
新しさを追いかける店と、安心を選ぶ食べ手。その対比も、この番組ならではの面白さです。
亀戸の商店街が、挑戦と定番の両方を受け止めていることが、自然と伝わってきます。
バイオリンがつないだカメリンさんと齋藤アナの記憶
街ブラの中盤で登場したのが、バイオリン奏者のカメリンさん。
育休中の会社員で、ボランティア団体としてパパ・ママ向けの活動を行い、児童館で出会った音楽好きの親たちと演奏会を開いています。
「楽器が弾ける人が意外と多い」という気づきから始まった活動は、亀戸という地域性とも重なります。
ここで語られたのが、齋藤アナの過去。
幼少期から弦楽器の合奏団に所属し、10年間バイオリンを習っていたという事実が明かされます。
ただのプロフィール紹介ではなく、今の齋藤アナの落ち着いた立ち振る舞いと、音楽経験が自然につながる場面でした。
ペット写真館JIGGAJIにあふれるインコ愛
次に訪れた『ペット写真館 JIGGAJI』では、社長のインコ愛が全開。
インコが好きすぎて毎日一緒に出勤し、生活の中心が「インコファースト」になっているというエピソードが紹介されました。
ペットを家族として大切にする姿勢が、スタジオの空気そのものになっていて、笑いと同時に温かさが残ります。
カフェ・パークサイドで味わう世界旅行気分
街ブラの締めに登場したのが『カフェ・パークサイド』。
店内のモニターには世界各国の風景が映し出され、デジタルサイネージを使って客のリクエストにも応えます。
コロナ禍でも海外気分を楽しんでほしいという思いから始まったこの仕掛けは、今も店の個性として続いています。
ここで齋藤アナが語ったのが、ウィーンで食べた『ザッハトルテ』の思い出。
「意外と苦みがあって美味しかった」という一言が、映像の風景と重なり、カフェのコンセプトをよりはっきりと印象づけました。
まとめ
今回の亀戸編は、派手な出来事よりも、人の思いや積み重ねが印象に残る回でした。
紙飛行機、音楽、食、ペット、旅気分のカフェ。どれも特別すぎないけれど、確かにここにしかないものです。
そして、その中で浮かび上がった齋藤陽アナの新しい一面。
街と人をゆっくり歩くことで見えてくる魅力を、改めて感じさせてくれる放送でした。


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