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【ナニコレ珍百景】都井岬とは?御崎馬が暮らす宮崎・串間市の半島の先っちょと幸島サルの真実|2026年2月15日

ナニコレ珍百景

宮崎・都井岬に広がる野生の楽園

このページでは『ナニコレ珍百景(2026年2月15日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

宮崎の“半島の先っちょ”にあるのは、草原を歩く御崎馬と、近くの幸島に暮らすニホンザルという本物の自然です。舞台は宮崎県串間市の都井岬。観光地というより、生きものが主役の場所。青い海と広い空の下で、今も守られ続ける貴重な風景を詳しく紹介します。

宮崎の“半島の先っちょ”は都井岬です

このページでは『ナニコレ珍百景(2026年2月15日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

宮崎の“半島の先っちょ”で、野生のサルや馬がいる場所。
それは宮崎県串間市にある都井岬です。

日南海岸の最南端に位置し、太平洋に向かって大きく突き出た岬です。
車で岬へ向かうと、視界が一気に開けます。

青い海。
広い草原。
そして、その草原に自然のまま立つ馬。

ここが都井岬です。

国の天然記念物「御崎馬」が暮らす岬

都井岬には、御崎馬(みさきうま)が生息しています。

日本在来馬の一種で、1953年に国の天然記念物に指定されています。
古くからこの地で放牧され、自然繁殖を続けながら血統を守ってきました。

体はやや小柄ですが、脚が強く、風に負けないたくましさがあります。
一年を通して屋外で暮らし、群れ単位で行動します。

春には子馬が生まれます。
草原をゆっくり歩く親子の姿は、都井岬ならではの光景です。

岬では毎年野焼きが行われています。
これは新しい草を育て、馬のエサを確保するための大切な管理方法です。
同時に、ダニの発生を抑える役割もあります。

自然に見える景色の裏には、長年の保護と管理があります。
だから今も、御崎馬はここで暮らしています。

「野生のサル」は幸島

串間市にはもう一つ、重要な自然があります。
それが幸島(こうじま)です。

幸島は「幸島猿生息地」として国の天然記念物に指定されています。
約90頭前後のニホンザルが群れで生活しています。

1950年代、サルがイモを海水で洗う行動が観察され、世界的に有名になりました。
現在も京都大学が継続して観察研究を行っています。

つまり串間市には、
草原を歩く御崎馬と、
島で群れをつくるニホンザルの両方が存在しています。

“半島の先っちょ”という表現は、都井岬と幸島を含むこの地域を指しています。

都井岬の基本情報と守られる自然

都井岬へ入る際には、野生馬保護協力金が必要です。
車1台500円、バイク1台200円です。

この協力金は、御崎馬の保護や環境整備に使われています。

岬には門があり、開門時間が定められています。
訪問前に公式情報を確認することが大切です。

見学の際は、
追いかけない
近づきすぎない
エサを与えない

この基本を守ります。

都井岬は観光施設ではなく、動物が暮らす場所です。

宮崎の“半島の先っちょ”は、
野生に近い自然がそのまま残る場所です。

馬が草を食べ、
サルが群れで動く。

その風景が、今も確かに続いています。

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本在来馬と幸島サル、そして草原を守る仕組み

しげゆき
しげゆき

ここでは番組で触れられた都井岬と幸島の背景について、もう一歩踏み込んで紹介します。ただ珍しいだけではありません。御崎馬の歴史、幸島のサルの研究価値、そして都井岬の草原を守る科学的な仕組みまで知ると、この場所の重みがはっきり見えてきます。

日本在来馬8種の中での御崎馬の位置づけ

日本には現在8種類の在来馬がいます。北海道和種、木曽馬、対州馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬などが知られています。その中で御崎馬は、宮崎県串間市の都井岬にのみ残る特別な存在です。1953年に国の天然記念物に指定されました。江戸時代の牧場に由来し、長い年月をかけて自然繁殖を続けてきました。ほかの在来馬が保存施設や牧場で飼養されることが多いのに対し、御崎馬は自然の草原で群れのまま暮らしている在来馬です。この点が大きな違いです。体はやや小さく、脚が強く、強風の岬でも安定して立ち続けます。春には子馬が生まれ、群れの中で成長していきます。自然とともに生きてきた歴史が、今もその姿に残っています。

幸島のイモ洗い行動と動物行動学

串間市にある幸島では、ニホンザルが暮らしています。1950年代、この島でサルがサツマイモを海水で洗う行動が確認されました。この出来事は世界の研究者に衝撃を与えました。動物が仲間から学び、その行動が群れの中に広がる様子が観察されたからです。これは「社会学習」や「文化伝承」と呼ばれ、動物にも文化のような行動があることを示す代表的な例となりました。現在も研究が続けられています。幸島は単なる観光地ではなく、動物行動学の重要な研究地です。野生のニホンザルが群れで暮らし、代々行動を受け継いでいる現場が、今も存在しています。

都井岬の野焼きと草原維持の科学的背景

都井岬の草原では毎年野焼きが行われています。枯れ草を焼くことで新しい芽が出やすくなり、栄養価の高い草が育ちます。これは草食動物にとって大切な環境づくりです。また、害虫やダニの発生を抑える効果もあります。自然に任せているように見える岬の景色は、実は長年の管理によって守られています。焼いた後の黒い地面から、やがて鮮やかな緑が広がります。その新芽を食べながら、御崎馬は群れで生きています。こうした循環が続くことで、都井岬の草原は維持されています。自然と人の手が重なって、今の風景が保たれています。

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