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【クレイジージャーニー】カリマンタン島の激流で巨大レッドグラミーの正体に迫る小塚拓矢の未踏域の旅|2026年3月2日★

クレイジージャーニー

インドネシア未開の地で幻の巨大怪魚に挑む旅

今回のクレイジージャーニー(2026年3月2日放送)は、インドネシアのジャングル奥地で、幻とまで言われるレッドグラミーを追いかける旅でした。

舞台は、赤道直下の島・カリマンタン。
その大河マハカム川の最上流を目指して、世界の川を渡り歩いてきた釣り師がボートでさかのぼっていきます。

ただ魚を釣るだけではなく、道中で出会う少数民族の村や、熱帯雨林の生き物たち、増水した川での過酷なキャンプ生活まで、まるごと1本のドキュメンタリーになっていました。

世界のヌシを追う釣り師・小塚拓矢とはどんな人物?

今回ジャーニーとして登場したのは、小塚拓矢
世界中の川や湖で“ヌシ級”の魚を追いかけてきた、いわゆる怪魚ハンターです。

これまで訪れた国は、番組中でも紹介されたように約57か国。
アフリカのナイルパーチ、アメリカのアリゲーターガー、中南米のピラルクなど、名前を聞くだけでインパクトのある巨大魚たちと向き合ってきました。

本人いわく、釣りは「リアルなポケモンゴー」だと感じているそうです。
知らない土地で“まだ見ぬ一匹”を探す感覚は、たしかにポケモンゴーに近いところがありますし、視聴者も一緒に図鑑を埋めているようなワクワク感を味わえるのが、小塚の旅の魅力だと思います。

小型熱帯魚が幻の巨大怪魚に?レッドグラミーという魚の正体

番組のターゲットになったレッドグラミーは、本来は小型の観賞魚として知られる熱帯魚です。
一般的なレッドグラミーは体長がおよそ8〜10センチほどで、真っ赤な体とひげのようなヒレがかわいらしい、アクアリウムでも人気の魚です。

ところが今回の舞台マハカム川には、そのイメージをひっくり返す“巨大レッドグラミー”が潜んでいると言われています。
番組中でも、普通のグラミーの体長4センチと比べて「約千倍」という表現が出てきましたが、少なくとも現地では、人の腕ほどあるようなレッドグラミーの目撃談が語り継がれているようです。

しかも、この巨大レッドグラミーには、釣り上げられた正式な記録がほとんどありません。
観賞魚としてのレッドグラミーは水槽で育てられていますが、激流のなかで生きる個体がどこまで大きくなるのか、科学的にもよく分かっていない部分が残っています。
この「正体が分からない」という謎が、今回の旅をいっそうドラマチックにしていました。

舞台はインドネシア・カリマンタン島 サマリンダから始まる大河の旅

旅のスタート地点となったのは、インドネシアのカリマンタン島にある都市、サマリンダ
カリマンタン島は、マレーシアやブルネイと分け合うボルネオ島のインドネシア領部分で、豊かな熱帯雨林と多様な生き物で知られています。

サマリンダには、東カリマンタン州の空の玄関口となるAPTプラノト空港があり、小塚たちもそこに降り立ちました。
ここからマハカム川沿いに、長い船旅が始まります。

マハカム川は全長約980キロほどある大河で、流域には先住民族の村や、川沿いの町が点在しています。
今回のロケでは、その川を上流へ上流へとさかのぼりながら、未開のエリアを目指していきました。

マハカム川をさかのぼる船旅とロングバグンの素朴な宿

サマリンダを出発した小塚たちは、まず川船で長時間かけて上流の町ロングバグンを目指します。
途中の映像からも分かるように、川幅は大きく、場所によっては水面近くの岩が顔を出すほど流れが速い区間もありました。

ロングバグンでは、1泊およそ2千円ほどの素朴な宿に滞在。
部屋もシャワーも質素ですが、川旅の拠点としては十分で、窓の外にはマハカム川の流れと、そこで暮らす人々の日常が広がっていました。

マハカム川沿いの町は、陸路よりも水路の方が重要な「川の生活圏」です。
物資も、人の移動も、多くは船頼み。
今回の旅でも、ボートがまさに“命綱”になっていました。

最上流の集落ロングアパリとダヤック族が暮らす川沿いの村

ロングバグンからさらに上流へ進むと、いよいよ道は細い木製ボートしか通れないような川筋へと変わっていきます。
目指すのは、マハカム川最上流の集落とされるロングアパリ

このエリアには、先住民族であるダヤック族が暮らしています。
ダヤック族は、ボルネオ島の内陸部に古くから住んできた人々で、かつては首狩りの風習があったことでも知られていますが、現在は多くがキリスト教やイスラム教を受け入れ、穏やかな川沿いの生活を送っています。

番組の中でも、木造の高床式の家や、川辺で活動する子どもたちの姿が映し出されていました。
観光客が簡単には来られない場所だからこそ、村の生活には、昔からの暮らし方と現代的な電化製品が混ざり合う独特の空気がありました。

ジャングルテント生活と増水するマハカム川の過酷な環境

ロングアパリに到着した小塚たちは、村からさらに奥へ入り、川沿いのジャングルでテント生活をしながら釣りを続けます。

ジャングルでのテント生活は、とにかく過酷でした。
昼は高温多湿で汗が止まらず、夜になると激しいスコールで川が一気に増水します。
番組中でも、雨の翌日に川の水位がぐっと上がり、流れが濁流のようになるシーンが映っていました。

このエリアでは、実際に洪水が発生して家屋が浸水することもあり、マハカム川上流の集落は水害と共存しながら暮らしています。
そんな“生きた川”が相手だからこそ、釣りの条件も日ごとに大きく変わっていきます。

テントの中で道具を乾かし、虫を追い払い、明日の作戦を練る。
映像からも、体力だけでなく気力も削られるロケであることが伝わってきました。

巨大コイ・ハンパラとのファイトと揚げ魚のごちそう

釣りの初日、小塚が最初に仕留めたのは、ターゲットのレッドグラミーではなくハンパラという巨大なコイの仲間でした。
ローリングしながら走る力強いファイトは、画面越しでも迫力十分。

釣り上げたハンパラは、その場でさばいて唐揚げに。
白身で癖の少ない味わいの川魚は、現地でも貴重なタンパク源で、番組で見てもサクサクとおいしそうでした。

東南アジアの川沿いの村では、魚を揚げたり燻製にしたりして保存する文化が発達しています。
電気や冷蔵庫の普及前から続くやり方で、マハカム川流域の村でも、今なお日常の調理法として受け継がれているのが印象的でした。

モーレンカンプオオカブトとの遭遇が物語るボルネオの奥深さ

釣行の途中、小塚が車移動をしている最中に見つけたのが、モーレンカンプオオカブト
黒くてゴツゴツした角を持つ大型のカブトムシで、アジアのカブトムシの中でも存在感のある種類です。

モーレンカンプオオカブトは、ボルネオ島など東南アジアの一部に生息している種で、日本でも昆虫好きの間では人気があります。
番組では、そんな“昆虫界のヌシ”との偶然の出会いが、ボルネオの自然の豊かさを象徴するシーンになっていました。

巨大魚だけでなく、木々の上や地面の下にも、ここにしかいない生き物たちがいる。
そう考えると、この旅は「レッドグラミー1匹を追う」以上の意味を持っているように感じられます。

次々ヒットするレッドグラミーと巨大個体への手がかり

釣り2日目以降、小塚はポイントを変えながらレッドグラミーを本格的に狙っていきます。
増水やにごりでコンディションが悪い日もありましたが、旅の4日目あたりから、小型〜中型サイズのレッドグラミーらしき魚が次々とヒットし始めました。

ここで使っていたのが、スピナーベイトやルアーといった巻き物系のタックル。
激流のなかでルアーをコントロールしながら底を探る様子からも、この川で魚を掛けること自体が相当難しいことが伝わってきます。

ヒットするレッドグラミーのサイズは、どれも“巨大怪魚”と呼ぶにはまだ届かない大きさ。
それでも、体高が高く、川の流れに負けない力強い引きは、明らかに観賞魚として見るレッドグラミーとは別物でした。

メスのレッドグラミー捕獲からオスを追うラストチャレンジまで

ついに小塚は、明らかに“本命”と思われるレッドグラミーのメスを釣り上げます。
丸みを帯びた体つきと、しっかりしたヒレ。
これまでの個体よりもひと回り大きく、番組内でも「これが噂のレッドグラミーだ」と手応えを感じている様子でした。

最終日のターゲットは、そのペアとなるオスのレッドグラミー
オスはメスよりさらに大きく、派手な体色をしている可能性があると考えられていましたが、結果的には、通訳の男性がオスを釣り上げる形になりました。

ただし、そのサイズは「世界記録級」とまではいかず、公式に言われている最大約80センチの記録には届かなかったと紹介されました。
それでも、現地の人でもなかなかお目にかかれないレッドグラミーの姿が、テレビカメラにしっかりと収められたこと自体、大きな一歩だったと言えます。

小塚自身も「まだまだ追いかけたい」と話していて、レッドグラミーとの戦いは、これで終わりというより“第一章が終わった”くらいの空気でした。

オープニングトークで振り返る世界の“ヌシ”たち

番組冒頭のスタジオでは、これまで登場してきた世界の“ヌシ級”生き物として、デザートライオンサスライアリの女王、タコとイカの混ざったような深海の生き物、ハシビロコウなどが次々と紹介されました。

どれも「普通の観光ではまず会えない存在」です。
あの“ちょっと怖くて、でも目が離せない生き物たち”を振り返ることで、今回のレッドグラミーの挑戦が、その流れの先にある大企画なのだと、自然と理解できる作りになっていました。

クレイジージャーニーは、毎回テーマはバラバラでも、「常識からはみ出した1人の情熱」を軸に組み立てられている番組です。
今回もそのフォーマットを崩さず、怪魚ハンターの“本気の挑戦”として見せてくれた印象でした。

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