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石垣幸二とは何者|幼魚水族館「コーホー」と海の手配師・深海生物の仕事【ホンマでっか!?TVで紹介】

評論家

石垣幸二は何者|「深海生物評論家」の正体は海の手配師

『ホンマでっか!?TV(天才物理学者が初登場!未確認生物はいるのか?徹底解明SP)(2026年8月19日)』に、石垣幸二さんが「深海生物の評論家」として出演します。石垣さんは単に深海魚を解説する人物ではありません。世界各地から海洋生物を探し、水族館へ生きたまま届けてきた「海の手配師」であり、沼津港深海水族館の立ち上げや幼魚水族館の運営にも深く関わってきた人物です。

この記事でわかること

  • 石垣幸二さんが「深海生物評論家」と呼ばれる理由
  • 幼魚水族館の「コーホー」とは何をする仕事なのか
  • 「海の手配師」として続けてきた海洋生物の仕事
  • 幼魚水族館の特徴・料金・場所・アクセス

石垣幸二は深海生物を「知る人」ではなく生きたまま届けてきた人物

THE INTERVIEW 002 海のインディジョーンズ 石垣幸二(後編) - RIVERS JOURNAL

THE INTERVIEW 002 海のインディジョーンズ 石垣幸二(後編) – RIVERS JOURNAL

石垣幸二さんを知るうえで、まず押さえておきたい言葉が「海の手配師」です。

今回の出演時には「深海生物の評論家」という肩書が使われていますが、石垣さんの本業はそれだけではありません。有限会社ブルーコーナーの代表取締役として、海洋生物の輸出入や卸販売、生体輸送、水槽の設計・施工、水族館の運営などに携わっています。

ブルーコーナーは国内外200を超える水族館と取引し、珍しい海洋生物を水族館などへ届ける仕事を続けています。宅配便では送れない生き物については、専用の活魚トラックによる輸送も行っています。

つまり石垣さんは、図鑑や映像だけをもとに深海生物を解説している人物ではありません。

実際に海へ行き、生き物を探し、捕獲し、輸送し、飼育や展示まで考えてきた経験があります。その積み重ねがあるからこそ、深海生物について語るときにも「生きた生物を扱ってきた人」ならではの視点があるわけです。

「コーホー」は幼魚水族館の広報を意味する独特の呼び名

石垣さんについて調べると、もう1つ気になるのが「コーホー石垣幸二」という表記です。

これは幼魚水族館で使われている呼び名で、役割としては広報です。実際に幼魚水族館では「広報・石垣幸二」と「コーホー石垣幸二」の両方の表記が使われています。

少しユニークな肩書ですが、石垣さんの役割は単に施設の情報を発信するだけではありません。

幼魚水族館そのものの成り立ちにも深く関わっています。

幼魚水族館の構想は、岸壁幼魚採集家の鈴木香里武さんが持つ幼魚の世界を水族館として形にするところから始まりました。公式サイトでは、その出発点として石垣さんの「カリブの頭の中を具現化する」という言葉が紹介されています。

館長を鈴木香里武さんが務め、石垣さんがプロデュースや運営、広報を支える関係です。

「コーホー」という柔らかな肩書からは想像しにくいですが、その裏側には水族館経営や生物輸送を長年経験してきたプロがいることになります。

石垣幸二が「海の手配師」になった背景

石垣さんは伊豆で育ち、子どものころから海が身近な存在でした。

19歳でオーストラリアでダイビングライセンスを取得し、その後はミクロネシアや東アフリカなど世界各地の海を潜りました。会社名の「ブルーコーナー」も、パラオにある有名なダイビングスポットから付けられています。

2000年には独立して有限会社ブルーコーナーを設立しました。

その後、水族館が求める珍しい生き物を探して届けるサプライヤーとして仕事を広げていきます。

大きな転機となったのが、国際水族館会議で出会ったサプライヤー、フォレスト・ヤング氏でした。

経営に苦しんでいた時期の石垣さんは、水族館向けの仕事で結果を出すことを強く意識していました。しかしヤング氏がサメ輸送などの「成功例」ではなく「失敗例」を水族館関係者の前で公開する姿を目にします。

目先の売り上げよりも、長期的な信頼を優先する仕事の姿勢に触れたことで、石垣さんは「世界一のサプライヤーになる」という目標を明確にしました。

この経験は現在の仕事にもつながっています。

海洋生物は商品を運ぶのとは違い、目的地に届けば終わりではありません。生き物が安全な状態で到着し、その後も水族館で飼育できることまで考える必要があります。

だから石垣さんは、水族館を単なる取引先ではなく「パートナー」として考えるようになりました。

沼津港深海水族館の立ち上げと館長経験が深海の専門性につながった

石垣さんと深海生物の結びつきを強くしたのが、沼津港深海水族館です。

2011年12月から2018年3月まで館長を務め、水族館の立ち上げから運営管理、深海生物の飼育・展示に携わりました。

深海生物は、一般的な魚とは飼育条件が大きく異なります。

暗く、水温が低く、高い水圧がかかる環境で暮らす種類も多く、生きた状態で採集して展示につなげること自体が難しい分野です。

石垣さんは水族館へ生物を届ける側だけでなく、実際に水族館を運営する側も経験しました。

この2つの立場を知っていることが大きな特徴です。

「捕まえられるか」だけではなく、

「安全に運べるか」

「水族館で飼育できるか」

「来館者にどのように見せるか」

「その生き物から何を伝えるか」

まで一続きで考える必要があります。

石垣さんが深海生物について幅広く語れる背景には、こうした現場経験があります。

幼魚水族館では深海魚の「子ども時代」まで見ることができる

石垣さんがプロデュースに関わった幼魚水族館は、静岡県駿東郡清水町のサントムーン柿田川にあります。

名前の通り主役は幼魚です。

魚は成長すると姿が大きく変わることがあり、仔魚、稚魚、幼魚、成魚という成長過程で、色や模様だけでなく体の形まで変化する種類もいます。幼魚水族館では、そんな「魚の子ども時代」に焦点を当てています。

特に石垣さんの仕事とつながるのが、「深海の幼魚を科学する」展示です。

深海魚のすべてが幼い時期から深海だけで暮らしているわけではありません。

種類によっては幼い時期を浅い海で過ごしたり、海流によって表層へ運ばれたりします。リュウグウノツカイのような深海魚の幼魚が漁港近くで見つかることもあります。

大人になった姿だけを見るのではなく、「どこで生まれ、どこで成長し、どう深海へつながっていくのか」を知れるのが、この施設ならではの面白さです。

深海生物と幼魚という、一見別々に見えるテーマが石垣さんの活動の中ではしっかりつながっています。

石垣幸二と鈴木香里武の関係が幼魚水族館を生んだ

幼魚水族館を語るとき、石垣さんと鈴木香里武さんの関係も欠かせません。

鈴木さんは岸壁幼魚採集家として、漁港などに現れる小さな幼魚を観察・採集してきた人物です。

幼魚水族館では鈴木さんが館長を務めていますが、その世界観を実際の施設へ落とし込む役割を担ったのが石垣さんでした。公式サイトでも、幼魚だけの水族館が石垣さんの発案から始まったことが紹介されています。

石垣さんは水族館への生物供給、輸送、飼育展示、施設運営を経験してきました。

一方、鈴木さんは幼魚の観察や研究、情報発信に強みがあります。

この2人の得意分野が組み合わさったことが幼魚水族館の大きな特徴です。

単に「小さくてかわいい魚」を並べる施設ではなく、擬態、成長、深海、人工繁殖、海洋環境など、生き物の背景まで伝える展示になっています。

幼魚水族館の料金・営業時間・場所

実際に幼魚水族館へ行ってみたい場合は、料金だけでなく支払い方法にも注意が必要です。

項目 内容
場所 静岡県駿東郡清水町伏見52-1 サントムーン柿田川 オアシス3階
営業時間 10:00~18:00
最終入館 17:00
定休日 なし ※設備点検による臨時休業あり
大人 1,400円
中・高校生 1,200円
小学生 700円
幼児 500円
3歳以下 無料
支払い 現金のみ

入館後に水族館の出口を出ると再入場できません。また、料金の支払いは現金のみとなっているため、普段キャッシュレス決済を使っている人は特に注意したいところです。

公共交通機関の場合、最寄り駅はJR三島駅です。

三島駅からバスまたはタクシーを利用できます。土・日・祝日には三島駅南口からサントムーン柿田川への無料シャトルバスも運行されています。

ショッピングセンター内にある水族館なので、巨大な水族館とは違った立ち寄りやすさもあります。

深海生物評論家という肩書の裏には25年以上の海の仕事がある

「深海生物評論家」という肩書だけを見ると、研究者や解説者を想像する人も多いでしょう。

しかし石垣幸二さんの場合、その背景にあるのは海洋生物を探し、生きたまま届け、飼育展示につなげてきた仕事です。

2000年にブルーコーナーを設立し、海洋生物のサプライヤーとして活動。沼津港深海水族館では立ち上げから館長を経験し、その後は幼魚水族館をプロデュース。現在は代表取締役であると同時に、幼魚水族館の「コーホー」として海や魚の魅力を伝えています。

深海魚の姿や大きさだけを語る人ではなく、「その生き物をどうやって人の目の前まで届けるのか」を知っている人物というところが石垣さんの大きな特徴です。

珍しい深海生物がテレビや水族館に登場したとき、その裏側では採集、輸送、飼育といういくつもの難題があります。

石垣さんの経歴を知ると、「海の手配師」や「コーホー」という少し変わった肩書にも、これまで積み重ねてきた仕事がつながっていることが分かります。

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