焼きサバ寿司とボルガライス!福井県のご当地ごはんを栗原心平が再現
2025年6月8日(日)にテレビ東京系列で放送された「男子ごはん」では、『ご当地ごはん〜福井県編』として、焼きサバ寿司とボルガライスの2品が紹介されました。担当するのはおなじみの料理人・栗原心平さん。MCの国分太一さんとともに、福井の味を自宅で楽しめるよう、丁寧なレシピをわかりやすく解説してくれました。どちらも現地で親しまれている名物料理で、旅気分を味わいたいときにぴったりのごはんです。今回はそれぞれの魅力をより深く掘り下げて、材料と作り方をわかりやすく整理しながらお届けします。
焼きサバ寿司|香ばしくてジューシーな駅弁の名品を家庭で
焼きサバ寿司は、福井県の駅弁としても有名な人気料理。脂ののった塩サバとすし飯を押し寿司に仕上げた、香ばしくて食べごたえのある一品です。木枠を使ってしっかり押すことで、見た目も味も本格的に仕上がります。
材料(作りやすい分量)
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塩サバ(半身)…約100g
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みりん…小さじ1
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大葉…3枚
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ガリ(新しょうがの甘酢漬け)…30g
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温かいごはん…180g
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すし酢…大さじ1
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白いりごま…小さじ1
作り方
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木枠は水に30分ほど浸けておく
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塩サバはグリルで5分焼く
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焼き目がついたら、みりんを塗ってさらに1分焼く
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大葉とガリは木枠に合わせてカットしておく
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ごはんにすし酢と白いりごまを加え、しゃもじで切るように混ぜる
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型にラップを敷き、ごはん → 大葉 → ガリ → 焼きサバの順に重ねる
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はみ出したサバは木枠に沿って切る
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蓋をして重石をのせて約60分なじませる
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型から取り出して食べやすく切り、残ったガリを添えて完成
焼いたサバの香ばしさと酢飯のさっぱり感、そしてガリの爽やかさが三位一体となり、何度でも食べたくなる味わいに仕上がります。特別な道具がなくても代用しやすく、家で駅弁気分を楽しめるのが嬉しいポイントです。
ボルガライス|とんかつ×オムライスのごちそうワンプレート
ボルガライスは、オムライスの上にとんかつをのせ、特製ソースをかけていただく福井県越前市の名物料理です。ごはん、卵、とんかつ、ソースのすべてがしっかり作られており、家庭でも豪華に仕上がるごちそうです。
材料(2人分)
〈とんかつ〉
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豚肩ロース(とんかつ用)…2枚(各120g)
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塩…小さじ1/3
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黒こしょう…適量
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薄力粉…大さじ2
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卵…1個
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パン粉・揚げ油…各適量
〈ソース〉
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デミグラスソース缶…1缶(290g)
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赤ワイン…大さじ1
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ケチャップ・中濃ソース…各大さじ1
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はちみつ…小さじ1
〈チキンライス〉
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温かいごはん…400g
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鶏もも肉(皮なし)…100g
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玉ねぎ・にんじん…各40g
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ピーマン…1個(約40g)
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にんにく…1片
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サラダ油…大さじ1
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ケチャップ…大さじ3
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バター…10g
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塩・黒こしょう…各適量
〈半熟卵〉
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卵…6個(3個ずつ2人分)
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生クリーム…大さじ1
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塩…2つまみ
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バター…20g
〈仕上げ〉
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イタリアンパセリ(みじん切り)…適量
作り方
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ソースを鍋で混ぜて火にかけ、ひと煮立ちさせる
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鶏肉に塩こしょうをふり、サラダ油で炒める
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野菜を加えて炒め、ごはんを入れてほぐす
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ケチャップとバターを加えて炒め合わせ、塩こしょうで調味する
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豚肉に衣をつけて170℃の油で揚げる(中火で約4分)
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卵を生クリームと塩と混ぜ、バターで半熟に焼く
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チキンライスに半熟卵、カットしたとんかつをのせてソースをかける
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パセリをふって仕上げる
チキンライスの甘酸っぱさ、半熟卵のとろける食感、揚げたてとんかつのサクサク感にソースの深いコクが加わり、一皿でいくつもの味が楽しめる豪華なメニューに。見た目のボリュームも大きく、満足感たっぷりです。
福井の味を食卓に!ご当地レシピで家族の笑顔が広がる
今回の放送では、福井県を代表する2つのご当地料理を家庭向けに再現。どちらも手順を踏めば難しくなく、普段の食卓に特別感をプラスしてくれる内容でした。焼きサバ寿司は作り置きにも適しており、ボルガライスは休日のごちそうや誕生日メニューとしても喜ばれること間違いなしです。旅に出られない日常でも、料理を通して地域の味を体験できるのがご当地ごはんの魅力です。今回のレシピを参考に、ぜひ福井の味をおうちで味わってみてください。
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