加齢や認知症で、もの忘れが進むことがあります。
ただ、古い記憶は、きっかけがあれば思い出すことがあって、 それを認知症予防に役立てようとするのが、 心理療法の一種「回想法」です。
昔の懐かしい写真や音楽、 昔使っていた馴染み深い家庭用品などを見たり、 触れたりしながら、 昔の経験や思い出を語り合う一種の心理療法です。
1960年代にアメリカの精神科医、 ロバート・バトラー氏が提唱し、 認知症の方へのアプロ―チとして注目されています。
幼少期からの出来事を振り返り、 人に話すことで忘れていた記憶を呼び覚まして、 脳を活性化させるといいます。
「回想法」は、 1960年代に米国の精神科医によって、 提唱された心理療法の一種です。
グループで行う場合では、 自ら過去の出来事を思い出して人に話すことや、 相手の言葉からの刺激で脳が活性化して、 認知症の予防につながる可能性があるといいます。
自らの存在を再確認することも合わせ、 精神の安定を得られるといいます。
|
介護の現場で、懐かしい物や人、出来事などを皆で見て、話のネタにしたりレクリエーションとしてお使いください。大きな画面で動画を見てもらって、映像をストップさせながら、見せていけば、進行しやすいです。①https://www.youtube.com/watch?v=dlCF4zEDaw4高齢者のための回想法レクレーション動画です。 音声を消して、動画ごとにストップをかけて使用していただいてかまいません。コツとしては操作する方は写真を理解していない体で、これは何の写真か?どのような使い方なのか?どんな思い出がありますか?等教えてもらうつもりで... 写真・映像を使った回想法 レクリエーションで高齢者との話題作りに - shigeyuki.net |
【認知症予防】心理療法「回想法」解説と効果人は高齢になり、死が近づくにつれ、過去を回想する頻度が高まってきます。 これは、その人が歩んできた人生を振り返って、整理して、その意味を模索しようとする、人間的に、ごく自然な過程であるそうです。 こうした高齢者の、過去の回想に、専門家、もしくは家族、介護士など、聞く耳をもって、意図的に介入して、支持する技法を『回想法』といいます。 まあようするに、「高齢者の昔の話を、親身になって聞くことですね。」 何か変に構えてしまって、高齢者と、上... 回想法とは?高齢者認知症を予防する効果・基本テクニック - shigeyuki.net |