コスパ最強水戸グルメ&秘境メシSP
2025年7月24日にテレビ東京で放送された「タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって!」は、水戸エリアのコスパ抜群グルメと秘境の絶品メシが大集合するスペシャル回でした。タクシー運転手さんたちへの一斉アンケートをもとに、観光客が知らない“本当にうまい店”を紹介する人気番組です。今回は、煮干しラーメンや巨大かき揚げ丼、海鮮の宝箱に常陸牛麻婆豆腐など、夏にぴったりのメニューが目白押し。さらに福島の無人駅から始まる秘境グルメ旅も登場しました。
煮干し愛にあふれたラーメン店「コットンポット」
水戸市にある「らーめん コットンポット」は、開店からわずか数分で満席になる人気店。店主の渡辺裕真さんが選ぶ伊吹いりこをはじめ、数種類の煮干しをブレンドした「煮干醤油ソバ」が看板メニューです。ストレート麺に低温調理チャーシューがよく合い、スープまで飲み干すお客さんが続出しています。季節限定で「渡蟹の冷やしソバ」や「赤紫蘇と鰹の冷やしソバ」、変わり種の「雲丹と煮干ソバ」や「サーモンクリームソバ」なども登場。創作意欲が尽きない店主の思いが一杯の中に詰まっています。
行列必至の漁師飯「かあちゃんの店」
大洗海岸近くの「かあちゃんの店」は、大洗町漁協の女性部が運営する地元愛たっぷりの食堂。お店の名物「かあちゃん御膳」は、生しらす丼や巨大かき揚げ、刺身3種に鯛のあら汁までついた豪華な内容で、観光客にも地元民にも人気です。素材はすべて漁師の家庭の味。漁師の妻たちが丁寧に作る料理は、どれも新鮮で栄養満点。夏の海沿い旅にぴったりの一軒です。
第3位は茨城ローカルの絶品パスタ「グルービー」
水戸駅から車で10分の場所にある「グルービー 水戸店」は、茨城県内に10店舗展開するパスタチェーン。全メニュー170品ほどのうち約3分の2がパスタという驚きの品揃えで、季節限定や店舗限定メニューもあります。一番人気の「海賊スパゲッティ」は、ボリューム満点で食べ応え抜群。うなぎやウニ・イクラを使った冷製パスタ、納豆入りの和風パスタまで個性豊かな味が楽しめます。
第2位は魚も肉も楽しめるコスパの王「とれび庵」
水戸駅から7分の「とれび庵」では、24種のネタが乗った「最特上 北海海鮮重」(2400円)や、14種の刺身が並ぶ「刺身定食」(1500円)が大人気。さらに、A5ランクの常陸牛を使った焼肉定食(1990円)など、魚も肉も楽しめるメニュー構成です。店主の名倉さんは本業が中古車販売業。利益よりも「夢」を大切にしているからこその低価格が実現しています。朝3時から仕込み、5時に市場で仕入れ、メニューは毎日変更。手間とこだわりが詰まっています。
第1位は本格中華「炎神」の常陸牛麻婆豆腐
水戸駅からタクシーで2分の「炎神」は、四川飯店で修行した兄弟が営む本格中華店です。看板料理の「常陸牛麻婆豆腐」は、自家製豆板醤と希少な常陸牛の煮込みを合わせた贅沢な一品。このほか、梅山豚の腸詰めチャーハンや冷やし担々麺なども人気。地元食材を中華に融合させた唯一無二の料理が味わえます。
福島・早戸駅から始まる秘境のグルメ旅
番組後半は、団長安田が福島県の無人駅「早戸駅」からタクシーを探し、3食の食事を求めて旅をする特別企画。最初に訪れた「玉梨とうふ茶屋」では、枝豆を使った「幻の青ばととうふ」や「ジャンボ生揚げ」を味わいました。独学で豆腐作りを研究した佐々木さんの情熱が生んだ逸品で、豆乳ソフトやおからドーナツもあり、観光客に人気です。
からむし入りのラーメン「村の駅 味楽」
続いて訪れたのは「村の駅 味楽」。昭和村で伝統的に栽培されてきた「からむし」の葉を練りこんだ緑色の麺が特徴の「からむしらーめん」は、温泉由来の塩スープと合わさってやさしい味わいに。からむしは薬草としても親しまれており、地域の文化を味でも感じることができます。
村で最初の食堂「やまか食堂」の煮込みかつ丼
昭和村で親しまれている「やまか食堂」では、特製にんにく醤油だれで煮込んだ分厚いリブロースの「煮込みかつ丼」が名物。創業は1960年、店の野菜の半数は自家栽培。チャーシューメンや焼き肉丼なども評判です。食堂がなかった昭和村に誕生した“人情の味”として今も地元に愛されています。
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