隅田川花火直前!浅草ウマ安グルメ&知らなきゃ損する日本一SP
花火前の浅草が熱い!地元目線と観光客目線が交わる“ソレダメ!”夏の大特集
2025年7月23日放送の「ソレダメ!」では、7月26日に開催される「隅田川花火大会」を前に、浅草の魅力を深掘りする特別編が届けられました。番組では、地元で長年愛されてきた“安くて美味しい”名物グルメをはじめ、外国人観光客が実際に訪れている人気スポット、そしてあまり知られていない「日本一」の常識や記録など、幅広い角度から“浅草のいま”が紹介されました。
出演は増田貴久さん、小籔千豊さん、オードリーの春日俊彰さん・若林正恭さん、高橋真麻さん、そしてこの回が番組初登場となる寺脇康文さん。にぎやかなメンバーが織りなす浅草の魅力再発見の旅は、まさに見どころ満載の2時間15分でした。
観光客の本音に迫る!いま外国人が日本で食べたいものは?
番組序盤では、築地や浅草に訪れている外国人観光客に「今何を食べたいか?」というシンプルな質問を通して、日本の食文化の魅力が再確認されました。
ハワイから来た家族の“毎日寿司”生活
10日間の日本滞在中、毎日寿司を楽しんでいるというセルジオさん一家が訪れたのは「築地 孫右衛門 本店」。このお店は、ミシュラン2つ星で腕を磨いた料理長が目利きしたネタを使用する本格寿司店です。セルジオさんと息子のマカイ君は「おまかせ十貫」を注文。内容は中トロ、サーモン、カンパチ、アジといった旬のネタが並ぶ一皿。さらに、セルジオさんは追加で雲丹、大トロ、炙りサーモンも頼むという贅沢な組み合わせで、満足度の高い寿司体験を堪能しました。妻のリサさんと娘のミーラちゃんは、天ぷらで和の味わいを楽しみました。
世界から来た仲良し3人組が予約していた朝食とは?
築地本願寺では、カナダ・アメリカ・バミューダ諸島から来た20年来の友人3人組が「18品の朝ごはん」を予約していたことが紹介されました。訪れたのは「築地本願寺カフェ Tsumugi」。この豪華な朝食セットは、小鉢16品に味噌汁とご飯がついた御膳形式で、見た目も味もボリュームも大満足の内容です。小鉢には「つきぢ松露」の玉子焼、「吉岡屋総本店」のゆずべったら漬、「築地江戸一」の佃煮など、築地で人気のお惣菜が揃っていました。ジェイレルさんが初めて梅干しを食べて「酸っぱい!」と驚くシーンでは、日本ならではの味覚の文化が伝わる瞬間でした。
地元マダム推薦!浅草で“お得に食べられる”グルメベスト集
地元の女性たちの口コミを頼りに、浅草でリーズナブルに楽しめる本格グルメを一挙紹介。観光客だけでは気づきにくい、長年通い続ける人がすすめる“真の名店”にフォーカスした点がこの特集のポイントです。
【千束通り商店街】地元民の愛する2軒
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デンキヤホールのオムマキ(800円)
1903年創業の老舗喫茶店で、店内にはレトロゲーム機が並び、どこか懐かしい雰囲気が漂います。太麺のソース焼きそばを、ふわっとした薄焼き卵で巻いた「オムマキ」は、ボリューム満点で手作りの温かさを感じられる一品。メイン料理としてもおやつとしても満足できる味わいです。 -
カルボのカルボ(900円)
中盛りでも400gの大ボリューム。2.1mmの太麺と濃厚ソースの相性が良く、トッピングも15種類以上から選べます。ナポリタンやミートソースなど4種の定番メニューに加え、ベーコンやとろけるチーズなどの具材をカスタマイズできるのも魅力です。
【浅草雷門エリア】寺社のすぐ近くで味わえる人気グルメ
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福ちゃんの焼きそば(400円)
浅草地下街にある、映画「PERFECT DAYS」にも登場した名店。日本最古の地下商店街に現存する最古の店舗としても知られています。濃いめの秘伝ソースがあとを引く、懐かしさと深みを兼ね備えた一皿です。 -
博雅のシュウマイ(550円)
90年以上続く老舗町中華の代表格。大ぶりで肉汁たっぷりのシュウマイは創業当初から変わらない味。常連客からも高い支持を得ています。 -
十和田のもりそば(800円)
香りとコシが特徴の青森産そば粉を使用した手打ちそば。毎朝店で打っており、老舗の風格を感じさせます。女将の冨永照子さんは88歳にして現役で、手間を惜しまず、毎日丁寧に提供されています。
【観音裏エリア】落ち着いた雰囲気で味わう名物料理
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あさひの冷やしそば
大正末期創業の老舗中華。冷やしそばは、豚骨と鶏ガラで取ったダシに酸味のきいた秘伝タレをあわせ、夏にぴったりの味わい。自家製しょうがそばも人気です。 -
ビストロ福昇亭のワンプレートランチ
中華から洋食へと形を変えてきた歴史ある店舗。ラーメンとライスがついた洋風プレートランチが人気で、低温でじっくり火入れしたポークソテーや自家製デミグラスソースのビーフシチューなど本格派の味を楽しめます。 -
千葉屋の大学いも
1950年創業。使うさつまいもの産地と品種は季節ごとに見直され、揚げ時間まで調整されるほどのこだわり。表面はカリッと、中はほくほく。浅草らしい素朴で懐かしい甘さが感じられる逸品です。
実は知らない?浅草寺にまつわる「日本一の常識」
日本人でも意外と知らない浅草寺に関する驚きの事実が紹介されました。年間3000万人が訪れる浅草寺は、世界中の観光客が足を運ぶ“インバウンド日本一”のスポットです。
本堂は24時間参拝可能で無料
浅草寺は無料かつ24時間いつでも参拝可能。境内にある常香炉で煙を浴びる作法や、お水舎で手と口を清める習慣は、多くの観光客が興味津々。おみくじは英語訳付きで、実は「凶」が出る確率は30%。御朱印の種類も豊富で、記念に持ち帰る観光客が多くいます。
仲見世通りの“ヤバい”語源説
仲見世通りは約250m、日本で最も古い商店街のひとつ。その歴史の中で、弓矢で的を射る「矢場」が若者文化の発信地となり、「矢場な様子」→「ヤバい」に変化したとする説も紹介されました。
最強のパワースポット・待乳山聖天
徳川家康も信仰した「待乳山聖天」は、大根を供えることで怒りや煩悩を払うとされ、心と体を清める場所とされています。本堂と駐車場をつなぐ18mの日本一短いモノレールもユニークな見どころです。
火災対策に使われた“チタン瓦”
過去20回以上の火災を経て再建された浅草寺の本堂は、鉄筋コンクリート造で、屋根瓦には軽くて強いチタン素材が使われています。現代建築と伝統の融合を象徴する造りです。
日本一長い路線バス「八木新宮線」に密着
奈良県橿原市から和歌山県新宮市を結ぶ路線バス「八木新宮線」は、全長169.9km、所要時間6時間半という国内最長の一般路線バスです。
バスから見える絶景観光地
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果無集落
標高高く、天空の里とも呼ばれる集落。現在も住民が暮らしており、日本の原風景が色濃く残ります。 -
熊野古道&熊野本宮大社
熊野信仰の総本山である本宮大社は、33.9mの大鳥居と歴史的な社殿が圧巻。熊野古道とあわせて世界遺産に登録されています。 -
湯の峰温泉・つぼ湯
天然石が自然にくり抜かれてできた「つぼ湯」は、関西でも数少ない源泉かけ流しの硫黄泉。底から湧く温泉は驚きと癒しを同時に味わえます。
地域とつながるバスの役割
このバスは単なる交通手段にとどまらず、地元住民との心のつながりを生む存在。休憩所である「上野地」では、地元の西林さんが運転手に差し入れを20年以上続けているという温かなエピソードも紹介されました。
花火もグルメも歴史も!浅草の夏がぎゅっと詰まった特集回
今回の「ソレダメ!」は、隅田川花火大会を目前に控えた浅草をより深く楽しむための完全ガイドのような内容でした。地元民の視点から紹介されたコスパグルメ、日本一にまつわる豆知識、そして外国人観光客が心から楽しんでいる様子など、どれも観光のヒントになるものでした。
この夏、浅草を訪れるなら、ぜひこの放送で紹介されたお店や場所を参考に、朝から夜までのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。花火を見るだけじゃない、食・知・旅の魅力が詰まった浅草の夏がきっと待っています。
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