記事内には広告が含まれています。

ローズウルフ広瀬さんがウルフドッグ7匹と暮らす理由|5000万円の飼育環境と看護師の現在【The秘境生活】

ブリーダー

オオカミへの憧れを20年かけて現実にした広瀬さん

『The秘境生活(何もなくてもそれが幸せ)(2026年8月22日)』を見て気になるのが、オオカミのような大型犬と暮らす女性の生活です。ローズウルフの広瀬さんは、看護師として働きながらウルフドッグの飼育・繁殖に取り組み、犬たちのために広い土地や専用施設まで整えてきました。小学4年生から続いたオオカミへの憧れ、29歳でフランスへ渡った行動力、飼育にかかる費用、一般的な犬との違いまでたどります。

この記事でわかること

  • 広瀬さんがウルフドッグと暮らし始めた理由
  • 犬たちのために整えた土地と飼育設備
  • 看護師の仕事と多頭飼育を支える生活
  • ローズウルフが目指す人と犬との共生

ローズウルフ広瀬さんは看護師・ブリーダーとして大型犬たちと暮らす

ローズウルフの広瀬さんは、看護師として働きながら、栃木県足利市を拠点にウルフドッグの飼育と繁殖に取り組んでいる女性です。本人のSNSでも「女主/看護師、愛玩動物飼育管理士」と紹介されています。

2025年に生活が紹介された際には、ブーリ、ユミル、ベストラ、ベル、ギン、ニヴル、ニジという7匹のウルフドッグに、小型犬6匹を加えた計13匹と暮らしていました。

ウルフドッグという名前から「野生のオオカミを飼っている」と受け取りやすいですが、ここは大きな違いです。

ローズウルフでは、グレイウルフ、ジャーマンシェパード、アラスカンマラミュートなどの系統を基礎にしながら、オオカミのような外見を持ちつつ、人と一緒に生活するパートナードッグを目指した繁殖を行っています。

見た目の迫力だけに目が行きますが、広瀬さんが重視しているのは「野生らしさを強くすること」ではありません。

室内で暮らし、フードを食べ、散歩へ出かけ、人間の家族と生活する。ローズウルフでは、そうした家庭犬としての暮らしやすさを大切にしています。

小学生でオオカミに憧れ29歳で単身フランスへ渡った

これほど大掛かりな飼育生活を始めた原点は、広瀬さんの小学生時代までさかのぼります。

子どもの頃、低身長をからかわれることがあった広瀬さんは、図書室の動物図鑑で見たオオカミの姿に強く惹かれました。

たくましく、堂々として見えるオオカミを見て、自分もそんな気高い女性になりたいと思ったことが、長い憧れの始まりでした。

そして小学4年生からオオカミの研究ノートを書き続けます。

一時的な子どもの夢で終わらなかったところが、広瀬さんのすごいところです。

お小遣いをため、社会人になって看護師として働き始めてからも貯金を続けました。

そして29歳になったとき、1人でフランスへ渡り、ウルフドッグのユミルを迎えます。

小学4年生から約20年。憧れていただけではなく、自分で働いて資金を作り、海外へ出向き、実際に犬を迎えるところまで進みました。

「大きな犬が好きだからたくさん飼った」という話だけではなく、子どもの頃の経験から始まった長い人生の目標だったことが分かります。

広瀬さんがウルフドッグのどんなところに魅力を感じているのかも興味深い部分です。

特に好きだと語っているのが遠吠え。

群れから離れた仲間を遠吠えで呼ぶ様子から、群れで生きる動物ならではの絆を感じ、「家族として一緒に暮らしたかった」という思いにつながっています。

7匹のウルフドッグと暮らすため総額約5000万円の環境を整えた

広瀬さんの生活で驚かされるのが、犬を迎えるために用意した環境の規模です。

2025年に紹介された内容では、ウルフドッグたちのために約2500万円の荒地を購入し、さらに約1000万円をかけて土地を開拓しています。

そのうえで約100坪のドッグランを作りました。

大型犬7匹が十分に体を動かすことを考えれば、一般住宅の小さな庭だけでは難しいことが想像できます。

さらにウルフドッグ専用の大型プレハブを4棟設置。

1棟約200万円で、合計約800万円です。

各棟には、

  • エアコン
  • 換気扇
  • 照明

などを備え、犬たちが過ごせる環境を整えています。

土地、造成、建物などを合わせ、ウルフドッグとの生活のためにかけた費用は総額約5000万円と紹介されました。

ここまで数字が大きいと、最初は「相当な資産家なのでは」と感じます。

ところが広瀬さん自身は、犬にはお金を使う一方、自分が着る服などにはあまりお金をかけない生活を続けています。

豪華な暮らしのための5000万円ではなく、長年の夢だった犬たちが安全に暮らす環境を作るために集中して使ってきたお金という点が大きな違いです。

看護師の仕事と節約生活で犬たちの暮らしを支えている

多頭飼育では、土地や建物を用意して終わりではありません。

毎日の食費、電気代、設備の維持、健康管理など、犬が生きている限り費用がかかります。

2025年の紹介では、ウルフドッグ7匹と小型犬6匹、計13匹の食費だけで月約25万円。

さらに大型犬用プレハブにはエアコンが必要で、夏場には電気代が月約8万円になると紹介されています。

それを支えてきた仕事が看護師です。

広瀬さんは犬を迎えるため、看護師になってからも貯金を続けてきました。

「趣味は犬の散歩」と話し、自分にはあまりお金を使わず、犬に必要なものへ優先的に使う生活を選んでいます。

さらに医療従事者としての経験は、ブリーダーとしての活動にもつながっています。

ウルフドッグの出産にも複数回立ち会っており、ベストラが5匹の子犬を出産した際にも広瀬さんがそばで見守りました。

ローズウルフでは、繁殖に使う犬について骨格や遺伝子などを調べ、健康面を考えた組み合わせを重視しています。

公式サイトでも、広瀬さん側に約10年の医療従事経験があることを踏まえ、遺伝性疾患や骨格について考えながら繁殖計画を立てていることが説明されています。

犬好きという気持ちだけではなく、仕事で培った経験まで繁殖や健康管理に生かしているところが特徴です。

プレハブ4棟と100坪ドッグランが必要な飼育環境

ウルフドッグを見て、「自分もこんな犬と暮らしたい」と感じる人もいるでしょう。

ただ、見た目の格好よさだけで判断する犬ではありません。

ローズウルフ自身も、オオカミに由来する用心深さや他人への消極的な性質は残ると説明しています。

一方、飼い主や家族には強い愛情を示す性質があり、飼い主自身が犬を正しい方向へ導くことが重要になります。

また、非常に活動的です。

水遊びや山歩きにも向き、タフで運動量も多いため、「大型犬を置けるスペースがある」というだけでは十分ではありません。

毎日運動させる時間、体を動かせる環境、健康管理、犬をコントロールできる知識まで必要になります。

広瀬さんが100坪のドッグランや4棟の専用施設を用意していることからも、必要な飼育環境の大きさが伝わってきます。

そして、ローズウルフを見てみたいからといって、犬舎へ自由に訪問できるわけではありません。

店舗型の施設ではなく、予約のない犬舎訪問は受け付けていません。 子犬を迎える場合も、栃木県足利市で親犬を見ながら対面説明を受ける仕組みになっています。

珍しい犬だから一度見てみたいという気持ちは自然ですが、ここは犬たちの生活場所です。

興味がある場合は、公式サイトに案内されている方法で問い合わせることが大切です。

一般的な犬とは違うウルフドッグとの共生とローズウルフの未来

ローズウルフが目指しているのは、単に「オオカミそっくりな犬」を増やすことではありません。

重要なのは、人間と一緒に暮らせる性格と健康を持った犬へ近づけることです。

そのため、血縁が近い犬同士の交配を避け、骨格や遺伝性疾患を確認しながら繁殖を進めています。

オオカミらしい外見は残しながら、警戒心や扱いにくさをできるだけ減らし、人と暮らすコンパニオンドッグにする。この考え方がローズウルフの中心にあります。

また、迎えられた子犬を自由に繁殖できるわけでもありません。

ローズウルフでは、一般家庭へ迎えられる子犬について繁殖禁止とし、生後10か月までの避妊・去勢を条件にしています。

犬を販売して終わりにするのではなく、一生家族として飼ってもらうことを重視し、飼い主とのSNSでのつながりも求めています。

そして繁殖活動は2026年にも続いています。

公式サイトでは2026年秋冬にニジとムスペルの組み合わせによる繁殖計画が掲載され、ニヴルやグニを含む今後の計画も示されています。

小学4年生で図鑑のオオカミに憧れた少女が、看護師として働きながらお金をため、29歳でフランスへ渡り、やがて広い土地と犬舎を用意してブリーダーになった。

広瀬さんの現在を見ると、目を引くのは「5000万円」「大型犬7匹」という数字ですが、本当に特徴的なのは約20年かけて1つの憧れを暮らしそのものに変えたことなのだと分かります。

そして今は、自分がオオカミに憧れて終わるのではなく、人と一緒に暮らせる犬を育て、その血統と健康を次へつなぐことが活動の中心になっています。

参考リンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました