井桁弘恵&アルピー平子と行く!山形131キロ縦断旅|世界一のクラゲ水族館から若返りパワスポ慈恩寺へ
2025年6月7日放送の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」は、山形県を舞台にした超豪華特別編。今回の旅のルートは、鶴岡市の加茂水族館から始まり、ゴールは若返りのご利益があるといわれる“最強パワースポット”本山慈恩寺までの約131キロ。出川さんとともに旅をするのは、番組2回目の登場となる井桁弘恵さんと、今回初登場となるアルコ&ピースの平子祐希さん。クラゲの癒し、最上川の大自然、山形グルメ、そして地元の人々との温かいふれあいがぎっしり詰まった充電旅となりました。
鶴岡市立加茂水族館からスタート!クラゲの奇跡が生んだ世界一の水族館
旅のスタート地点は、鶴岡市立加茂水族館。1990年代に閉館の危機を迎えながらも、クラゲ展示に特化するという独自のアイデアで再生した水族館です。現在では80種類以上のクラゲを展示し、そのうち約75%を自館で繁殖させているという世界的な施設に成長しました。クラゲの神秘的な姿に包まれた出発シーンは、山形の自然の豊かさと、地域の底力を感じさせる場面でした。
鶴岡市内では、庄内藩の鶴ヶ岡城跡に整備された鶴岡公園を訪問。園内には、初代藩主・酒井忠次をはじめとする庄内藩歴代藩主を祀る荘内神社があり、出川さんと井桁さんはここでおみくじを引いてどちらも大吉をゲット。幸先の良い旅の始まりとなりました。さらに、限定の御朱印もいただくなど、旅の安全とご縁を祈願しました。
背脂煮干しラーメンと中高生との熱戦!井桁さんの意外な素顔
次の訪問先は、国道345号沿いにある「麺屋モクエン」。東京や山形の有名店で修行を積んだご主人が提供するのは、背脂たっぷりの煮干し中華そば。濃厚でありながらもどこか優しい味わいのラーメンに、旅の疲れも一気に吹き飛びました。ここで充電も行い、次の目的地へと出発します。
途中では、井桁さんの意外な特技が紹介されました。高校時代は硬式テニス部に所属し、真剣に練習していたとのことで、立ち寄った大釜の強豪クラブ「KSクラブ」では中学3年生ペア・小学5年生ペアとテニス対決に挑みました。子どもたちとのふれあいを通して、彼女の飾らない人柄と、地域のスポーツ文化の豊かさが印象的に描かれました。
最上川沿いを北上!甘味と自然、文学が織りなす絶景ルート
旅は続いて日本三大急流のひとつ「最上川」沿いへ。途中、「川の駅くさなぎ」に立ち寄り、名物の味噌まんじゅうを堪能。ふっくらとした生地とほんのり甘い味噌の風味が、旅の甘味としてぴったりの逸品でした。
さらに進むと、文学作品にもたびたび登場する名所「白糸の滝」に到着。ここでは「白糸の滝ドライブイン」で充電を行いながら、濃厚なあまおうソフトクリームを紹介。旅のスイーツタイムを彩るとともに、美しい滝の景色が視聴者を癒しました。
出川さんひとり旅へ…充電とグルメ、人情がつながる
新庄市に入ると、出川さんのバイクの電池がついにゼロに。民家のガレージで充電させてもらい、さらに庭先で採れたこごみを茹でたてでふるまってもらうという、地元の人とのあたたかな交流もありました。こうした何気ないふれあいが、番組の魅力を際立たせます。
次に立ち寄ったのは焼肉味園。名物はタレの旨味がしっかり染みたさがり(横隔膜の部位)。ここで井桁さんは最終の新幹線で東京へ帰京し、前半の旅が終わりを迎えます。
平子祐希さんと合流!山形名物と温泉の後半戦スタート
旅の後半は、出川さんの後輩・平子祐希さんが合流。以前、平子さんの妹と出川さんが別の企画で出会っていたことが明かされ、偶然のつながりに旅の縁を感じさせます。
続いて訪れた「ささにしき食堂」では、名物のホルモン煮込み定食を注文。昭和の雰囲気漂う店内で味わう昔ながらの定食に、平子さんも満足の様子でした。さらに尾花沢市の銀山温泉や、全国一の出荷量を誇るスイカの話題も登場し、地元の方からスイカパンの差し入れをいただくという心温まる展開もありました。
昭和の味、宿の歴史、そしてご利益満載のゴールへ
次に訪れたのは、昭和47年創業の若葉食堂。かつ丼、カレー、ラーメンセットというがっつり昭和メニューを満喫。ご主人が脱サラして開業したという話も紹介され、個人店の歴史の深さが旅に彩りを添えます。
その後は、明治44年創業の「民謡の宿 あづまや」へ。ここは明治43年に農業用の井戸を掘ったところ、偶然温泉が湧いたという不思議な由来を持つ温泉宿。天然温泉で疲れを癒しながら充電も行い、出川さんと平子さんは最後の目的地へと向かいます。
道中では、東だんご本舗で3玉だんごと玉こんにゃくを味わい、さらに堂ノ前公園の桜並木を通りながら雨の中を走行。充電が心配される中、最後のポイントで無事フル充電を終え、いよいよ旅のクライマックスへ。
若返りのご利益「本山慈恩寺」へゴールイン!
ゴール地点は、奈良時代に開山された由緒ある寺「本山慈恩寺」。茅葺きの屋根が晴れた日には黄金色に輝くといわれる美しいお寺で、若返りのご利益もあると伝えられています。最後は長い坂道を登り切り、出川さんと平子さんが無事ゴールに到着。地域の自然、歴史、人情にふれながら進んだ131キロの旅は、感動と笑顔で締めくくられました。
山形の自然、文化、グルメ、人々の温かさをたっぷり感じられる今回の放送は、まさに充電旅の真骨頂。見終わった後に心がほっとあたたまる、そんな2時間半でした。
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