観光大使も知らない茨城&熱海の絶品ローカルグルメ特集
2025年6月4日放送のテレビ東京『ソレダメ!』では、観光大使も知らない茨城&熱海の魅力を再発見する3時間半スペシャルが放送されました。茨城県の地元民しか知らない名産グルメやスポット、そして静岡・熱海の“推し三つグルメ”を追いかけるロケ企画など、見どころ満載の内容でした。餃子と炒飯の名店がひしめく町中華特集や、納豆やメロン、干し芋などの名物が勢揃いする茨城の食文化の奥深さも紹介され、誰もが楽しめる内容に仕上がっていました。
餃子と炒飯の名店がひしめく!東武東上線沿線・町中華グルメを大調査
「唯一無二の看板料理を追え!沿線町中華 東武東上線編」では、東武東上線沿線の町中華の名店が次々と登場しました。餃子や炒飯を看板に掲げる老舗や実力派の人気店が集結し、地元の人々に長年愛される味を紹介していました。
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「ラーメン 点心」(下板橋)
創業43年の夫婦が営むアットホームな店。名物は野菜たっぷりの餃子で、皮のもちもち感と中の餡の甘みが絶妙です。ラーメンや生姜焼きライスも人気で、昔ながらの中華食堂の味わいが楽しめる一軒です。夫婦が丁寧に包む餃子は、見た目もふっくらとしていて、食べ応えがあります。 -
「創作中華 菜彩厨房」(成増)
本格中華が味わえる人気店で、看板料理は白菜多めの餡に濃厚な豚骨スープを練り込んだ餃子。ひとくち食べると、野菜のシャキシャキ感とスープのコクが口いっぱいに広がります。
・四川麻婆豆腐
・強火で炒めた豆苗の塩炒め
など、火力と香りを活かした料理がそろっていて、通のファンも多い店です。 -
「大楽亭」(朝霞台)
創業30年の老舗で、地域に密着した人気店。ここではジャンボサイズの手作り焼き餃子が看板メニュー。見た目のインパクトも抜群で、しっかりと焼き色がついた皮の中には肉汁がぎゅっと詰まっています。一皿でお腹いっぱいになるボリュームが魅力で、常連客でにぎわう理由がよくわかります。 -
「丸亀飯店」(中板橋)
昭和44年創業、老舗ならではの安定した味が特徴の店です。人気は五目炒飯で、カニのほぐし身とプリプリのエビを贅沢にトッピング。炒飯の上にのる具材の彩りも美しく、見た目にも食欲をそそります。
・麻婆炒飯
・焼肉定食
などもあり、ガッツリ食べたい人にも嬉しいメニューがそろっています。 -
「昆布森」(朝霞)
チャーハン最強決戦で1位を獲得した実力派の人気店。看板料理は“マーラー黒炒飯”で、たまり醤油の香ばしさとピリリと効いたスパイスの辛味が絶妙な一品。見た目もインパクトがあり、黒く炒められたご飯は香り高く食欲をそそります。
・ヒレパーコー
・水餃子
など、中華と創作のバランスを巧みに取り入れたメニュー構成も見どころです。
どの店も、それぞれの個性とこだわりが詰まった料理を提供しており、東武東上線沿線には「また食べたくなる中華」がたくさんあります。餃子や炒飯好きの方にとっては、ぜひ足を運びたくなる魅力的なエリアです。
茨城県民も驚き!地元グルメと魅力を徹底調査
今回の茨城特集では、観光大使ですら知らないような驚きの地元グルメや観光スポットの新常識がたっぷり紹介されました。県外はもちろん、茨城県民自身も再発見するような内容が満載でした。
まず注目されたのは、全国シェア約9割を誇る「干し芋」。なかでも「オオスガファーム」の『べにはるか平干し』は、東京ドーム3個分の広大な畑で育てられた紅はるかを、蜜の詰まった中心部だけ使用するため4割近くを削り落とすという徹底した品質管理がされています。もっちりとした弾力と甘みがあり、数々の干し芋品評会で受賞歴もある実力派。農園の脇にはスイーツショップもあり、「おいもシェイク」など芋スイーツも人気です。
続いては、26年連続生産量日本一を誇るメロン。県内の直売所「サングリーン旭」では、糖度18以上の「プレミアムメロン 極」や、16~17.9の「輝」などがズラリと並び、開店1時間前から大行列ができるほどの人気です。スマホでQRコードを読み取ると、メロン1玉ごとの糖度が確認できるシステムも導入されています。
・アンデスメロン
・クインシーメロン
など、旬の時期に合わせて品種を切り替える工夫もされており、味だけでなく管理技術の高さも注目されていました。
また、茨城といえば忘れてはいけないのが納豆。全国トップの生産量を誇る県で、販売されている納豆はなんと200種類以上。日立市で販売されている「パンダ納豆」は、納豆臭がほぼしないため、子どもたちにも人気。2020年に日立市かみね動物園のパンダ誘致活動の一環で開発された商品です。
・高萩市でしか手に入らない「宝来納豆」は、豆が大粒でふっくらやわらかいのが特徴。大量生産できない希少性があり、地元の人にとっても特別な存在です。
さらに、大洗エリアでは潮干狩りが真っ盛り。蛤が多く生息することで知られる大洗サンビーチでは、干潮の前後1時間が狙い目で、6月11日〜15日には午前10時〜12時に水位が10cm以下になるため大チャンス。ペットボトルキャップサイズの3cm以上の蛤が目安とされており、家族連れでにぎわう人気スポットです。
海の幸グルメも充実しており、
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「かじま」では、ズワイガニの足4本分を使った「ずわいがにたっぷりコロッケ」が大人気。正規品にならなかったカニを活用することで低価格を実現。
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「飯岡屋水産」では、行列ができるほどの人気「いいだこ焼き」が話題。
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「森田水産」では、新鮮な「生牡蠣」をその場で楽しむことができ、
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「ヤマサ水産」では、選び抜かれた旬のマグロをリーズナブルな価格で提供。
さらに、那珂湊漁港の「市場寿し」も外せません。ネタが大きすぎてシャリが隠れるほどの寿司が1皿385円~で楽しめることから、休日には1000人規模の大行列ができるほどの人気を誇ります。
・「海鮮軍艦」や「アラ汁」なども大好評で、回転寿司の概念を超える満足度の高い一軒です。
このように、茨城には地元の人でも驚くようなグルメや観光の魅力が数多くありました。干し芋、メロン、納豆、海鮮、コロッケ、潮干狩りまで、幅広いジャンルの自慢が並ぶ内容となっており、茨城の奥深さと地元の人々の誇りが感じられる特集でした。
セイコーマートは茨城のもう一つの顔!北海道との食文化交流
茨城県内で90店舗以上を展開する「セイコーマート(通称:セコマ)」は、もともと北海道発のコンビニエンスストアですが、いまや茨城県民にとって欠かせない存在になっています。その理由は、北海道の魅力をそのまま届ける商品ラインナップと、温かみのあるサービスにあります。
最大の特徴は、店内調理の「ホットシェフ」。これは、各店舗内でスタッフが調理を行う方式で、出来立てのおにぎりやフライなどが並びます。特に人気なのが「道産ポテトのフライ」。北海道産の厳選されたじゃがいもを使用し、外はカリッと中はホクホクの食感に仕上げられています。シンプルながら飽きのこない味で、地元の学生や働く人たちのお昼ごはんとしても親しまれています。
その他にも、茨城のセイコーマートでは北海道ならではの食品が気軽に手に入るのが魅力です。
・「Secoma クリーミーカルボナーラ」…北海道産の生クリームと牛乳を使用し、濃厚なコクがありながらもすっきりとした後味が楽しめるパスタ。
・「Secoma ガラナ」…北海道の定番炭酸飲料で、少し薬草のような香りがクセになる味。
・「大きなおにぎり(鮭)」…ホットシェフが炊き上げたご飯を使い、手作り感が感じられるボリューム満点のおにぎりです。
このような北海道商品が、毎日苫小牧港から大洗港までの定期航路を利用して配送されているのも注目ポイントです。冷凍やチルドだけでなく、生鮮や惣菜も毎日直送されることで、北海道と茨城の距離が一気に縮まります。
さらに、セイコーマートは茨城との“双方向の食文化交流”も実現しています。茨城で収穫された紅はるかなどの特産品が、北海道に送られ、現地のスイーツや加工品に生まれ変わって販売されているのです。
・例:茨城産紅はるかの生スイートポテトなどがその代表で、北海道の人々にも茨城の味が届いています。
このように、「セイコーマート」はただのコンビニではありません。地元の人の生活に寄り添う存在でありながら、北海道と茨城をつなぐ“食の架け橋”として重要な役割を担っています。茨城県民にとって、近所のセイコーマートは北海道の味を感じられる“もう一つのふるさと”ともいえる場所です。
メロンパン戦争勃発!?道の駅常総の熱狂
茨城県・常総市にある「道の駅 常総」は、今もっとも熱い“メロンパンの聖地”として注目を集めています。ここでは、ギネス記録に認定された「ぼくのカスタードメロンパン」を筆頭に、数々の魅力的なメロンパンが販売されており、開店前から大行列ができる日もあるほどの人気ぶりです。
この「ぼくのカスタードメロンパン」は、焼き立てパンの専門店「ぼくとメロンとベーカリー。」で販売されており、わずか8時間で9390個も売り上げた記録を持つギネス公認の逸品です。外はサクサク、中はとろけるようなカスタードクリーム入りで、地元客だけでなく観光客からも絶大な支持を得ています。
また、同店が2周年記念で販売した「Thank you for(4) いがいメロンパン」は、メロンクリーム、さつまいも、カスタード、チョコの4種類の味が一度に楽しめる特大メロンパン。見た目もインパクトがあり、家族や友人とシェアするのにぴったりな商品です。
・1つのパンで4つの味
・カットして断面の色の違いも楽しい
・食べ比べできる満足感
一方、メロンパンの王道派にも注目が集まっています。境町にある「メロンメロン」では、常時10種類以上のメロンパンを揃え、焼き上がり後すぐに保温庫に入れて提供。これにより、外側のサクサク感と中のふわふわ感を最後までキープする工夫がされています。焼きたてをその場で食べたい人にとってはたまらない魅力です。
さらに注目なのが、「メロンパンホットサンド」という新感覚メニュー。王道のメロンパンに、あんこやバター、チョコレートなどの具材を挟んでホットサンドメーカーで焼き上げた一品で、外はカリカリ、中はとろける食感が楽しめると評判です。
・具材のバリエーションが豊富
・甘じょっぱい味わいがクセになる
・デザートにも軽食にもぴったり
こうした状況の中で、茨城県民の間では“メロンパン派閥”が分かれる事態に。
・「サクふわ系」の王道メロンパンを好む人たち
・「中身重視の進化系メロンパン」を支持する人たち
それぞれが自分のお気に入りを熱く語り合う“メロンパン戦争”とも呼べる盛り上がりを見せています。
どちらも茨城の素材と職人の工夫が光る自信作であり、メロンパン一つをとっても地域の魅力と誇りがしっかり詰まっていることが感じられます。甘い香りに包まれる常総の道の駅は、今後も話題のグルメスポットとしてますます目が離せない存在となりそうです。
幻のラーメンとスタミナ飯も登場!ラーメン好き必見のスポット
茨城特集では、地元民のソウルフードともいえるラーメンが大きく取り上げられました。特に注目されたのは、水戸市にある「松五郎」のスタミナラーメンと、歴史ある「水戸藩らーめん」の存在です。どちらも茨城でしか味わえない特別な一杯で、ラーメンファンにはたまらない内容となっていました。
まず紹介されたのは、スタミナラーメンの名店「松五郎」。1970年代に誕生したこのスタイルは、甘辛い餡に豚レバーや野菜をたっぷり絡めて、熱々のラーメンにかけるという独特のスタイルが特徴です。
・豚レバーの旨味
・野菜の甘み
・とろみのある餡が中華麺と絡み合う
この三位一体のバランスが、スタミナラーメンを唯一無二の味に仕上げています。身体にガツンとくる“スタミナ補給”にもぴったりの一杯です。
一方、歴史ロマンに満ちたラーメンとして紹介されたのが「水戸藩らーめん」。これは、1665年に中国の学者・朱舜水が徳川光圀(水戸黄門)に献上したとされる日本初のラーメンの原型を再現した一杯です。現在、この味を提供しているのは、水戸市内の1974年創業「石田屋」だけ。
・スープはあっさりした醤油ベース
・麺には茨城名産のレンコン粉を練り込み、つるつるとした喉ごしと独特の食感を実現
・トッピングには、光圀が好んだとされる「にら・にんにく・ねぎ・しょうが・らっきょう」の五つの薬味が添えられている
この水戸藩らーめんは、1993年に市内有志が復元プロジェクトを立ち上げて再現されたもので、当時は15店舗で提供されていましたが、現在ではこの「石田屋」一軒のみとなっており、“幻のラーメン”として語り継がれている貴重な存在です。
どちらのラーメンも、単なるご当地グルメにとどまらず、茨城の歴史や地域文化、地元食材の魅力がぎゅっと詰まった一杯でした。ラーメン好きならずとも、一度は味わっておきたい“物語のあるラーメン”として、ぜひ記憶に留めておきたい内容です。
熱海グルメを3人の推しで探す「推し三つグルメ」ロケも白熱!
番組後半では、賀来千香子さんが静岡・熱海の街を舞台に「推し三つグルメ」を探すロケ企画が展開されました。ルールはシンプルで、「地元の人に聞いて、3人以上が同じ店・同じ料理を推したら、そのメニューを実際に食リポできる」というもの。本当に愛されているグルメだけが選ばれる、地元密着のグルメ探訪となりました。
まず1軒目は、「海鮮レストラン チップ」。熱海駅前で40年以上愛されてきた老舗で、地元の漁港で仕入れたばかりのアジを使用した「鯵フライ1枚定食」が大人気。衣はサクサク、中はふわふわのアジの旨味が広がり、素材の鮮度がそのまま味に表れている一皿でした。
・揚げたての鯵フライ
・付け合わせの小鉢も充実
・地元漁港との連携で新鮮さをキープ
次に紹介されたのは、「marunowa」。かつて喫茶店として使われていた建物を改装した店舗は、レトロな雰囲気が残る居心地の良い空間。こちらで提供される「オマール海老のこぼれ茶碗蒸し」は、冷製仕立ての茶碗蒸しに、オマール海老の出汁が贅沢に使われ、ウニ・イクラ・とびこがたっぷりとトッピングされた極上の一品。
・食感も香りも楽しめる
・器からあふれそうなほど具材が乗っている
・見た目の華やかさもインパクト大
そして3軒目は、夜遅くに訪れた「牛タン いち江」。海鮮中心の熱海において、あえて「お肉で勝負する」というスタンスが印象的なお店です。ここで登場したのは「霜降り牛タンしゃぶしゃぶ」。牛タン専門問屋から仕入れる極上の霜降り牛タンを、駿河湾の魚からとったあご出汁で、九条ねぎと一緒にしゃぶしゃぶにしていただく贅沢なメニューでした。
・口に入れた瞬間にとろける肉のやわらかさ
・香り高いあご出汁との相性が抜群
・しゃぶしゃぶという調理法で素材の旨味が引き立つ
この3品は、いずれも地元民からの強い支持を得た“推し三つ”だけあり、素材・味・価格・雰囲気すべてに満足できる内容でした。単なる観光グルメではなく、“暮らしに根ざした本物の味”を探す旅は、ロケの空気感とともに視聴者の記憶にも深く残ったに違いありません。
まとめ
今回の『ソレダメ!』は、茨城と熱海の魅力をあらためて発見できる3時間半でした。グルメに特化した構成に加えて、地元愛あふれる情報が満載。次回の旅行先やグルメ巡りの参考になる情報がたっぷり詰まっていました。
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