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【じゅん散歩】練馬・うめのき憩いの森の梅が見頃!I.S.U.house上柳の名工が魅せるフランス椅子張りの世界|2026年2月27日

じゅん散歩

練馬・平和台を歩く じゅん散歩の旅

このページでは『じゅん散歩 練馬 平和台(2026年2月27日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

池袋から近い住宅街を、高田純次さんがゆったり歩きながら出会った景色や人、そして職人の世界が静かに広がる回です。

団地タウンの素朴な日常から、現代の名工が手がける椅子工房、さらに貴重なルイ十五世様式の椅子まで、平和台という街の奥に隠れた魅力がふっと浮かび上がります。

散歩の目線でしか見えない「暮らしの物語」をたどっていきます。

早春の香りに包まれる梅の名所「うめのき憩いの森」とは

最初に向かったのは、うめのき憩いの森

ここは練馬区が土地所有者から借り受けて開放している梅林で、区が管理する「憩いの森」の一つです。

森の名前どおり、背の高い梅の木がぎっしりと並び、ふんわりと梅の香りが漂う小さな楽園のような場所です。

住宅街の中に突然あらわれる梅林なので、入り口に立っただけで、景色と空気ががらっと変わります。高田さんも、思わず深呼吸したくなるような表情で、ゆっくりと園内を歩いていました。

138本の梅が咲く園内の特徴と見頃の時期

うめのき憩いの森には、早咲きの梅が9本、遅咲きの品種「白加賀」が129本、あわせて138本の梅が植えられています。

見頃は例年2月中旬から3月上旬ごろと言われていて、この放送の日も、ちょうど花がほころび始めるタイミングでした。

白加賀は、江戸時代から広く栽培されてきた青梅用の代表的な品種で、実は梅酒や梅干しにもよく使われます。花は白く、香りが強いのが特徴です。

番組でも、枝先に並ぶ白い花を高田さんが見上げながら、「春が近づいてきたねえ」といった雰囲気で歩いていました。満開の派手さではなく、「ほころび始めた頃」の梅には、冬から春へ季節が動き出す瞬間のような、静かなドラマがあります。

平和台駅から「うめのき憩いの森」へのアクセスと周辺環境

うめのき憩いの森があるのは、練馬区北町五丁目。最寄りは、東京メトロ有楽町線・副都心線の平和台駅です。

平和台駅北口から歩いておよそ10分ほど。環状八号線(環八)沿いを進み、住宅街に入ると、静かな住宅地の中に小さな梅林が現れます。

周りは一戸建てや低層の集合住宅が多いエリアで、遠くに高層ビルはほとんど見えません。そのぶん空が広く、梅の枝越しに見える空の青さが、画面からもよく伝わってきました。

近くには自衛隊の練馬駐屯地もあり、広い敷地の緑もこのエリアならではの景色です。普段は通り過ぎてしまいがちな住宅街の一角に、こうした梅林がひっそりと守られているのは、練馬区ならではの魅力だといえます。

住宅地の中の畑遊び「シェア畑 練馬平和台」の仕組み

梅林を楽しんだあと、高田さんが寄り道したのが、シェア畑 練馬平和台

「シェア畑」は、野菜づくりのための区画を区切って貸し出す「サポート付き貸し農園」のサービスで、運営は株式会社アグリメディアです。首都圏や関西を中心に百か所以上展開し、農具や種、苗、有機質肥料などもセットになっているのが特徴です。

練馬平和台の農園は、地下鉄平和台駅から徒歩5分ほどの住宅街の中にあり、1区画は1.6メートル×3メートル(約4.8平方メートル)。家庭菜園としてはちょうどよい広さで、週1回程度通えば、年間10〜15種類の野菜が収穫できるとされています。

番組でも、畑に立つと周りは住宅の屋根が見えるのに、足元には土の匂いと野菜の緑が広がる、不思議な世界が映し出されていました。

シェア畑で育てられる野菜と初心者でも始めやすい理由

シェア畑 練馬平和台では、無農薬栽培を基本とし、畑にはウメやキンカン、ユズなどの果樹も植えられています。

利用者は、農具や肥料を自分で揃える必要がなく、現地には「菜園アドバイザー」と呼ばれるスタッフが常駐して、作業のタイミングや育て方を教えてくれます。

シェア畑全体では、利用者の約8割が野菜作りの初心者だと言われていて、「子どもの野菜嫌いが少しずつ治ってきた」という声も紹介されています。

番組でも、親子で畑に立つ姿や、色とりどりの野菜が育つ様子が映っていました。土に触れる時間は、子どもにとっては食育になり、大人にとってはリフレッシュの時間にもなります。

都市部で「土いじり」をするのは難しいイメージがありますが、こうしたサービスのおかげで、練馬の住宅街でも気軽に畑を持てるようになっているのです。

練馬区北町にある椅子張り工房「I.S.U.house上柳」を訪ねて

後半の訪問先は、I.S.U.house上柳(アイエスユーハウス・かみやなぎ)。

工房兼ショールームは、練馬区北町六丁目にあり、最寄り駅は東武東上線の東武練馬駅や、東京メトロの平和台駅周辺です。住所は「東京都練馬区北町6-31-20」。

ここは、アンティークチェアや椅子の張り替え、修理、オーダーメイド製作、さらには椅子づくり体験教室まで行っている椅子専門の工房です。

工房の中には、ヨーロッパで使われていたアンティークの椅子がずらりと並び、座面や背もたれの生地も、美しい布で張り替えられています。高田さんも、番組で紹介されたロココ時代の椅子に腰掛け、「これはすごいねぇ」と、座り心地を確かめていました。

フランス伝統のクラシックスタイル椅子張りとはどんな技術か

I.S.U.house上柳が受け継いでいるのは、「クラシックスタイル」と呼ばれるフランス伝統の椅子張り技術です。

主にロココ時代など、椅子の意匠や装飾が最も華やかだった時代の技法を基にしていて、材料にはヤシの葉や馬毛など、天然素材だけを使用します。

金属バネやウレタンなどを使う現代的な椅子張りと違い、このクラシックな方法では、座面の中身を何層にも重ね、糸で何度も縫い止めて立体的な形を作り上げていきます。手間はかかりますが、その分しっかりと体を支え、使い込むほどに座る人の体になじんでいくのが特徴です。

番組でも、上柳さんが椅子の中身を少しだけ見せながら、「椅子は直して育てていくものなんですよ」といったニュアンスで話す様子が紹介されていました。

歴史ある椅子張りの技術は、一脚の椅子に「百年使える」と言われる耐久性を与えます。買って捨てるのではなく、「直して受け継ぐ」という価値観が、画面からも伝わってきました。

黄綬褒章・現代の名工 上柳征信さんの経歴と受賞歴

工房を率いるのは、椅子張り一級技能士の上柳征信さんです。

上柳さんは、平成28年度に「卓越した技能者」として現代の名工に選ばれ、平成30年度春には黄綬褒章を受章しています。さらに、東京都の「東京マイスター」、全技連マイスター、一級技能士最優秀賞など、多くの受賞歴を持つ、日本を代表する椅子張り職人です。

また、練馬区伝統工芸会の会員として地域の工芸文化を支え、椅子張り技能士会や全国の椅子張り組合でも役職を務めています。

番組では、そんな上柳さんが、高田さんに椅子のこだわりを説明しながら、軽妙なやり取りを見せていました。

一見、静かな工房ですが、その中には「日本トップレベルの技術」がぎゅっと詰まっている——そのギャップも、今回の散歩の見どころでした。

ロココ様式やナポレオン三世期のアンティークチェアの魅力

工房の中で高田さんが座ったのは、ロココ時代の椅子や、ナポレオン三世期のデザインを受け継ぐアンティークチェア。

ロココ様式は、十八世紀ごろのフランスで流行した、曲線的で優雅な装飾が特徴のデザインです。椅子の背もたれや脚にも、草花や貝殻を思わせるような彫刻が入り、金箔や華やかな布地と組み合わされます。

また、ナポレオン三世期の椅子は、「ナポレオン三世チェア」として知られ、当時の宮廷文化を反映した端正なシルエットと上品な装飾が魅力です。

番組では、そうした椅子に高田さんが一脚ずつ座ってみて、「これは腰が落ち着くね」「これは背中がピタッとくるね」と、座り心地の違いを体で確かめていました。

アンティークチェアは見た目の華やかさばかりが注目されがちですが、本来は「座るための道具」。クラシックスタイルの椅子張りがしっかりと施されているからこそ、何十年、何百年と使い続けることができます。

工房で手掛けるオリジナル椅子や小物と注文・問い合わせ方法

I.S.U.house上柳では、アンティーク椅子の張り替えや修理に加えて、オリジナルの椅子や小物も製作しています。

番組でも紹介されたように、ロビースツールやプティスツール、マカロンザブトン(マカロンのように分割できる座布団)、サコッシュ風のバッグなど、椅子張りの技術を生かしたアイテムが多数あります。

注文や修理の相談は、工房のウェブサイトや電話、メールなどから受け付けており、椅子の写真を送って見積もりを出してもらうスタイルです。

椅子の張り替えは、新品を買い直すより費用がかかる場合もありますが、「思い出の椅子をこれからも使いたい」「祖父母の代からの椅子を次の世代に渡したい」といった理由で依頼する人も多いそうです。

家具を「使い捨てない」という選択肢を、具体的な仕事として見せてくれるのが、この工房の一番の魅力だと言えます。

梅の香りから職人の技へ 練馬・平和台を楽しむ散歩コースの魅力

今回のじゅん散歩は、早春の梅林と、世界レベルの椅子職人という、一見まったく別の世界をつなぐ散歩でした。

静かな住宅街にあるうめのき憩いの森で、季節の移ろいを全身で感じたあと、同じ練馬の街の中で、百年使える椅子を生み出すI.S.U.house上柳の工房へ。

どちらにも共通しているのは、「時間をかけて育てる」という視点です。

梅林は、地域の人たちが長年守ってきたからこそ、138本もの梅が毎年花を咲かせます。椅子もまた、職人の手で何度も直しながら、世代を超えて使われていきます。

番組をきっかけに、このエリアを歩いてみれば、観光地とは少し違う、練馬区ならではの「ゆっくり流れる時間」を味わえるはずです。

梅の香りと、木と布の手触り。
この二つを一度に楽しめるのが、今回の散歩コースの一番のごほうびだと感じました。

【じゅん散歩】中村橋のアートと松盛堂の和洋菓子、珍品フィルムカメラまで楽しむ街歩き|2026年2月26日

コメント

  1. 篠田東洋児 より:

    25分の放送を録画して、CM部分を削除したら、9分しか残らなかった。ということはCMが16分あったことに。ちょっと多すぎませんか?

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