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【ララLIFE】南魚沼産コシヒカリを土鍋で極上に炊く里山十帖流、穴沢涼太直伝の6秒研ぎと1.2倍の水加減|2026年2月27日

ララLIFE

土鍋ご飯に初挑戦する尾上松也の旅

このページでは『ララLIFE 尾上松也、土鍋でご飯を炊く(2026年2月27日)』の内容を分かりやすくまとめています。

四十一年間お米を炊いたことがない尾上松也さんが、あえて難しい土鍋ご飯に挑む姿は、それだけで胸が高鳴ります。
舞台は日本有数の米どころ、新潟県南魚沼市。豊かな自然の中で学ぶ“はじめての炊飯”は、誰にとっても小さな冒険のように見えます。

不安とワクワクが同居する道のりが、番組の物語を大きく動かしていきます。

豪雪の新潟・南魚沼市へ:里山にたたずむ宿「里山十帖」の魅力

ロケ地となったのは、新潟県南魚沼市大沢にあるオーベルジュ里山十帖。築およそ150年の古民家をリノベーションした宿で、客室からは里山の景色や森を望めます。住所は新潟県南魚沼市大沢1209-6、越後湯沢駅から車でアクセスできる場所にあります。

この地域は世界有数の豪雪地帯として知られ、里山十帖の周辺は「積雪3メートルは当たり前」と言われるほど雪が積もります。

番組のロケ当日も、屋根がすっぽり雪に包まれるほどの雪景色。
屋根の傾斜が急なのは、雪を自然に滑り落とすためです。雪国の建物は、こうした屋根の形や雪下ろしの工夫で、長い冬を乗り切ってきました。

宿には本館の客室に加え、別棟のヴィラもあり、それぞれ内装や眺めが異なります。露天風呂からは、日本百名山のひとつ巻機山の雄大な姿を一望できます。

雪に包まれた山を眺めながらの温泉と、里山の恵みを生かした食事。
その締めくくりとして登場するのが、今回の主役である「日本一の土鍋ごはん」なのです。

ミシュランキーを獲得した古民家オーベルジュと巻機山のロケーション

里山十帖は、ホテル版のミシュランガイド「ミシュランキー」で1キー(ホテル版1つ星に相当)に選ばれた宿でもあります。日本全国でキーを獲得した施設は限られており、新潟県内で1キーを得た宿は里山十帖のみという、大きな評価を受けています。

古民家の梁や柱を生かした重厚な空間に、北欧デザインなどを取り入れたインテリア。
ラウンジやダイニングからは、四季折々に表情を変える里山の景色が広がり、冬には一面の銀世界、春には残雪と新緑のコントラストが楽しめます。

正面にそびえる巻機山は、日本百名山のひとつ。秋から春にかけては、朝に雲海が広がることもあり、山の稜線と雲の海が重なる絶景が見られます。

番組では、そんな特別なロケーションの中で、尾上松也さんが「土鍋ごはん修行」に挑む様子が描かれていました。

日本一の土鍋ごはんを生む南魚沼産コシヒカリとは

この宿の土鍋ごはんに使われるお米は、南魚沼産コシヒカリです。

南魚沼市は、「魚沼コシヒカリ」の中でも特に高い評価を受けるエリア。冬に2メートルを超える雪が積もり、その雪解け水が田んぼを潤します。昼夜の寒暖差、山々から流れ込むミネラル豊富な水と土が、お米の旨みをじっくり育ててくれます。

南魚沼産コシヒカリは、炊き上がりのツヤ、ふっくらした食感、強すぎない粘りと濃い甘みが特長のブランド米です。

番組の中でも、料理評論家の山本益博さんが「日本一美味しい土鍋ごはんを味わえる宿」と評価したと紹介され、期待値は一気に高まります。

そんなお米のポテンシャルを、最大限に引き出すための手順が「ララNOTE」として紹介されました。

ララNOTE Step1「研ぎは6秒」冷たい水でお米を守る理由

最初のポイントは、ララNOTEのStep1「研ぎは6秒」です。

尾上松也さんは、里山十帖の副料理長・穴沢涼太さんから、まず「水はキンキンに冷やす」ことを教わります。お湯で研ぐと、米の表面の糠が酸化しやすくなり、風味が落ちてしまうからです。

研ぎ方も独特です。
お米は2回だけ研ぎ、合計6秒で終わらせます。

・1回目:ボウルいっぱいに冷たい水を入れ、優しく2秒だけかき回す
・すぐにその水を捨てる(最初の水を長く使うのは絶対NG)
・2回目:新しい冷たい水で4秒だけ研ぎ、すぐに水を替える

なぜそんなに短いのか。
お米は、最初に触れた水を一番よく吸い込みます。長くゴシゴシ研いでしまうと、旨み成分まで流れ出てしまい、粒も欠けてしまいます。

一般的なお米の研ぎ方では「白く濁らなくなるまで」と言われることもありますが、番組ではむしろ“洗いすぎない”ことが大事だと強調されていました。

このステップは、家庭でもすぐ真似できるポイントです。

ララNOTE Step2「水に10分つける」+10分水切りと雪室野菜の秘密

Step2は「水に10分つける」です。

研ぎ終わったお米に、冷たい水道水(もしくは冷やした軟水のミネラルウォーター)を注ぎ、10分間浸します。ここでのポイントは、水を「お米に直接」注がないこと。先にボウルに水を張り、その中にお米を入れていきます。

10分浸水させたら、水からお米を上げます。
このとき、お米が吸わなかった余分な水は、あとで「水加減の誤差」になるので、しっかり切る必要があります。里山十帖では、さらに10分間そのまま置き、余計な水分が落ちるのを待っていました。

待ち時間のあいだ、松也さんは味噌汁用の野菜を取りに、「雪室(ゆきむろ)」へ向かいます。

雪室とは、雪を活用した天然の冷蔵庫のこと。里山十帖の敷地内にも雪室があり、室温は2度前後、湿度はほぼ100%という、食材にとって理想的な環境が保たれています。

大根やにんじん、じゃがいもなどの野菜を雪室で保存すると、長期間しなびることなく、むしろ甘みが増していきます。

番組では、雪室で保存された白菜を取り出し、そのまま味噌汁の具材として使用していました。
お米も同じように、温度と湿度が安定した場所で保管することで、品質を長く保つことができます。

浸水前318グラムだったお米は、浸水後には412グラムに重さが増えます。この数字の変化が、次の水加減の計算につながっていきます。

ララNOTE Step3「1.2倍の水で炊く」1グラム単位までこだわる計量

Step3は「1.2倍の水で炊く」です。

浸水後のお米は412グラム。
ここに1.2倍の水を加えるので、水の量は494グラムになります(412×1.2=494)。

美味しい土鍋ごはんを炊くためには、「1グラムも妥協しない」というのが里山十帖の考え方。キッチンスケールで、お米も水もグラム単位で正確に量ります。

なお、新米のように水分を多く含んだお米の場合は、同じ1.2倍ではなく「1.1倍」程度に抑えるのがコツです。お米の状態によって水加減を変えるのは、プロの料理人が当たり前にやっている調整です。

計量したお米と水を土鍋に入れたら、お米が偏らないように底まで平らにならします。
このひと手間で、炊き上がりにムラが出にくくなります。

強火7分+蒸らし10分 土鍋ごはんがふっくら甘くなる仕組み

土鍋を火にかけたら、いよいよクライマックスです。

ポイントは、最初から強火で一気に炊き上げること。
目安は7分ほどで沸騰し、その後すぐに火を止めて10分間蒸らす、という流れでした。

・強火7分前後で、鍋の中がしっかり沸騰する
・沸騰を確認したら火を止める
・フタは絶対に開けず、そのまま10分蒸らす

この「フタを開けない時間」が、お米の芯までしっかり熱を通す大事な工程です。土鍋は蓄熱性が高く、一度温まるとゆっくり温度が下がっていきます。この余熱を利用して、お米の中までじっくり火を入れ、甘みを引き出しているのです。

炊きあがったごはんは、水分をしっかり含みつつもべちゃっとせず、一粒一粒がふっくらと立ち上がっています。表面にツヤがあり、光を受けてキラキラ輝いて見えるほどです。

科学的に見ても、お米のデンプンが適切な温度と時間で加熱されることで、甘みのもととなる成分が引き出されます。土鍋はその「ゆるやかな温度変化」が得意な器なのです。

炊きたて土鍋ごはんの輝きと尾上松也のリアクション

いよいよフタを開ける瞬間。
番組の中でも、湯気と一緒にふわっと立ち上る香りに、スタジオの空気が変わったように感じられました。

炊きたての土鍋ごはんは、お米の粒がつやつやと輝き、しゃもじを入れると、ふわっと軽い抵抗が返ってきます。

尾上松也さんがひと口頬張った瞬間、その表情は言葉より雄弁でした。
噛むほどに甘みが広がり、口の中でほどけていく食感。
「日本一」と呼ばれる理由が、一口で伝わってくるようなリアクションでした。

里山十帖では、このごはんがコース料理の最後に登場します。
山の恵みを生かした料理の余韻を味わいながら、シンプルな白いごはんで締める――それは、米どころ南魚沼ならではの「贅沢な終幕」といえます。

自宅で里山十帖流の土鍋ごはんを再現するポイントまとめ

最後に、番組で紹介されたポイントを、自宅用に整理しておきます。

・お米は南魚沼産コシヒカリでなくても大丈夫ですが、できるだけ新鮮で信頼できる産地のものを選ぶ
・水は冷やした水道水、もしくは冷やした軟水のミネラルウォーターを使う
・研ぎは2回、合計6秒で終わらせる(洗いすぎない)
・10分水に浸し、その後10分しっかり水を切る
・浸水後のお米の重さに対して、1.2倍の水(新米なら1.1倍)をグラム単位で計量する
・土鍋で強火7分→沸騰したら火を止めて10分蒸らす間はフタを開けない

この流れを守るだけでも、いつものお米が「別人」かと思うくらい美味しく炊きあがります。

番組では、豪雪の里山と古民家の宿という特別な舞台の中で、この土鍋ごはんが紹介されましたが、エッセンス自体は家庭でも十分再現できます。

雪国が育てた南魚沼産コシヒカリと、古民家オーベルジュ里山十帖の知恵。
ララLIFEのこの回は、「お米を炊く」という何気ない行為の奥に、自然と人の技がどれだけ詰まっているかを教えてくれる内容でした。

家にある土鍋を手に取って、同じ手順で一度炊いてみる。
それだけで、テレビの向こうの一杯が、あなたの食卓にもふわっとよみがえってくるはずです。

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