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中村尚人さんは何者?逆腹筋を生んだ理学療法士の経歴と病院を離れた理由【気になるマンで紹介】

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逆腹筋を生んだ中村尚人さんとは

腹筋といえば、仰向けになって上体を起こす運動を思い浮かべます。ところが、その常識とは反対に「体を反らす」発想から生まれたのが逆腹筋です。『サンド&キスマイの気になるマン 顔も腹もたるみも!簡単太らない術で磯村勇斗感動(2026年8月17日放送)』でも登場するこの方法を考案したのが、理学療法士の中村尚人さん。調べてみると、単なるトレーニングの先生ではなく、医療現場での経験から「病気になる前に体を整えること」を追求してきた人物でした。

この記事でわかること

  • 中村尚人さんがどんな人物なのか
  • 理学療法士から予防医学へ進んだ経歴
  • 逆腹筋を考案するまでの背景
  • 現在のスタジオや活動内容

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中村尚人さんは何者?逆腹筋を考案した理学療法士

中村尚人

(出典:中村尚人) 

中村尚人さんは、理学療法士として医療・介護の現場を経験した後、ヨガやピラティス、ウォーキングなどを通じて予防医学に取り組んでいる運動指導者です。

株式会社P3の代表取締役を務め、ヨガ・ピラティススタジオ「studio TAKT EIGHT」と予防運動ジム「UPRIGHT」を主宰しています。

そして、広く名前を知られるきっかけの1つとなったのが「逆腹筋」です。中村さん自身が考案者として紹介され、2025年には『逆腹筋の教科書 人体の構造的に正しい腹筋運動の新標準』も出版されています。

テレビで逆腹筋だけを見ると、「ちょっと変わった腹筋運動を考えたトレーナー」という印象を持つかもしれません。

ところが経歴をたどっていくと、そのイメージはかなり変わります。

中村さんの土台にあるのは、長年にわたって患者の体と向き合ってきた理学療法士としての臨床経験です。

個人的には、ここを知ってから逆腹筋を見ると、「なぜ一般的な腹筋とは逆の動きなのか」が気になってきます。

中村尚人さんは12年間にわたり医療・介護の現場を経験

中村さんは1999年に理学療法士の資格を取得しました。

その後、東京慈恵会医科大学附属第三病院や柏病院、クリニック、老人保健施設などで勤務し、訪問リハビリにも携わっています。医療・介護分野での活動期間は約12年間に及びます。

病院だけではなく、

  • 急性期医療
  • クリニック
  • 高齢者施設
  • 訪問リハビリ

と、異なる環境で人の体を見てきたことになります。

同じ「体を動かす仕事」でも、フィットネスクラブで健康な人を指導するところから始めた経歴とはかなり違います。

痛みや病気、加齢によって思うように体を動かせない人とも接してきた経験が、その後の「無理なく体を動かす」という考え方につながっていることがうかがえます。

中村尚人さんが病院を離れて予防医学を目指した理由

中村さんの経歴で特に印象的なのが、病院で患者を待つことへの違和感です。

医療現場では、基本的に何らかの不調や病気が起きた人が来院します。

しかし中村さんは臨床経験を重ねるなかで、症状が出てから対応するだけではなく、もっと前の段階から体を動かして病気や不調を防ぐことが重要だと考えるようになりました。

そして、自分の使命は予防医学を実現することだと考え、2011年に独立しています。同じ年に八王子で「studio TAKT EIGHT」を立ち上げました。

ここは中村さんという人物を理解するうえで、かなり大事な転機です。

理学療法士として病院で働き続ける道もあったはずです。

それでも、病気になった人を治療・リハビリするだけではなく、病気になる前の人にも運動を届けたいという方向へ進んだわけです。

たしかに、私たちも腰や膝が痛くなってから「もっと早く運動しておけばよかった」と思うことがあります。

中村さんが取り組んでいる予防運動は、まさにその「もっと前」の段階に働きかけようとするものです。

中村尚人さんがヨガとピラティスを始めたきっかけ

中村さんは最初からヨガの先生だったわけではありません。

理学療法士として働くなか、クリニックへの転勤をきっかけにヨガと出会ったことが転機になりました。

その後、ヨガのインストラクター資格を取得し、さらにピラティスにも関心を広げて国際ライセンスを取得しています。

医療とヨガは一見すると別の世界に見えます。

しかし、どちらも姿勢や呼吸、関節の動き、筋肉の使い方など、「人間の体をどう動かすか」という点では深くつながっています。

中村さんは理学療法士として身につけた解剖学や身体機能の知識を土台にしながら、ヨガやピラティスを運動指導へ取り入れていきました。

ヨガの解剖学を教える講師としても活動し、2008年からはヨガフェスタにも講師として参加しています。

「医療からフィットネスへ転職した」という単純な話ではなく、医療で学んだ体の知識と運動を結びつけていったところに中村さんらしさがあります。

中村尚人さんの「逆腹筋」は体を反らして腹筋を使う

一般的な腹筋運動では、上体を前へ丸めながら起こします。

一方、中村さんが考案した逆腹筋では、立った状態などから体を反らす動きを利用します。

後ろへ倒れないよう体を支えようとするときに腹筋が働くことを利用し、腹部へ刺激を与える考え方です。中村さんは人体の構造を踏まえた腹筋運動としてこの方法を提案しています。

「腹筋なのに反る」という名前の通り、従来のイメージとは真逆です。

初めて見ると、「反ったら背筋を鍛えるのでは?」と感じるかもしれません。私もここは最初に気になるところです。

ポイントは、ただ大きく後ろへ反ればよいということではありません。

姿勢を保ちながら腹部の筋肉を働かせることが前提になるため、単純に腰を強く反らせる運動とは区別して考える必要があります。

特に腰に痛みがある人や体を反らすと違和感が出る人は、テレビや短い動画を見ただけで無理にまねしない方が安心です。

中村尚人さんは逆腹筋だけを研究してきた人ではない

中村さんの活動を調べると、逆腹筋は数ある取り組みの1つだとわかります。

代表的なのが、ファンクショナルローラーピラティス®です。

これは中村さんがまとめ上げたピラティスメソッドで、現在は指導者育成も行われています。

ほかにも、

  • エボリューションウォーキング®
  • 側弯トレーニング®
  • アーサナ・アナトミカル・アプローチ
  • Balance Rocker®

など、姿勢や歩行、体の機能に関係する複数のメソッドを手がけています。

こうして並べてみると、中村さんが研究している対象は「お腹をへこませること」だけではありません。

人間が本来どのように立ち、歩き、体を動かすのかという、かなり広いテーマに取り組んでいる人物です。

逆腹筋も、その延長線上にある運動として見ると理解しやすくなります。

逆腹筋は「楽そうだから安全」とは限らない

逆腹筋が気になって実際に試してみたい人にとって、大切なのは「簡単そうに見えること」と「自分の体に合っていること」を分けて考えることです。

逆腹筋は立ったまま行える方法が知られており、床で何度も上体を起こす一般的な腹筋より取り組みやすく感じる人もいるでしょう。

ただし、体を反らす動作があります。

そのため、腰痛や脊椎・関節の疾患がある場合、痛みやしびれが出ている場合などは自己判断で無理をしないことが重要です。

また、「逆腹筋をすれば体重が大きく落ちる」「これだけですべてのお腹の脂肪がなくなる」といった捉え方もしない方がよいでしょう。

腹部の見た目には、筋肉だけではなく体脂肪、姿勢、食生活、活動量などさまざまな要因が関係します。

個人的には、短期間の数字だけを期待するより、自分が無理なく続けられる運動の選択肢の1つとして見る方が取り入れやすいと感じます。

痛み、しびれ、めまいなどが生じた場合は中止し、必要に応じて医療機関や専門家へ相談してください。

中村尚人さんは現在も八王子を拠点に予防運動を広げている

中村さんは現在、株式会社P3の代表取締役として活動しています。

八王子のstudio TAKT EIGHTを主宰するほか、2023年には予防運動ジム UPRIGHTを設立しました。

さらに、ヨガ・ピラティスの指導だけでなく、

指導者育成
講演
執筆
運動指導

など幅広い活動を続けています。

実際に中村さんから学びたい場合は、一般向けレッスンなのか、指導者向け講座なのかを確認した方がよいでしょう。

中村さんの活動には専門家向けの内容も多いため、「逆腹筋を習いたい」という目的と「ピラティスを本格的に学びたい」という目的では選ぶ内容が変わります。

スケジュールや募集内容は変更されることもあるため、参加前には公式情報で最新の開催内容を確認するのが確実です。

逆腹筋という1つの運動から中村尚人さんを知ると、最初は「変わった腹筋を考えた人」という印象かもしれません。

しかし経歴を追っていくと、1999年から理学療法士として医療・介護の現場に立ち、病気になった後だけでなく、その前から人の体に関わりたいと考えて独立した人物だとわかります。

逆腹筋の「反って鍛える」という発想も突然生まれたものではなく、その背景には長年、人の姿勢や歩行、体の構造を見続けてきた経験があります。

個人的には、逆腹筋そのものの珍しさ以上に、理学療法士から予防医学へ進んだ中村さんの経歴を知ることで、この運動を見る目がかなり変わるように感じます。

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