ほなつ・ゆいな姉妹がBumpyで世界へ挑んだ977日
ラウールとともに世界最高峰のダンス大会へ挑んだ「天才姉妹」は、妹のほなつ(帆夏)と姉のゆいな(武本柚乃)です。『それSnow Manにやらせて下さいSP(ラウール&天才姉妹がダンス世界大会に出場!密着977日…涙の物語がついに完結)(2026年8月28日)』では、1度は世界大会を断念した3人組Bumpyの再挑戦が大きく扱われます。姉妹はテレビ企画で突然現れたダンサーではなく、それぞれ大会実績を重ねてきました。Bumpy結成までの背景から2026年世界大会の結果まで追っていきます。
この記事でわかること
- 天才姉妹ほなつ・ゆいなとBumpyの関係
- 世界大会を1度断念して再挑戦するまでの経緯
- 2026年世界大会でBumpyが残した結果
- 姉妹それぞれが積み上げてきたダンス実績
天才姉妹の正体とBumpyでの役割
(出典:U-NEXT SQUARE「それスノ」ラウール&天才キッズダンサー・ほなつちゃんがダンスで世界一を目指す)
「天才姉妹」と呼ばれているのは、妹のほなつ(帆夏)と姉のゆいなです。ゆいなはチバテレでも武本柚乃として紹介され、千葉を拠点に活動してきたダンサーです。2人にラウールが加わった3人組が、ダンスチームBumpyです。
Bumpyの特徴は、単に「芸能人+キッズダンサー」で組んだ企画チームではないところにあります。ほなつとゆいなは幼いころからコンテストや世界大会を経験しており、ラウールもダンスを大きな強みとしてきました。それぞれ異なるキャリアを持つ3人が、競技として本気で世界を狙うチームになっています。
2026年の挑戦では、ほなつは中学1年生、ゆいなは高校2年生として紹介されました。年齢差だけでなく体格や動きの特徴も異なる3人が、1つの作品としてそろえることがBumpyの難しさであり強みでもあります。
なかでもほなつは、小柄な身体を生かしたスピード感のある動きが特徴です。SD.LEAGUEではCHIBIMEKIのACE PERFORMERとして登録され、World of Dance WORLD FINALS 2025世界2位などの実績も記載されています。
姉のゆいなは、妹より早く世界大会を経験したダンサーです。2人がBumpyで担っているのは「ラウールを支える子ども役」ではありません。世界大会で勝つための3人のうちの2人として、本格的な競技ダンスに向き合っています。
977日続いた世界挑戦と前回断念からの再出発
Bumpyの物語を理解するうえで欠かせないのが、1度世界大会出場を断念していることです。
3人は2024年にも世界最高峰クラスのストリートダンス大会「World Hip Hop Dance Championship」への出場を目指し、日本予選に挑戦しました。
そこでBumpyは日本予選1位を獲得。世界大会への出場権を手にします。
ところが、世界大会を目前にしてラウールが腰を負傷しました。
日本一になったにもかかわらず、本番の舞台には立てない。この結果、Bumpyは世界大会への出場を辞退することになります。
普通ならここで企画が終わっても不思議ではありません。
しかし、Bumpyは1年4か月後に再始動します。
ラウールはケガを繰り返さないため約1年半にわたって身体づくりを続け、再びほなつ、ゆいなのもとを訪れました。2025年11月から3人で世界一への挑戦を再開し、新たな日本予選へ向けた練習が始まります。
今回は得意としていたヒップホップだけではなく、ポップやロックなども取り入れました。
さらに2泊3日の合宿では、振付を覚えるだけではなく、3人がお互いに意見を言い合える関係を作ることも課題になりました。
977日という数字が意味しているのは、単純な練習期間ではありません。
結成、日本予選優勝、ケガ、世界大会辞退、空白期間、再結成、日本予選への再挑戦、そしてアメリカ本戦までを含めた長い物語です。
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日本予選1位から2026年世界2位までの結果
再始動したBumpyは、2026年4月12日に日本予選へ出場しました。
参加したのはMiniCrew(ミニクルー)部門。日本予選では7チームが競い、Bumpyは優勝して再びアメリカへの出場権を獲得します。
前回との大きな違いは評価内容でした。
過去の挑戦ではパフォーマンス面の評価が高い一方、スキル面に課題が残りました。2026年の日本予選では、パフォーマンス2位ながらスキル評価で1位となり、総合優勝につなげています。
そして向かったのがアメリカ・アリゾナで開催された2026 WORLD HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIPです。
最終結果は、
MiniCrew部門 銀メダル・世界2位。
大会主催のHIP HOP INTERNATIONALが公開している2026年の公式結果では、MiniCrew部門は次の順位になっています。
- 金メダル:1DUB1(日本)
- 銀メダル:BUMPY(日本)
- 銅メダル:THE POWER MUSIC DANCE(ブラジル)
世界一にはあと1歩届きませんでした。
それでも、1度は世界大会そのものに出場できなかった3人が、再び日本代表の権利を勝ち取り、世界大会で2位まで上がったことになります。
「日本予選で勝った」というところで終わらず、本当に世界の表彰台までたどり着いたことが、Bumpyの挑戦を特別なものにしています。
姉・柚乃がすでに世界レベルだったダンス経歴
Bumpyで「ゆいな」と呼ばれている姉は武本柚乃です。
Bumpy以前から世界大会を経験している実力者で、2022年には中学1年生の時点でチバテレの人物密着企画に取り上げられていました。
その紹介内容がかなり印象的です。
千葉市のダンスチーム煌めき☆glitterのメンバーとしてアメリカで行われたストリートダンス世界大会に出場し、3位入賞。さらにジュニア部門では優勝した人物として紹介されています。
つまり、Bumpyに加わるより前から「世界で戦ったことのあるダンサー」でした。
ここは、Bumpyをテレビ企画だけで見ていると見落としやすい部分です。
ラウールが世界大会に挑戦するために「天才姉妹を連れて行った」というより、もともと世界レベルの競技経験を持つ姉妹の力と、ラウールの表現力を組み合わせたチームと考える方が実態に近いでしょう。
特に柚乃は、妹より年上で競技経験も長く、Bumpyでは技術だけでなくチームを支える役割も大きくなります。
世界一を知るダンサーが、今度は妹とラウールとともに別の世界大会へ挑む。その経歴があるからこそ、Bumpyの世界2位にも説得力があります。
妹・帆夏が幼少期から積み重ねた大会実績
妹の帆夏(ほなつ)も、テレビ出演によって突然有名になったダンサーではありません。
SD.LEAGUEのCHIBIMEKI公式プロフィールには、幼いころから積み上げてきた大会実績が並んでいます。
2024年のプロフィールでは、ALL JAPAN SUPER KIDS DANCE CONTEST 2022 FINAL 小学3年生以下ソロ部門優勝、DANCE DELIGHT「LiL’ WiLD」小学生大会優勝などが記載されています。
その後も成績を伸ばしています。
CHIBIMEKIではACE PERFORMERを務め、2025年版には、
- DANCE DELIGHT主催 LiL’ WiLD 2024優勝
- GRAND SLAM TOKYO 2024・2025 2連覇
- マイナビDANCEALIVE 2025 KIDS KANTO BEST4
- World of Dance Summit 2024 World Finals進出
などの実績が掲載されています。
さらに現在のCHIBIMEKIプロフィールでは、World of Dance WORLD FINALS 2025 世界2位も加わっています。
こうして並べると、ほなつがBumpyに選ばれている理由も見えてきます。
年齢が若いことや小柄な体格だけが特徴なのではありません。
ソロ、チーム、バトル、世界大会と異なる舞台を経験し、その中で結果を積み重ねてきたダンサーです。
Bumpyで見せる堂々としたパフォーマンスには、それ以前の何年もの大会経験が土台になっています。
kirameki☆glitterとダンス環境とのつながり
姉妹を語るうえでもう1つ重要なのが、kirameki☆glitter(煌めき☆glitter)を中心としたダンス環境です。
姉の柚乃は早くから煌めき☆glitterの一員として世界大会へ出場しており、帆夏もその流れを受け継いでいます。
さらに帆夏はCHIBIMEKIやMIGHTYなど複数のチームで競技経験を積んできました。
CHIBIMEKIを率いる憧(ヒトミ)さんのプロフィールには、Bumpyとの関係もはっきり記されています。
ラウールとほなつの振付指導に加え、「世界大会ラウール×ゆいな、ほなつ 振付指導」を担当しています。
つまり、Bumpyは3人だけで完成したチームではありません。
姉妹が長く育ってきたダンス環境と指導者の存在があり、その延長線上に世界大会への挑戦があります。
煌めき☆glitterは2023年にWorld of Danceで世界一を経験したメンバーも抱えるなど、世界大会を目標に据えた育成環境を持っています。
世界大会に出場すること自体が最終目標ではなく、世界で勝つための経験を日常的に積んできた環境だったことが、姉妹の強さにつながっています。
世界大会後も続く姉妹それぞれの挑戦
Bumpyが2026年の世界大会で銀メダルを獲得したことは大きな節目ですが、ほなつとゆいなのダンス人生にとってはゴールではありません。
特にほなつは、Bumpyとは別にCHIBIMEKIなどで活動を続けています。
CHIBIMEKIのプロフィールに並ぶ実績を見ると、国内コンテストだけではなくWorld of Danceなど海外大会への挑戦が継続していることが分かります。
ゆいなも、Bumpy以前から世界大会を経験してきました。
姉妹が面白いのは、Bumpyだけが活動の中心ではないことです。
それぞれ自分のチームや競技経験を持ちながら、Bumpyになるとラウールを含めた3人で新しい作品を作る。そのため、Bumpyの活動を追うだけでも、姉妹それぞれの成長が見えてきます。
2024年には日本一になりながら世界大会に立てず、2026年にはもう1度日本一となり、ついに世界の舞台へ。
そして結果は世界2位でした。
金メダルではありませんでしたが、1度途切れた挑戦を977日にわたってつなぎ直し、世界の表彰台まで到達したことに大きな意味があります。
何より印象的なのは、ほなつとゆいなが「ラウールと踊った天才姉妹」だけでは終わらないことです。
それぞれがすでに大会実績を持つ競技ダンサーであり、Bumpyとは別の場所でも世界を目指し続けています。
Bumpyの世界2位を入口に姉妹の過去をたどると、今回の結果が偶然ではなく、幼いころから積み重ねてきた経験の延長線上にあったことが見えてきます。



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