ゆいなとほなつ、世界2位まで続いた姉妹の成長
ラウールさんとBUMPYを組むゆいなさん・ほなつさん姉妹は、単に「ダンスが上手な姉妹」ではありません。姉はすでに世界一を経験し、妹もソロやチームで結果を積み重ねてきました。『それSnow Manにやらせて下さいSP(ラウール世界一へ…米・ダンス大会出場)(2026年8月28日)』につながる2人の経歴をたどると、練習中にゆいなさんが涙を流した場面や、BUMPYが強くなった理由も見えてきます。
この記事でわかること
- ゆいながBUMPY加入前に世界一になっていた経歴
- 妹ほなつが積み重ねてきた大会実績
- ゆいなが練習中に涙を流した理由
- 姉妹とラウールが本当のチームになった転機
ゆいなはBUMPY加入前の2023年に世界一を経験していた
(出典:World of Dance「Kirameki☆Glitter at World of Dance Summit」)
BUMPYのゆいなさんは2026年時点で高校2年生ですが、すでに中学生のころから世界大会の頂点を経験しています。
所属するkirameki☆glitterのメンバーとして、2023年の「World of Dance World Finals」に出場。チームはWorld Divisionで世界1位に輝きました。ゆいなさん自身も公式プロフィールで、この世界大会優勝が代表的な実績として紹介されています。
kirameki☆glitterに加わったのは小学4年生のころ。その後は大人数で作品を踊るチーム競技だけでなく、コンテストやダンスバトルにも挑戦してきました。
2025年にもWorld of Danceの世界大会で2位。さらに2026年にはHIP HOP INTERNATIONAL JAPANの2on2 ALLSTYLE BATTLEで優勝するなど、BUMPYだけで活動しているダンサーではありません。
ラウールさんとほなつさんが世界大会を目指すことになった2024年、3人編成のMiniCrewにもう1人必要となった際、「すでにチームで世界一を経験している姉」が加わったのは大きな意味がありました。
世界大会がどんな緊張感を持つ場所なのかを知るメンバーが、最初からチーム内にいたことになります。
妹ほなつもソロとチームの両方で結果を残してきた

(出典:TBSテレビ「ラウールと天才キッズダンサーがSPコラボ」)
妹のほなつさんは2026年時点で中学1年生。
幼いころからダンス大会に挑戦してきた実力派で、CHIBIMEKIでは「ACE PERFORMER」として紹介されています。
代表的な成績には、
- DANCE DELIGHT主催「LiL WiLD」小学生大会2024 優勝
- GRAND SLAM TOKYO 2024・2025 2連覇
- DANCEALIVE 2025 KIDS KANTO BEST4
- World of Dance Summit 2024 World Finals出場
などがあります。
さらに、それ以前にもALL JAPAN SUPER KIDS DANCE CONTESTの小学3年生以下ソロ部門で優勝しています。
姉のゆいなさんが「世界大会優勝経験を持つチームダンサー」なら、ほなつさんは幼いころからソロ、ユニット、チームとさまざまな形で競争してきたダンサーです。
ラウールさんとの最初の接点も、そんなほなつさんのダンスでした。
2023年に2人が共演したことから「いつか一緒に大会へ」という話につながり、後にゆいなさんを加えた3人組BUMPYが誕生しています。
ゆいなが涙を流したのは新しいロックダンスに苦戦した時だった
世界一経験者であるゆいなさんにも、BUMPY再挑戦では大きな壁がありました。
2026年の日本予選へ向けた練習では、世界一を狙うためにロックダンスを新たに取り入れています。
その練習でほなつさんが鋭い動きを見せる一方、ゆいなさんは思うようにタイミングを合わせられない場面がありました。
そこでゆいなさんは涙を見せ、「今楽しくない。楽しく踊れていない」と気持ちを明かしています。
ここが姉妹の経歴を見るうえで興味深いところです。
ゆいなさんはすでに世界一を経験しています。それでも新しいジャンルに入れば、過去の実績だけで思い通りに踊れるわけではありません。
一方、年下だったほなつさんは成長し、同じ世界大会を狙う1人の競技者になっていました。
「世界一になった姉と、その背中を追う妹」という単純な関係ではなく、同じチーム内で互いの成長を意識する段階まで姉妹が進んでいたことが分かる場面です。
宮舘涼太の3時間弁当も苦しい練習期間の1コマだった
苦戦が続いていた練習場には、Snow Manの宮舘涼太さんが訪れています。
宮舘さんが持ってきたのは、3人のために約3時間かけて作った応援弁当でした。
厳しい練習が続くなかで食事を囲み、ほなつさんにも笑顔が戻っています。
世界大会への挑戦というと本番の順位に目が向きますが、BUMPYは1日だけ集まって作られたチームではありません。
2024年の世界大会辞退から再始動まで1年4か月が空き、さらに日本予選へ向けて長い練習期間を重ねています。
3人の年齢も生活も違います。
トップアイドルとして活動するラウールさん、高校生のゆいなさん、中学生のほなつさんが時間を合わせて1つの演技を作ること自体が、BUMPY特有の難しさでした。
2泊3日の合宿で「遠慮する3人」から変わった
BUMPYが世界を狙ううえで、技術以外にも課題がありました。
それがお互いに思ったことを言い切れない距離感です。
日本予選直前には千葉県の体育館を貸し切り、2泊3日のダンス合宿を実施。
初日は指導者を入れず、ラウールさん、ゆいなさん、ほなつさんの3人だけで練習しました。
そこでラウールさんが率先して気付いたことを伝えるようになり、姉妹も徐々に自分の意見を出すようになります。
ダンスのチームでは、単に全員が上手ければ完成するわけではありません。
わずかなタイミングのずれや身体の角度までそろえるには、「ここが違う」「こうした方がいい」と言える関係が必要です。
特にBUMPYが出場するMiniCrewは3〜4人しかいないため、1人の動きが目立ちやすい部門です。演技時間も約1分30秒と短く、少人数で完成度を見せなければなりません。
この合宿は、3人が「一緒に踊る人」から「意見をぶつけながら作品を作るチーム」に変わった転機の1つでした。
姉妹は同じタイプではないからBUMPYの武器になった
ゆいなさんとほなつさんは姉妹ですが、競技歴を見ると特徴はかなり違います。
ゆいなさんはkirameki☆glitterで大人数の世界大会を経験し、コンテストだけでなくバトルにも積極的に挑戦してきました。
ほなつさんはCHIBIMEKIの公式プロフィールで、小さな身体を武器にして枠にとらわれず挑戦するダンサーとして紹介されています。ソロ、ユニット、チームと活動の幅も広いのが特徴です。
そこへ身長や身体の使い方が大きく異なるラウールさんが加わります。
3人が同じように踊るのではなく、違う身体や経験を持つ3人がそろって1つの作品を成立させる。
この組み合わせそのものがBUMPYの個性です。
チーム名の通り、挑戦の道は決して平らではありませんでした。
世界一経験者の姉と成長した妹が最後は同じ「世界2位」に立った
2026年、BUMPYは日本予選のMiniCrew部門を突破し、アメリカ・アリゾナ州フェニックスで行われた世界大会へ進みました。
世界大会では予選9位。
決勝進出圏外からのスタートでしたが、準決勝で一気に2位へ順位を上げ、そのまま決勝でも世界2位・銀メダルを獲得しました。
ゆいなさんはBUMPYに入る前から世界一を知っていました。
ほなつさんは姉を追う年下のキッズダンサーから、世界大会で同じチームを背負う存在へ成長しました。
その途中では、世界一経験者のゆいなさんが思うように踊れず涙を流す場面もありました。
だからこそBUMPYの世界2位は、ラウールさんの再挑戦だけではなく、ゆいなさんとほなつさんという姉妹の関係が変化していった物語としても見ることができます。
姉が妹を引っ張るだけでも、妹が姉を追いかけるだけでもない。
最後には2人とも「BUMPYの1人」として、同じ銀メダルにたどり着きました。


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