- 移住と2拠点生活のリアルに迫る
移住と2拠点生活のリアルに迫る
このページでは『見取り図の間取り図ミステリー!移住&2拠点生活SP(2026年2月19日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
今回のテーマは移住と2拠点生活です。
栃木・那須高原のテレビ初公開ハウスや、群馬で夢をかなえた夫婦の住まいなど、間取りから人生が見えてくる家が登場します。
図面の謎を入り口に、それぞれの暮らしの選択をひもときます。
林家三平&国分佐智子 那須高原の2拠点生活ハウス
最初に登場したのは、林家三平・国分佐智子夫妻の那須高原の家。
ここはもともと、三平さんの母であるエッセイスト・海老名香葉子の別荘だった建物を、三平さんがリノベーションしたものです。
玄関を入ると目に飛び込んでくるのは、母が愛用していたという大きな暖炉。
リビングの中央にどんと構えるこの暖炉が、家全体の雰囲気をやわらかくまとめてくれます。
浴室は、檜の香りがふわっと広がる檜風呂。
ここには、母の海老名香葉子だけでなく、落語家の林家こん平も入ったことがあると紹介され、「家族の歴史がしみこんだお風呂」という言葉がぴったりの空間になっていました。
室内の鏡や家具の角は、できるだけ丸いデザインでそろえています。
国分さんいわく、角ばったものをなくすと、気持ちまで柔らかくなるように感じるそうで、間取りの細部にまで「家族が穏やかに過ごせる工夫」が散りばめられていました。
那須高原のロケーションと1枚ガラスの窓
この家のいちばんの見どころは、リビングの大きな窓。
壁一面に近いサイズの特注の1枚ガラスで、その向こうには、国有林の森が一面に広がっています。
春は淡い新緑、夏は深い緑、秋は燃えるような紅葉、冬は静かな雪景色。
四季ごとにまったく違う表情を見せる森を、ソファからぼんやり眺めるだけで心がリセットされる、そんな「景色の特等席」でした。
那須高原は、那須連山の麓に広がる高原リゾート。
古くから温泉地として知られ、那須温泉郷や那須御用邸に近いエリアには、別荘やホテル、観光施設が集まっています。
首都圏からもアクセスしやすく、「東京から車で2〜3時間で行ける高原リゾート」として、2拠点生活の候補地として人気が高まっている場所でもあります。
ベランダには、屋根を突き抜けるように1本の木が伸びていました。
これは、三平さんの父が夢枕に立ち、「あの木は切らないでくれ」と語りかけてきた、というエピソードから残したものだそうです。
夏にはこの木にたくさんの昆虫がとまり、長男の柊乃助くんが大喜びするとのこと。
「木を残す」という選択が、家族の思い出を優しくつないでいました。
100坪の農園と、自給自足を目指す暮らし
敷地の一角には、なんと約100坪の農園があります。
三平さんは、母から「食べ物はなるべく自分の手で育てなさい」と教えられてきたこともあり、ここで約25種類もの野菜を育てていると紹介されました。
この日は、採れたての白菜を使って、国分さんが豚汁を手際よく調理。
大きな鍋でぐつぐつ煮込んだ豚汁を、スタッフや家族にふるまう様子からは、「別荘」ではなく「ちゃんと生活している家」であることが伝わってきます。
将来的には、この家や農園の一部を活かして、国分さんがカフェを開きたいという構想も語られました。
「畑で採れた野菜を使ったごはんやスイーツを出せたら」と話す表情はとても楽しそうで、2拠点生活が次の仕事のヒントにもなっているように感じられました。
2拠点生活というと「ぜいたくな暮らし」のイメージがありますが、番組で映し出されたのは、畑仕事や家事をコツコツと続ける等身大の家族の姿。
「気分転換の場所」ではありつつも、ちゃんと生活の手触りがあるのが印象的でした。
群馬・前橋市 大嶋さん一家の「子育てと仕事 両立ハウス」
続いて紹介されたのは、群馬県前橋市に移住した大嶋さん一家の家です。
ロケを担当したのは、小山慶一郎と、お笑いコンビ・ガクテンソク 奥田修二。
前橋市は、北関東の中核都市でありながら、山や川が身近な「ちょうどいい地方都市」として、移住先として注目を集めています。
市の制度として、東京圏から移住して一定の条件を満たした世帯に対し、世帯100万円+18歳未満の子ども1人につき100万円を支給する「移住支援金」制度があることも紹介されました。
大嶋さん一家が購入した土地は、なんと184坪。
価格は870万円だったと説明され、スタジオからは「広さのわりに手が届く感じ」「都内のマンションの一部屋ぶんで、こんな土地が?」と驚きの声があがっていました。
自宅の一角が美容室になる間取り
この家の最大の特徴は、自宅の一角が美容室になっていること。
美容師である妻・沙織さんの仕事場で、お客様が訪れても、家族の生活スペースとはゆるく区切られたつくりになっています。
床はあえてコンクリート仕上げ。
お客様は靴を脱がずにそのまま入れるので、サロンとしても使いやすく、髪の毛を掃きやすいのも大きなメリットです。
家全体の設計を手がけたのは、建築士である夫の励さん。
「仕事の合間に家事や子どもの世話ができるように」という思いから、キッチン・洗面・サロン・子どもスペースが自然につながるように、動線を意識した間取りにしています。
2階には、約7帖のコンパクトなリビングがあります。
部屋の中央には、どうしても置きたかったという円卓があり、その形に合わせるように壁の一部も丸く曲線を描くデザインになっていました。
丸いテーブルを囲むと、誰がどこに座っても顔が見やすく、家族の会話が自然と増えると言われています。
沙織さんは、「美容師としての仕事と、子育てのどちらも大事にしたい」という思いで、この家を選び、前橋市に移住したと語っていました。
番組を見ていると、「家の形が、そのまま働き方の形になっている」ことがよく伝わってきます。
群馬・伊勢崎市 下田夫妻の「2階が飛び出た謎の家」
3つ目の家は、群馬県伊勢崎市にある**「2階が約2メートル飛び出した家」**。
ロケを訪れた小山さんと奥田さんが、道から見ても思わず「えっ?」と二度見してしまうほど、インパクトのある外観でした。
住んでいるのは、ともに建築士の下田夫妻。
「せっかく建てるなら、どこにもない家にしたい」という思いから、この不思議なシルエットが生まれたそうです。
玄関を入ると、まずは約3帖の和室のゲストルーム。
小ぢんまりとしながらも、床の間や障子のデザインにこだわった空間で、親戚や友人が泊まりに来たときにくつろげるようになっています。
中庭と吹き抜けがつなぐ、洗面所と外の空気
洗面所の奥には、小さな中庭が続いていました。
扉を開けると、外の空気がふっと入り込み、狭い空間でも圧迫感を感じない工夫になっています。
この中庭は、2階全体が2メートルほど外側に張り出していることで生まれたスペース。
そのおかげで、洗面所の上部は吹き抜けになり、昼間は照明いらずの明るさになるのだそうです。
洗濯物を干すスペースとしても活用でき、家事をしながら空を見上げることができるのも、ちょっとした癒やしポイント。
「間取りを変えると、家事の気分まで変わる」という好例でした。
広瀬川を見下ろすリバービューと屋上の窓
この家の「2階が飛び出している」本当の理由は、すぐそばを流れる広瀬川の景色を、いちばんきれいな角度で眺めるため。
夫の仁さんは、子どもの頃によく広瀬川で釣りをしていたそうで、「大人になってからも、この川を見ながら暮らしたい」と考えていたと話していました。
3階の寝室で目を覚ましたら、そのままバルコニーに出て朝の風に当たる。
夜は屋上に上がり、リバービューを楽しみながら、妻の恭子さんのリクエストどおりビールを一杯。
屋上には、東西南北それぞれに向けた細長い窓が設けられており、時間帯によって変わる光や景色を切り取れるようになっています。
ロケに訪れた小山さんと奥田さんも、「ここまでくると、もはやアート作品みたい」と感心していました。
伊勢崎市は、広瀬川や公園が近く、鉄道や幹線道路のアクセスも良いエリア。
「自然も街もどちらも大事にしたい」という夫婦にとって、ぴったりの土地だったことが伝わってきました。
スタジオトークで見えた「移住したい場所」と2拠点生活のリアル
スタジオパートでは、ゲストたちが「もし移住するとしたら、どこに住みたい?」というテーマでトークを繰り広げました。
滝沢カレンさんは、将来はイタリアかフランスの田舎町で暮らしてみたいと語ります。
石畳の細い路地、古い教会、地元の人が集まる市場…そんなヨーロッパの景色に囲まれて、パンとチーズとワインがあれば幸せ、というイメージを楽しそうに話していました。
横澤夏子さんは、自身のふるさとである新潟県の小学校時代の思い出を披露。
深い雪の中を通学した話や、体育館が寒くてみんなで震えながら授業を受けたことなど、「大変だったけど、今思えば楽しかった」と笑顔で振り返っていました。
2拠点生活や地方移住は、ここ数年で急に広がった新しい暮らし方です。
テレワークの普及などで、働く場所の自由度が高まったことで、「平日は都市で働き、週末は地方で過ごす」というスタイルを選ぶ人も増えています。
番組のトークからは、「どこに住むか」というよりも、「どんな時間を、誰と過ごしたいか」を考えることが、移住や2拠点生活を考えるうえで大事なのだと感じられました。
収納王子コジマジック流・テレビボード収納アイテムと暮らしの知恵
スタジオでは、野々村友紀子さんが愛用しているテレビボードも紹介されました。
プロデュースしているのは、収納王子コジマジック。
このテレビボードのポイントは、掃除機を収納しながら、そのまま充電もできること。
生活感が出やすいスティック型掃除機やロボット掃除機を、テレビボードの一部にスッキリと隠しつつ、使いたいときはすぐ取り出せるようになっています。
収納王子コジマジックは、家づくりの際、自宅にシステム収納「ミセル」を採用し、テレビボードの裏に掃除道具をまとめてしまうなど、「掃除アイテムをリビングに置く」発想を大事にしている人です。
「掃除道具が近くにあれば、汚れに気づいたときにすぐ動ける」という考え方は、視聴者の日常にもすぐ取り入れられそうな目線でした。
番組で紹介されたボードは、市販の収納システムをベースにしながら、コンセントの位置や扉の形を工夫し、コードがごちゃつかないように設計されていました。
“見せる収納”と“隠す収納”をどうバランスさせるかというテーマは、どんな家の間取りにも通じるポイントです。
野々村友紀子の新婚ハウスとガスオーブンの記憶
トークの流れの中で、野々村友紀子さんは、自身の新婚時代の家の間取り図も公開しました。
そこで印象的だったのが、キッチンに置かれた本格的なガスオーブンの存在です。
当時から料理が好きだった野々村さんは、「このオーブンがあるから、この家に住みたい」と思ったほどだったそう。
グラタンやローストチキン、ケーキなど、家族や友人を招いては、オーブン料理を囲んで過ごした時間が、今も鮮やかな記憶として残っていると話していました。
ガスオーブンは、電気オーブンに比べて火力が強く、短時間で香ばしく焼き上げられるのが特徴です。
パン作りや肉料理が好きな人にとっては、「キッチンにガスオーブンがあるかどうか」が、家選びの決め手になることもあります。
番組では、野々村さんの家の例を通じて、「家の一部の設備が、その人の人生の楽しみを大きく左右する」ということが、さりげなく伝わってきました。
まとめ:間取りから見えてくる、これからの暮らし方
今回の見取り図の間取り図ミステリー「移住&2拠点生活SP」が教えてくれたのは、「理想の家」の正解ではありません。
那須高原で2拠点生活を送る林家ファミリー、前橋市に移住して自宅サロンを構えた大嶋さん一家、広瀬川を見下ろす家で暮らす下田夫妻。
どの家にも共通していたのは、「自分たちがどう生きたいか」を丁寧に考え、その答えを間取りという形に落とし込んでいることでした。
・景色を楽しみたいから、1枚ガラスの大きな窓をつくる
・仕事と子育てを両立したいから、自宅の一角を仕事場にする
・子どもの頃の川の記憶を大事にしたいから、リバービューの家を建てる
そんなふうに、一つひとつの選択には、必ず「物語」があります。
もし、この記事を読んでいるあなたが移住や2拠点生活に興味を持っているなら、いきなり場所や予算から考えるのではなく、
「どんな景色を見て起きたいか」「どんな仕事の仕方をしたいか」から、そっとイメージしてみるのも良いかもしれません。
番組は、そのきっかけをくれるような、あたたかい“間取りの物語”にあふれていました。
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移住と2拠点生活のリアルな数字も紹介します

番組で描かれる移住や2拠点生活の魅力に加えて、実際にかかるお金や制度についても紹介します。那須高原の別荘地価格や固定資産税の目安、群馬県の移住支援制度、そして2拠点生活に必要な維持費の具体例です。理想だけでなく現実の数字を知ることで、間取り図の意味がさらにくっきり見えてきます。
那須高原の別荘地価格と固定資産税の目安
那須高原は観光地として知られ、別荘地としても人気があります。土地価格は場所によって差がありますが、数百万円台から購入できる物件もあります。中古別荘も幅広い価格帯で流通しています。固定資産税は土地と建物の評価額によって決まり、評価額が上がれば税額も増えます。別荘を持つということは、購入費だけでなく毎年の税負担も発生するということです。自然に囲まれた暮らしの裏には、こうした現実の数字があります。
群馬県の移住支援制度と空き家バンク
群馬県では移住を後押しする支援制度があります。条件を満たせば移住支援金が受けられる制度があり、就職や起業、テレワークなどが対象になります。市町村ごとに空き家バンク制度もあり、登録物件の紹介や改修費の補助を受けられる場合があります。中には取得費や改修費の一部を補助する自治体もあります。夢をかなえる移住ハウスの背景には、こうした制度の存在もあります。
2拠点生活に必要な維持費シミュレーション
2拠点生活は憧れだけでは続きません。光熱費、管理費、保険料などを合計すると年間で数十万円以上かかるケースもあります。利用頻度や季節によって電気代や暖房費は変わります。さらに、東京から那須高原までの交通費も積み重なります。車なら燃料費や高速料金、電車なら運賃が必要です。こうした維持費を理解することで、番組に登場する間取り図が「現実の暮らしの形」としてより深く見えてきます。


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