なぜ今?結婚相談所に入会者が急増
6月24日(火)放送の日本テレビ【DayDay.】では、結婚相談所の入会者が急増している背景や、今注目の婚活事情について特集が組まれます。さらに、企業の婚活事業参入や「ゆりかもめ婚活」の様子も紹介される予定です。
結婚相談所の入会者が急増する理由
いま、結婚相談所への入会者数が過去最多ともいわれています。背景には、さまざまな社会的な変化や価値観の影響があり、はっきりとした理由がいくつもあります。
まず、出会いの効率を求める人が急増しています。特に20代や30代の若い世代を中心に「タイムパフォーマンス(時間の効率)」を重視する考え方が広がっています。
・マッチングアプリや合コンは、相手が本当に結婚を考えているか分からず、時間が無駄になるケースが多いです
・一方で、結婚相談所は「最初から結婚が前提」のため、目的が同じ相手にだけ出会えます
・効率よくパートナー探しができることが魅力となり、入会者が増えています
次に、将来への不安と早めの安定志向が広がっています。
・社会の変化や経済の不透明感、将来が見えにくい状況が続いています
・そのため「若いうちに安定した家庭を築きたい」と考える人が多くなっています
・結婚相談所では、プロのカウンセラーのサポートを受けながら、具体的な将来設計や結婚に向けた準備ができるのが大きな安心材料です
また、マッチングアプリ疲れと出会いの減少も関係しています。
・コロナ禍で飲み会やイベントが減り、自然な出会いが少なくなりました
・マッチングアプリを使っても「相手の誠実さが分からない」「交際が続かない」と感じる人が多いです
・その結果、信頼性の高い結婚相談所に注目が集まるようになりました
最後に、若年層の入会者が増えたことと相談所の多様化も理由のひとつです。
・20代男性の入会は2018年と比べて約3倍に増加しています
・20代全体でも約2倍、30代は約1.8倍と、若い世代の利用が明らかに増えています
・若者向けのリーズナブルな料金プランや、気軽に利用できるサービスが整い、以前よりも身近な存在になっています
こうした理由が重なり、今、結婚相談所はこれまでにないほどの人気を集めています。
仮交際から2か月で結婚する人も
結婚相談所には「仮交際」という特別な仕組みがあります。これは、お見合いをした相手と「もっと会ってみたい」「もう少し話してみたい」と感じた場合に、すぐにお付き合いを始めるのではなく、お試しの期間として関係を深めていくものです。
この仮交際の特徴は、複数人と同時に進められることです。
・いきなり1人に絞らず、複数人と並行して食事やデートを重ねることができます
・相手の価値観や性格をゆっくり確認しながら、無理のないペースで関係を築けます
仮交際の期間は、一般的に1か月から3か月程度が目安とされています。
・この期間に、3回から5回ほどデートを重ねる人が多いです
・会話や一緒に過ごす時間を通して、相性が合うかどうかをじっくり見極めます
そして、この人となら結婚を真剣に考えられると感じた場合は、次のステップである「真剣交際」へ進みます。この段階になると、他の仮交際は終了し、1人の相手と結婚を目指して交際を続けていきます。
最近では、仮交際を始めてからわずか2か月で結婚を決める人も出てきています。番組では、実際に2か月という短い期間で結婚を決めたカップルの事例も紹介される予定です。
これは、結婚相談所ならではの「最初から結婚を前提に出会っている」ことが大きな理由です。お互いの目的がはっきりしているため、余計な遠回りをせず、安心してスピード感のある婚活ができるのです。
婚活市場への企業参入が相次ぐ
いま、結婚や出会いに関する社会的な関心が高まる中で、さまざまな企業が婚活市場へ次々と参入しています。これまで婚活は結婚相談所やイベント会社が中心でしたが、近年は異業種の企業も続々と参入し、新しいスタイルの出会いが増えています。
その代表例が地方銀行による婚活事業です。
・山梨中央銀行は、銀行本体が結婚相談所を開設するという全国初の取り組みを始めました
・この背景には、地域の少子化対策や、地元経済の活性化があります
・銀行という地域密着の企業だからこそ、安心感と信頼性のある婚活サービスを提供できるのが特徴です
さらに、旅行業界からの参入も注目されています。
・大手旅行会社のJTBは、高知県で婚活支援サービス「ふたり紬」をスタートしました
・地元の文化や自然体験と組み合わせたイベント形式で、普通の婚活とは違った楽しい出会いができます
・観光と婚活を組み合わせることで、旅行気分を楽しみながら自然な出会いを演出しています
また、IT業界からの新しい風もあります。
・結婚相談所大手のIBJは、Microsoftと連携してAIを活用したマッチングや婚活サポートを提供しています
・AIが膨大なデータから相性の良い相手を選び、効率よく、しかも精度の高い出会いが実現しています
・これにより、忙しい人でも短期間で理想の相手を見つけやすくなっています
このように、銀行、旅行業界、IT企業など、さまざまな業界が婚活市場に参入したことで、サービスの幅はさらに広がっています。
・地域密着型のサポート
・旅行やイベントを取り入れた楽しい出会い
・AIやテクノロジーを使った効率的なマッチング
これからも企業の新しいアイデアが婚活をもっと便利で楽しく、安心できるものに変えていくと考えられます。
話題の「ゆりかもめ婚活」に密着
今回の番組では、東京都が主催する「ゆりかもめ婚活」の現場にも密着します。このイベントは、東京ベイエリアを走る新交通システム「ゆりかもめ」の貸切車両を活用した、特別な婚活企画です。
この「ゆりかもめ婚活」の魅力は、ロマンチックな夜景と非日常感が味わえることです。
・有明駅から新橋駅までの区間を貸切り、夜の湾岸エリアを走行します
・車窓からは東京のパノラマ夜景が広がり、リラックスした雰囲気の中で出会いのきっかけをつくれます
車内では、1対1のトークや交流ゲームも行われます。
・参加者同士が順番に話せるように工夫された仕組みで、誰とでも自然に会話ができます
・ミニゲームも用意されており、初対面の緊張をほぐしながら楽しく交流できます
さらに、終点では展望室でのディナー交流会が行われます。
・地上21階からの絶景を眺めながら食事を楽しめる、贅沢な空間です
・車内での会話をきっかけに、さらに深い交流が期待できます
参加条件も明確で、安心して参加できる環境が整っています。
・対象は都内在住・在勤・在学の18歳以上の独身者
・年齢ごとに募集が分かれており、自分に合ったグループで参加できます
・申込時には身元確認や独身証明書の提出が必要で、安心して参加できます
・男女とも参加費は1,000円と、リーズナブルな料金設定です
このように、「ゆりかもめ婚活」は、都会の夜景と非日常空間を活かした、これまでにない新しい婚活スタイルです。普段とは違う特別な雰囲気の中で自然な出会いができると、多くの参加者から好評を集めています。
まとめ
今回の【DayDay.】では、結婚相談所の入会者急増の背景、短期間で結婚するカップルの実例、企業の婚活事業参入の最新動向、そして「ゆりかもめ婚活」の現場に密着します。放送後、最新情報を追記予定です。
【ソース】
・日本テレビ DayDay.公式 https://www.ntv.co.jp/dayday/
・IBJ公式 https://www.ibjapan.com/
・東京都公式 ゆりかもめde縁結び https://futari-story.metro.tokyo.lg.jp/
・PR TIMES https://prtimes.jp/
コメント