旅のワクワクは会津から!ケチケチ5万円でどこまで楽しめる?
旅行に出たいけど「お金をあまりかけられない」「どうやって効率よく名所を巡ればいいの?」と悩んだことはありませんか?そんな時にヒントになるのが、テレビ東京で2025年9月27日に放送された『あさこ・梨乃の5万円旅』第21弾です。今回はかたせ梨乃・いとうあさこ・富田望生の“酒好き3人娘”が、たった5万円の予算で会津若松〜喜多方〜裏磐梯を巡りました。この記事では、番組の全エピソードを振り返りつつ、実際の旅に役立つ情報をお届けします。読めばきっと「次の旅行は会津に行きたい!」と思えるはずです。
塔のへつりからスタート!地元の温かさに出迎えられる
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旅の始まりは、渓谷美が美しい南会津郡の塔のへつり。大川が作り出した断崖絶壁と奇岩は、まるで自然の芸術作品のようで、国の天然記念物に指定されています。すぐ近くのへつりガーデンでは、観光客を歓迎するように無料できのこ汁や漬物の試食が振る舞われます。旅のスタートから“おもてなし”を体感できるのが魅力的です。
ゲストの富田望生は、いわき市出身で朝ドラ出演経験もある人気俳優。演技力ランキングでも上位に入る実力派で、3人旅にフレッシュな空気を加えていました。目的地は裏磐梯の毘沙門沼。翌日17時までに到着するのがルールで、5万円をどう使うかが勝負どころ。まずは江戸情緒の残る大内宿を目指しました。
お座トロ展望列車で移動!車窓からの絶景
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塔のへつり駅から湯野上温泉駅へ向かい、さらにお座トロ展望列車に乗車。この列車は座敷席・トロッコ席・展望席が組み合わさった特別仕様で、窓から見える自然は圧巻。車窓を流れる山々や川の景色に3人も感動していました。切符代は3150円と少し高めでしたが、ここでしか味わえない体験に納得です。
江戸時代そのままの景観!大内宿で名物そば
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大内宿は、江戸時代に会津と日光を結んだ下野街道の宿場町。茅葺き屋根の家々がずらりと並び、まるでタイムスリップしたような風景が広がります。30軒以上の食事処や土産店があり、散策するだけでも楽しい場所です。
3人が入ったのは名店三澤屋。ここで味わったのが『高遠そば』と『冷たいけんちんそば』。高遠そばは江戸時代初期に保科正之が会津藩に広めたとされるもので、伝統ある味わいが魅力。そばの香りとビールの相性も抜群で、節約旅でも贅沢気分を味わえました。
会津若松で歴史探訪!白虎隊とさざえ堂
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宿泊地の中町フジグランドホテルにチェックインした後は、会津の歴史を学ぶ旅へ。まず訪れたのは飯盛山。ここには戊辰戦争で命を落とした白虎隊士の墓があり、若き隊士たちの無念を偲ぶ人々で今も訪れる人が絶えません。
さらに目を引くのが会津さざえ堂(円通三匝堂)。1796年に建立された二重らせん構造の仏堂で、上りと下りの通路が交わらない独特の設計。江戸時代には三十三観音を一度で巡れる画期的な建物として信仰を集めました。世界的にも珍しい木造建築で、国の重要文化財に指定されています。
会津のシンボル鶴ヶ城!赤瓦が映える天守閣
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次に訪れたのは鶴ヶ城(若松城)。1593年に蒲生氏郷が築いた天守閣は、寒さに強い赤瓦をまとった日本唯一の城。春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の美しさが楽しめます。城内の天守閣郷土博物館では歴代領主の資料も展示され、歴史ファンにはたまらないスポットです。
城下では桃の販売もありましたが、節約のため購入は断念。それでも3人はハート形の石垣の前で記念撮影を楽しんでいました。
鶴我 会津本店で豪華ディナー!地酒と郷土料理に酔う
夜は鶴我 会津本店で豪華ディナー。極上桜刺しやしらすわっぱ飯、会津田楽、しんごろう、天ぷら饅頭、川俣シャモの焼き鳥など、会津の郷土料理が勢揃い。合わせるお酒は地元の名倉山大吟醸。酒好きの3人には至福のひとときでした。富田望生は「1番好きな食べ物は桃、2番はブロッコリー」と語り、会話も盛り上がっていました。
喜多方ラーメンと歴史的醸造元をめぐる
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2日目は喜多方市へ。まず訪れたのは日本三大ラーメンの一つ『喜多方ラーメン』の総本山坂内食堂。ネギラーメンやしなそばを注文し、大瓶ビールも加えて大満足。ラーメンのあっさりとした味わいに3人の笑顔も止まりませんでした。
続いて1755年創業の若喜商店を訪問。しょうゆや味噌を今も手作りしている老舗で、展示室には野口英世の直筆の書が展示されていました。喜多方が誇る歴史的資産に触れられる場所です。
ボーナスゲームで資金を取り戻す!
喜多方駅では資金を増やすチャンス「ラーメンひもくじ」に挑戦。1回当たりで1000円、2連続なら2200円というルール。見事に当たりを引き、合計3200円をキャッシュバック。節約旅の救世主となりました。
猪苗代湖と磐梯山の絶景で乾杯
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列車で猪苗代駅へ。湖畔の河京ラーメン館で桃ジュースを買い、磐梯山と猪苗代湖を同時に望める展望スポットで乾杯しました。磐梯山は「会津富士」とも呼ばれる名峰で、日本百名山の一つ。その後は猪苗代地ビール館で、国際ビール大賞を9度受賞した本格地ビールを堪能。残金を気にしつつも、ここは外せない体験でした。
野口英世の故郷で足跡をたどる
猪苗代町出身の細菌学者野口英世。記念館では黄熱病研究の業績や生家が展示されています。今回は入館料の都合で入れませんでしたが、外観からも偉人の足跡を感じられるスポットでした。
ゴールは五色沼!奇跡の虹が歓迎
ラストは裏磐梯・五色沼湖沼群。到着した毘沙門沼は、エメラルドグリーンやコバルトブルーなど、季節や天候で水の色が変わる神秘的な湖沼です。16時55分、無事にゴール。しかも空には二重の虹がかかり、3人の旅を祝福するような感動のラストとなりました。
まとめ
この記事のポイントは以下の3つです。
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会津〜喜多方〜裏磐梯は、歴史・自然・グルメが揃った節約旅にぴったりのルート
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5万円という限られた予算でも、豪華な食事や歴史的観光を楽しめる
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旅の最後に見た五色沼の虹のように、思いがけない感動が待っている
節約しながらも心に残る旅をしたいなら、会津エリアは間違いなくおすすめ。次の旅行先にぜひ候補に入れてみてください。


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