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森翔太は元新幹線運転士!35歳で帯広・清川の農家へ転身、48戸で挑む小麦大収穫【24時間テレビで紹介】

人物

新幹線の運転席から北海道の畑へ、森翔太が選んだ新しい仕事

新幹線の運転士として働いていた35歳の森翔太さんが選んだ次の仕事は、北海道・帯広の農業でした。『24時間テレビ49(地域は家族だ!小麦の大収穫に挑む新人農家の奮闘)(2026年8月30日)』では、妻の実家がある清川地区へ移住し、初めての小麦収穫に挑む姿を追います。鉄道から農業という大きな転身と、48戸の農家が協力する地域の仕組みまで見ていきます。

この記事でわかること

  • 森翔太さんが新幹線運転士から農家へ転身した経緯
  • 妻の故郷・帯広市清川へ移住した人生の転機
  • 新人農家が初めて経験する小麦の大収穫
  • 48戸が1週間24時間体制で協力する清川地区の農業

森翔太は新幹線運転士から農家へ転身した35歳

(出典:JA士幌町「豆類・小麦・てん菜」)

森翔太さんは、35歳で農業の世界へ飛び込んだ新人農家です。

前職は新幹線の運転士。高速鉄道を動かす仕事から、北海道十勝の広大な畑で農作物を育てる仕事へと生活を大きく変えました。

現在の拠点は帯広市清川地区です。妻の実家がある清川へ移住し、農業を始めました。2026年は森さんにとって初めての農業であり、初めて小麦収穫を経験する年でもあります。

新幹線運転士と農家は、一見するとまったく違う仕事です。

一方で、どちらも大型の機械を扱い、安全を意識しながら周囲と連携して仕事を進める点では共通する部分があります。

鉄道で培った経験が農業機械の操作へそのまま通用するわけではありませんが、新しい仕事を覚えていく森さんにとって、機械と向き合ってきた経験は興味深い経歴になっています。

そして最初の大きな試練となったのが、大型コンバインを使う小麦収穫でした。

妻の故郷・帯広市清川へ移住した人生の転機

森さんの人生が大きく動いた場所が、妻の実家がある帯広市清川地区でした。

新幹線運転士として働いていた環境を離れ、清川へ移住して就農しています。

帯広市は十勝平野のほぼ中央にあり、北海道を代表する畑作地帯の1つです。

小麦、豆類、ばれいしょ、てん菜が主要な作物で、この4品目だけで帯広市の総作付面積の7割以上を占めています。

つまり森さんが移り住んだのは、小規模な家庭菜園の延長ではなく、日本の食を支える大規模畑作の地域です。

仕事を変えるだけでも生活は大きく変わります。

森さんの場合は、

新幹線運転士から農家へ転職し、さらに暮らす土地も変わるという2つの変化が同時に起きました。

そこで支えになるのが、妻の家族だけではなく清川地区の農家同士のつながりです。

農業を始めたばかりの人が単独ですべてを覚えるのではなく、地域全体の仕事の中へ入りながら経験を積んでいく形になっています。

鉄道の仕事を離れて農業を始めた経緯

森さんの転身で最も目を引くのは、やはり**「元新幹線運転士」**という経歴です。

鉄道の運転士になるには、安全確認や車両操作など専門的な知識と技能が必要です。

それまで積み重ねてきたキャリアから離れ、35歳で経験のない農業へ踏み出すのは小さな決断ではありません。

転換点となったのが、妻の実家がある清川への移住でした。

そこで農業を新しい仕事として選び、初めて畑で働く生活が始まっています。

帯広の農業では、機械化も進んでいます。

帯広市も近年の農業について、ICTやロボットなどを活用したスマート農業によって作業の効率化が進んでいると紹介しています。

ただし、機械が高度になったから初心者でも簡単にできるという意味ではありません。

天候や作物の状態を見ながら作業し、地域の人と連携し、大型農業機械を扱う必要があります。

森さんにとって農業への転身は、機械の操作だけを新しく覚えることではなく、季節や天候を相手にする仕事のリズムそのものを覚える挑戦でもあります。

新人農家として迎えた初めての小麦収穫

森さんにとって2026年の夏は特別です。

農業を始めてから、初めて本格的な小麦の収穫を迎えるからです。

十勝では、黄金色に育った小麦を大型コンバインで一気に刈り取ります。十勝管内の別地域でも、農家同士が協力して大型コンバインを動かしながら収穫する方法が採られています。

収穫にはタイミングも重要です。

帯広市稲田地区の麦生産組合では、過去に複数のコンバインを一斉に動かし、約280ヘクタールを4~5日間で収穫した例もあります。

清川地区でも収穫期には地域全体が一気に動きます。

そこで森さんが挑むのが、コンバインの運転です。

新幹線を運転していた人が、今度は黄金色の小麦畑で大型農業機械を動かす。

経歴だけを見るとドラマチックですが、本人にとっては新人農家として経験しなければならない大切な仕事の1つです。

35歳からの「コンバインデビュー」は、新しい人生を象徴する場面になっています。

48戸が協力する清川地区の大収穫

森さんの物語でもう1つ重要なのが、清川地区独特の地域で支える収穫体制です。

清川では小麦の収穫時期になると、48戸の農家が総出で作業します。

1軒ずつ別々に収穫するのではなく、地域が一体となって小麦を刈っていきます。

この仕組みを知ると、森さんの「新人農家」という立場も少し違って見えてきます。

農業を始めたばかりだからといって、1人だけで畑に放り出されるわけではありません。

経験豊富な農家と一緒に作業し、地域の仕事として収穫に参加します。

だからこそテーマになっているのが、**「地域は家族」**という考え方です。

農家同士が協力するのは、人間関係だけが理由ではありません。

小麦には収穫に適した時期があり、天候にも左右されます。

刈れる時に効率よく作業を進めなければならないからこそ、多くの農家と機械が連携する意味があります。

新人である森さんも、その大きなチームの1人として初めての夏を迎えました。

1週間24時間続く小麦収穫とコンバインデビュー

(出典:スマートIoT推進フォーラム「JAめむろの農産物適期収穫支援システム」)

清川地区の小麦収穫で驚かされるのが、その規模です。

48戸の農家が協力し、1週間にわたって24時間、昼夜を問わずコンバインを動かし続けます。

一般的な仕事のように朝に始めて夕方に終えるとは限りません。

収穫期は天候や小麦の状態を見ながら、刈り取れる時間を逃さず作業を進める必要があります。

大型コンバインが走り、刈った小麦を運び、次の畑へ移動する。

それが地域全体で繰り返されます。

森さんは、その収穫の輪の中で初めてコンバインを担当します。

前職が新幹線運転士だからといって簡単に操作できるものではありません。

線路という決められたルートを走る鉄道とは違い、農業では畑や作物の状態を見ながら機械を扱います。

しかも周囲には、その仕事を長年続けてきた農家がいます。

35歳の新人にとって、技術を身につけるだけでなく、地域の一員として仕事を任される意味も大きいでしょう。

家族と地域に支えられて始まった新しい仕事

森さんの転身を「新幹線運転士が農家になった」という肩書だけで見ると、珍しい転職の話に見えます。

しかし、背景をたどると中心にあるのは人とのつながりです。

妻の実家がある清川へ移り住み、経験のない農業を始める。

そして初めて迎えた収穫では、48戸もの農家と一緒に地域の仕事へ参加する。

森さんの新しい仕事は、家族とのつながりから始まり、地域とのつながりへ広がっています。

北海道の農業では後継者不足も課題になっています。

STV、JA帯広かわにし、帯広農業高校などが2026年に始めた農業プロジェクトでも、農業従事者の高齢化や若者の農業離れ、地域コミュニティーの担い手減少が課題として挙げられています。

そう考えると、35歳で農業の世界へ入った森さんの存在には、「珍しい転職」以上の意味があります。

農家の家に生まれた人だけが農業を継ぐのではなく、別の仕事を経験した人が地域へ入り、新しい担い手になる形です。

新幹線の運転席から、十勝のコンバインへ。

仕事内容も暮らす場所も大きく変わりましたが、森翔太さんにとって2026年の小麦収穫は、清川地区の農家として本格的に歩き始める最初の夏になっています。

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