三村奏斗さんはゲートボール発祥の町・芽室で育った全国王者
2026年9月30日放送のTBS「THE TIME,」内「全国!中高生ニュース」に登場するのが、北海道芽室高等学校の三村奏斗(みむら かなと)さんです。
三村さんは、北海道芽室町を拠点とするゲートボールチーム「マチルダKING」のメンバー。2025年には全国ジュニアゲートボール大会で頂点に立ち、さらに芽室高校の一員として全国高等学校ゲートボール選手権大会でも優勝を経験しました。
現在は自分がプレーするだけでなく、後輩たちにもゲートボールを教える立場となっています。
この記事でわかること
- 三村奏斗さんとマチルダKINGの全国優勝
- 全国高校選手権でも優勝した芽室高校の強さ
- 三村さんが後輩を指導する現在
- 芽室町で若いゲートボール選手が育つ理由
三村奏斗さんはマチルダKINGで全国ジュニア初優勝
公式動画:公益財団法人日本ゲートボール連合「マチルダKING対MJT 男子1部クラス決勝戦」
三村奏斗さんの大きな実績が、2025年8月に長野県長野市で行われた「第30回全国ジュニアゲートボール大会」です。
15歳以上18歳未満が出場する男子1部クラスで、北海道代表のマチルダKINGが初優勝しました。
マチルダKINGは、ゲートボール発祥の地である北海道芽室町のスポーツ少年団から生まれたチームです。第28回大会では準優勝、その次の大会では3位と、全国の頂点まであと一歩という結果が続いていました。
2025年大会では予選リーグを首位で突破。準決勝では三重県のECバディとの接戦を11対10で制し、決勝では新潟県のMJTと対戦しました。
決勝は序盤から主導権を握り、相手の得意とするタッチを封じて勝利。何年も全国上位で戦ってきたマチルダKINGが、ついにジュニア日本一をつかみました。
三村さんはこの全国制覇メンバーの1人です。2025年8月の「発祥の地杯全国ゲートボール大会」では、全国ジュニア大会を制したマチルダKINGを代表して選手宣誓も務めています。当時は芽室高校1年生でした。
芽室高校でも全国高校選手権を無敗で制覇
三村さんの全国タイトルは、マチルダKINGだけではありません。
2025年の「第14回全国高等学校ゲートボール選手権大会」では、北海道芽室高等学校が優勝しています。
チームにはマチルダKINGのメンバーが入り、リーグ戦から決勝まで一度も敗れないまま優勝。芽室高校としては第12回大会以来、2回目の全国制覇となりました。
決勝の相手は前回王者の三重高等学校。
試合終盤までリードを許す展開でしたが、残り約9分から流れを変え、最後は残り30秒という場面から同点に追いつき、内容勝ちで逆転優勝を決めています。
全国ジュニア王者になったチームの力が、そのまま高校選手権でも結果につながった形です。
三村さんは高校生になった直後の段階ですでに全国トップレベルの舞台を経験し、2つの大きな全国大会で優勝メンバーとなりました。
全国王者から後輩を教えるコーチ役へ
三村さんの現在を語るうえで重要なのが、「自分が勝つ」だけではなく、次の世代を育てる側にも回っていることです。
芽室町では、小学生から中学生までが参加する芽室町ゲートボール少年団が活動しています。
町の公式情報では、少年団の練習には高校生OBも加わっています。高校生と小中学生が同じ地域の中で競技を続けられる環境が作られているのです。
三村さんたち全国王者のメンバーも、すでに子どもたちへ競技を伝える活動を経験しています。
2025年12月には、中野行さん、浮田春翔さん、高橋大翔さん、三村奏斗さん、照井佑汰さんのマチルダKINGメンバーが、芽室南小学校の4~6年生を対象としたゲートボール体験会で講師を務めました。
選手として全国大会を戦いながら、その技術を小学生や後輩へ伝える。
高校生でありながら、三村さんにはすでに「地域の競技を次へつなぐ」という役割が生まれています。
後輩「マチルダjr.」も全国準優勝
芽室の次世代も育っています。
2026年8月に開催された第31回全国ジュニアゲートボール大会では、芽室町の「マチルダjr.」が全国準優勝。その後に行われた第39回発祥の地杯全国ゲートボール大会にも出場しました。
前年にはマチルダKINGが全国優勝し、その次の世代も全国準優勝。
三村さんが後輩を指導している背景には、こうした「全国で勝てるチームを次の世代にもつないでいく」という流れがあります。
ゲートボールは個人の打撃力だけで決まる競技ではありません。
自分のボールをどこへ運ぶか、相手のボールをどう動かすか、味方同士をどう連係させるか。先の展開を読みながら5人で戦うチームスポーツだからこそ、全国大会を経験した選手から受け継ぐ知識や判断力にも大きな意味があります。
芽室町は1947年にゲートボールが生まれた町
三村さんたちが暮らす北海道芽室町は、日本のゲートボールにとって特別な場所です。
ゲートボールが考案されたのは1947年。
鈴木栄治さん(後に和伸と改名)が、ヨーロッパの伝統競技「クロッケー」をヒントに、戦後の子どもたちが手軽に楽しめるスポーツとして芽室町で考案しました。
現在も芽室町にはゲートボール少年団があり、小学生から高校生、さらに大人まで世代を超えて競技が続いています。
つまり三村さんたちは、単に「ゲートボールが強い高校生」なのではありません。
競技そのものが誕生した町で育ち、全国王者となり、今度は自分たちより若い世代へ技術を受け渡しています。
この地域ならではの環境が、マチルダKING、そしてマチルダjr.へと続く強さの土台になっています。
安住紳一郎さんも芽室町で少年時代を過ごした
「THE TIME,」総合司会の安住紳一郎さんにとっても、芽室町は縁の深い場所です。
安住さんは小学2年生のときに芽室小学校へ転校し、芽室中学校を卒業しています。
2023年には芽室中学校の開校50周年記念事業で母校を訪れ、生徒たちへの講演や、言葉・話し方についての特別授業を行いました。
ゲートボール発祥の町で全国王者となった高校生と、同じ芽室町で少年時代を過ごした「THE TIME,」の安住さん。
芽室という土地そのものも、今回の「全国!中高生ニュース」を見るうえで知っておきたいポイントです。
まとめ
北海道芽室高等学校の三村奏斗さんは、ゲートボールチーム「マチルダKING」の一員として2025年の全国ジュニアゲートボール大会で初優勝を経験しました。
さらに芽室高校でも全国高等学校ゲートボール選手権大会を無敗で制覇。全国トップレベルの選手として実績を重ねています。
そして現在は、選手として競技を続けながら後輩たちを指導する立場にもなりました。
1947年にゲートボールが誕生した芽室町で、子どもから高校生へ、さらに次の世代へと技術が受け継がれていく。その中心にいる若い選手の1人が三村奏斗さんです。
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