村治佳織は15歳でCDデビューした世界的ギタリスト!右腕の神経まひを乗り越えて新たな挑戦へ
2026年10月14日放送の『徹子の部屋』には、クラシックギタリストの村治佳織(むらじ・かおり)さんが登場します。17歳で番組に初出演した当時の映像を振り返りながら、30年以上にわたる音楽人生や、吉永小百合さん、浅田真央さんとの交流について語ります。
村治佳織さんは、1978年生まれの48歳。15歳でCDデビューを果たし、2003年には日本人として初めて英国の名門クラシックレーベル「DECCA(デッカ)」と長期専属契約を結んだギタリストです。
その華やかな経歴の一方で、27歳のときに右腕の神経まひを発症し、演奏活動に大きな影響を受けた時期がありました。リハビリを経て演奏活動に復帰し、その後も国内外の舞台に立ち続けています。
さらに2026年4月には、静岡県静岡市にある「静岡音楽館AOI」の第3代芸術監督に就任。演奏する立場から、音楽ホールの公演を企画し、次世代の音楽家や観客をつなぐ仕事へも活動を広げています。
この記事でわかること
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村治佳織さんが27歳で右腕の神経まひを経験し、演奏活動に復帰するまで
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3歳でギターを始め、15歳でCDデビューした経歴
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2026年4月に静岡音楽館AOIの芸術監督へ就任した背景
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吉永小百合さん・浅田真央さんとの交流と現在の音楽活動
村治佳織は2026年4月から静岡音楽館AOIの第3代芸術監督
村治佳織さんは2026年4月、静岡音楽館AOIの第3代芸術監督に就任しました。
静岡音楽館AOIは、静岡駅前にあるクラシック音楽を中心としたコンサートホールです。
1995年度から2004年度までは作曲家の間宮芳生さん、2005年度から2025年度までは作曲家・ピアニストの野平一郎さんが芸術監督を務めてきました。
村治さんは、その後を引き継ぐ3代目の芸術監督です。
静岡音楽館AOIの芸術監督
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初代:間宮芳生(1995~2004年度)
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第2代:野平一郎(2005~2025年度)
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第3代:村治佳織(2026年度~)
芸術監督の仕事は、ホールで演奏することだけではありません。
コンサートの出演者やプログラムの選定、教育普及活動、人材育成支援事業などの方針を定め、音楽文化を広める役割を担います。
村治さんは2026年6月に放送されたBS朝日の『自分流~“知”の探求者たち~』でも、新たな仕事に取り組む姿を紹介されました。
30年以上にわたって演奏活動を続けてきたギタリストが、今度は演奏家と聴衆をつなぐ役割も担うようになったのです。
27歳で右腕の神経まひを発症しリハビリを経て復帰
村治佳織さんの音楽人生には、演奏を続けるうえで大きな転機となった出来事があります。
それが、27歳のときに経験した右腕の神経まひです。
クラシックギターは、左右の手を使って演奏する楽器です。
右手では弦を弾いて音を出し、左手では弦を押さえて音の高さを変えます。
特にクラシックギターでは、指先の細かな動きによって音色や強弱が変化します。
そのため、右腕に神経まひが起きたことは、演奏活動に直接関わる深刻な出来事でした。
村治さんは、この困難に対してリハビリを続け、演奏活動への復帰を果たしています。
その後もソロリサイタルやオーケストラとの共演を重ね、演奏家として活動を続けてきました。
2026年6月のBS朝日『自分流』では、右腕の神経まひを経験してから演奏活動に復帰した歩みが取り上げられています。
現在も全国各地で演奏を続け、学校を訪問して子どもたちへクラシックギターの魅力を伝える活動にも取り組んでいます。
3歳で父・村治昇からギターを習い10歳で福田進一に師事
村治佳織さんがクラシックギターを始めたのは3歳のときです。
父親の村治昇さんがギタリストであり、幼い頃から家庭の中にギターがある環境で育ちました。
最初にギターを教えたのも父親でした。
その後、10歳から日本を代表するクラシックギタリストの福田進一さんに師事します。
福田さんは国内外で演奏活動を行う一方、後進の育成にも取り組んできたギタリストです。
村治さんは1989年にジュニア・ギターコンクールで最優秀賞を受賞。
さらに1992年には、レオ・ブローウェル国際ギターコンクールと東京国際ギターコンクールで優勝を果たしました。
幼少期からデビューまでの歩み
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1978年:東京都に生まれる
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3歳:父・村治昇さんからギターを習い始める
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10歳:福田進一さんに師事
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1989年:ジュニア・ギターコンクール最優秀賞
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1992年:レオ・ブローウェル国際ギターコンクール優勝
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1992年:東京国際ギターコンクール優勝
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1993年:15歳でCDデビュー
小学生から中学生にかけてコンクールで実績を重ね、10代半ばでプロの演奏家として活動を始めています。
15歳でCDデビューし1997年にはフランスへ留学
村治佳織さんは1993年、15歳でビクターエンタテインメントからCDデビューしました。
デビューアルバムは『エスプレッシーヴォ』です。
当時から演奏技術が高く評価され、国内での活動に加えて、海外の演奏家やオーケストラと共演する機会も増えていきました。
1996年には、イタリア国立放送交響楽団と共演。この演奏はヨーロッパ各地に放送されました。
さらに1997年にはフランスのパリへ留学します。
留学先は、パリのエコール・ノルマル音楽院です。
ここでアルベルト・ポンセ教授に師事し、クラシックギターの演奏技術と音楽表現を学びました。
1999年に帰国した後は、国内での演奏活動を本格化させています。
10代でプロとしてデビューし、その後に海外で学び直すという経験が、演奏家としての活動につながっていきました。
2003年に日本人初のDECCA長期専属契約を結ぶ
村治佳織さんの国際的な活動を象徴する出来事のひとつが、2003年のDECCAとの専属契約です。
DECCAはイギリスの歴史あるクラシック音楽レーベルです。
村治さんは、日本人として初めてDECCAと長期専属契約を結びました。
移籍後のアルバム『トランスフォーメーション』は、第19回日本ゴールドディスク大賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー(洋楽)を受賞しました。
その後も数多くのアルバムを制作し、クラシックギターの魅力を伝え続けています。
また、NHK交響楽団をはじめとする国内の主要オーケストラや、海外のオーケストラとも共演してきました。
1993年のCDデビューから2023年には30周年を迎え、ベストアルバム『Canon~オールタイム・ベスト』を発売しています。
吉永小百合・浅田真央と親交を深めた3人女子会
村治佳織さんは、音楽家以外の分野で活躍する人々とも交流を重ねています。
その代表的な存在が、俳優の吉永小百合さんと、フィギュアスケートで活躍してきた浅田真央さんです。
3人はそれぞれ違う分野で活動してきましたが、意気投合し、女子会を開くほどの親交を深めています。
村治さんと吉永さんには、仕事を通じた接点もあります。
2021年には、吉永小百合さんが主演した『いのちの停車場』のエンディングテーマを、村治さんが作曲・演奏しました。
一方、浅田真央さんも表現を仕事とするアスリートとして、長年第一線で活動してきた人物です。
音楽、俳優、フィギュアスケートという異なる世界で経験を重ねた3人が、プライベートでも交流していることは興味深い点です。
17歳で徹子の部屋に初出演!今回はアルハンブラの思い出を演奏
村治佳織さんが『徹子の部屋』に初めて出演したのは17歳のときでした。
2026年10月14日の放送では、初出演当時の貴重な映像も登場します。
10代の頃からテレビ番組に出演してきた村治さんは、その後も黒柳徹子さんとの交流を重ねてきました。
2022年3月には4回目の出演を果たし、歌手の五木ひろしさんとギター演奏で共演しています。
今回は、クラシックギターの名曲「アルハンブラの思い出」の演奏も披露します。
「アルハンブラの思い出」は、スペインの作曲家フランシスコ・タレガの代表曲です。
右手の指で同じ音を素早く繰り返す「トレモロ奏法」が特徴で、クラシックギターの代表的なレパートリーとして知られています。
音が連続して響くような繊細な演奏には、指先の高度なコントロールが求められます。
右腕の神経まひを経験しながら、現在も第一線で演奏を続ける村治さんにとって、ギターは幼い頃から人生とともに歩んできた楽器です。
2025年には約7年ぶりのアルバム「エターナル・ファンタジー」を発売
村治佳織さんは2025年10月17日、約7年ぶりとなるアルバム『エターナル・ファンタジー』を発売しました。
この作品は、村治さんにとって16枚目のアルバムです。
今回はゲーム音楽をクラシックギターで表現することに取り組みました。
収録曲には「ザナルカンドにて」「ゼルダの子守唄」などがあり、5本のクラシックギターを使い分けて録音しています。
また、ギタリストの弟・村治奏一さんも4曲に参加しました。
フルート奏者のCocomiさんも共演しています。
『エターナル・ファンタジー』の基本情報
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発売日:2025年10月17日
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通常盤:3,300円(税込)
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初回限定盤:4,400円(税込)
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収録曲数:16曲
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レーベル:DECCA
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共演:村治奏一、Cocomi
クラシックの伝統的なレパートリーに加え、幅広いジャンルの音楽にも取り組んでいることが、近年の活動の特徴です。
実用情報|村治佳織の現在の活動・アルバム・コンサート
村治佳織さんの基本情報
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名前:村治佳織(むらじ・かおり)
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生年:1978年
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出身地:東京都
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職業:クラシックギタリスト
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ギターを始めた年齢:3歳
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CDデビュー:1993年
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主な受賞歴:出光音楽賞、ホテルオークラ音楽賞、日本ゴールドディスク大賞など
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現在の役職:静岡音楽館AOI第3代芸術監督(2026年4月就任)
静岡音楽館AOI
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所在地:静岡県静岡市葵区黒金町1番地の9
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施設:静岡音楽館AOI
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芸術監督:村治佳織
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問い合わせ:054-251-2200
今後のリサイタル情報
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公演名:村治佳織 ギター・リサイタル
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開催日:2026年12月5日(土)
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開演:14:00
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会場:佐賀県鳥栖市・鳥栖市民文化会館 大ホール
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料金:全席指定5,000円
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一般発売開始:2026年8月1日
まとめ
村治佳織さんは、3歳からギターを始め、15歳でCDデビューした日本を代表するクラシックギタリストです。
2003年には日本人として初めてDECCAと長期専属契約を結び、海外でも高く評価されてきました。
その一方で、27歳のときには右腕の神経まひを発症。リハビリを経て演奏活動に復帰し、現在まで音楽を届け続けています。
2026年4月からは静岡音楽館AOIの第3代芸術監督に就任し、コンサートの企画や若い音楽家の育成にも取り組んでいます。
10代で始まったプロの音楽人生から30年以上。演奏家として培った経験を、次の世代や新しい聴衆へ伝える仕事へと広げていることが、現在の村治佳織さんの大きな特徴です。
参考リンク
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