【嗚呼!!みんなの動物園】青木マッチョと保護猫ヴィクトリアの別れと添い寝の奇跡|2025年6月14日放送

嗚呼!!みんなの動物園

青木マッチョと保護猫ヴィクトリアの62日間の絆と別れ

2025年6月14日放送の『嗚呼!!みんなの動物園』では、人気芸人・青木マッチョさんが預かっていた保護猫ヴィクトリアとの最後の時間に密着。多頭飼育崩壊現場から保護されたヴィクトリアとの62日間の成長と別れが描かれました。また、ヨネダ2000愛さんの2匹目保護猫「ところてん」とのトライアルの様子も丁寧に追いました。

ヴィクトリアとの最後の時間を過ごす青木マッチョ

ヴィクトリアは、20頭の猫がいた多頭飼育崩壊の現場から保護された猫です。青木マッチョさんが預かりボランティアとして迎え入れてから、62日が経過していました。保護当初は人に対して警戒心が強く、青木さんとの距離もありましたが、日々の関わりと丁寧な接し方により、少しずつ心を開いていきました。

右目に傷を負っていたため、治療が必要でした。エリザベスカラーを装着したことで、距離が一時的に遠ざかってしまいますが、1日2回の目薬治療を欠かさず行い、手のひらでまぶたをそっと開くなどの細やかな配慮を続けた結果、再び信頼関係を築いていきました。

ヴィクトリアは徐々に心を許すようになり、甘えるような声で鳴いたり、呼ぶとベッドに来るようになったりと、青木さんとの絆が深まっていきました。

さらに、青木さんが外出中にも変化が見られました。

・エリザベスカラーに慣れ、自分でおもちゃで遊ぶようになる
・青木さんが帰宅する3時間前から玄関で待つ行動が見られるように
・エリザベスカラーを付けたままでも、玄関までのお迎えが復活
・お腹を見せるなど、完全に心を許したサインも見せるように

譲渡会まであと2日となった日、傷の再発を防ぐために柔らかい布製から硬いプラスチック製のエリザベスカラーに変更されました。これによってさらに安全性を高めつつも、ヴィクトリアの行動の自由度が確保されるよう工夫がなされていました。

譲渡会前日、青木さんは最後にやりたいこととして「一緒に布団で寝る」ことを心に決めていました。右目の傷がすっかり治ったことで、エリザベスカラーを外し、念願だった添い寝に挑戦。その結果、ヴィクトリアは自ら布団の中へと入ってきました。

・青木さんは布団の中で静かに待機
・ヴィクトリアが自分の意志で布団に潜り込む姿を確認
・ついに2人は一緒に眠るという目標を達成

この瞬間は、青木さんにとって預かり期間の中でも特に心に残る出来事となり、信頼と安心が形になった証しのような時間でした。ヴィクトリアとの最後の夜、ふたりの間には言葉にしなくても伝わる深い絆がありました。

ヨネダ2000愛が挑む2匹目保護猫とのトライアル生活

ヨネダ2000愛さんは、保護猫「エル」の預かりを終えた後、先住猫「かぼす」が元気をなくしたように見えたことから、もう一匹家族に迎えたいと考えました。複数の保護施設を巡り、出会ったのが推定7か月の男の子「ところてん」です。そこでまずは14日間のトライアル期間が始まりました。

家に来てから2時間で愛さんは仕事のため外出。その間、ところてんは新しい環境に戸惑いながらも3時間後に初めてのゴハンを完食しました。その後は3時間以上にわたって鳴き続け、少しずつ環境に慣れようとする様子が見られました。愛さんが帰宅したのは9時間後。このとき、かぼすが初めてケージの中のところてんを観察しますが、ところてんは不安そうにトイレの裏に隠れてしまいました。

12時間経過後、かぼすはケージの上に飛び乗り、じっと中の様子をうかがうようになります。愛さんはかぼすが普段遊んでいるぬいぐるみをケージの中に入れ、ところてんにニオイを覚えてもらう作戦をとりました。15時間後には、ところてんがそのぬいぐるみと寄り添って眠る姿が見られ、少しずつ安心しているようすがうかがえました。

トライアル2日目には、ところてんが自らかぼすに近づく行動を見せます。愛さんが近くに寄ると鳴くようになり、撫でると気持ちよさそうに反応するようになりました。また、この日、初めての「鼻チュー」も成功します。

トライアル4日目にはケージを開放し、ところてんはすぐに外に出て部屋の中を探検し始めました。かぼすはまだ警戒して逃げてしまう場面もありましたが、2匹の距離は確実に縮まっていきました。

トライアル6日目には、愛さんが猫じゃらしを使って2匹の間を取り持つ場面もあり、じゃれ合うように猫パンチを繰り出す姿が見られました。これまで少し距離を置いていたかぼすも、ところてんの存在を受け入れ始めたようでした。

そしてトライアル9日目、ついにかぼすが心を開き、ところてんと本格的にじゃれ合うようになります。2匹で遊び、穏やかに過ごす姿からは、これまでの努力が実を結びつつあることが伝わってきました。

14日間のトライアル期間を経て、保護施設はところてんの正式譲渡を決定。新しい家族として、かぼすとところてんの生活がスタートしました。最初はお互い戸惑いながらも、少しずつ心を通わせていった2匹の姿は、多くの視聴者にとっても感動的な成長の記録となりました。

まとめ

今回の『嗚呼!!みんなの動物園』では、保護猫と人の間に生まれる信頼や絆、そして別れの瞬間までを丁寧に描いていました。特に青木マッチョさんのヴィクトリアへの向き合い方、ヨネダ2000愛さんが2匹目として迎えたところてんとの変化が印象的でした。猫たちの変化の裏にある人のやさしさや努力が伝わってくる放送でした。放送の内容と異なる場合があります。

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