内藤剛志が兵庫・姫路へ!歴史とグルメの贅沢な旅
日本テレビで2024年12月29日6:30から放送された「遠くへ行きたい」では、内藤剛志さんが兵庫県姫路を訪れ、地域の歴史や文化、そして豊かな食の魅力を堪能しました。姫路城や地元ならではのグルメが紹介されるこの旅は、観光地としての姫路の新たな魅力を発見する内容でした。アーモンドトーストや新鮮な魚介料理、伝統的な和菓子など、兵庫の魅力が満載の番組です。
姫路食博2024[姫路市]
【開催期間】2024年11月22日(金)~24日(日)10:00~17:00 ※雨天決行
【開催場所】大手前公園(地図)
【アクセス】JR・山陽電鉄「姫路駅」より徒歩10分 ※公共交通機関をご利用ください。
【お問合せ】姫路食文化協会 TEL:079-224-8803.
2024/11/22
姫路の魅力が詰まった旅の始まり
姫路市の象徴「姫路城」
内藤剛志さんが訪れた兵庫県姫路市は、日本を代表する歴史的建造物である「姫路城」がある町です。白鷺城とも呼ばれるこの城は、世界文化遺産に登録されており、その美しい白壁と壮麗な天守閣が訪れる人々を魅了します。今回の旅で内藤さんも姫路城の壮大な姿を目の当たりにし、「美しい」とその感動を口にしました。特に冬の澄んだ空気の中で見る姫路城は、一層その美しさを際立たせています。
「姫路食博2024」が開催される大手前公園
姫路城のすぐ近くに位置する「大手前公園」は、地元イベントが多く開催される広場として知られています。今回内藤さんが訪れた時には、「姫路食博2024」が開催されていました。このイベントでは、地元の特産品や名物料理が一堂に会し、多くの観光客や地元住民が訪れる賑わいを見せていました。兵庫ならではの味覚を存分に楽しむことができるこのイベントは、地域の魅力を発信する重要な場となっています。
姫路名物「アーモンドトースト」
「姫路食博2024」で特に注目されたのが、地元で人気の高い「アーモンドトースト」です。この料理は、アーモンドを練り込んだ特製バターをパンにたっぷりと塗り、オーブンで焼き上げた一品。アーモンドの香ばしい香りとバターのコクがパンに染み込み、外はカリッと中はふんわりとした食感が特徴です。地元の喫茶店では定番メニューとして愛されており、観光客にも人気が高まっています。
独特の食文化を反映する「ちゃんぽん」
姫路のもう一つのユニークなグルメとして紹介されたのが、「ちゃんぽん」です。長崎のちゃんぽんを想像しがちですが、姫路のちゃんぽんは全く異なるスタイルで、そばとうどんを同じ一つの器で楽しむ料理です。この2種類の麺を混ぜ合わせて食べることで、それぞれの食感と味わいを一度に楽しむことができます。長い歴史を持つ姫路の食文化を象徴する料理の一つとして、地元の人々に親しまれています。
地域イベントを通じた魅力発信
「姫路食博2024」のような地域イベントは、姫路の魅力を再発見し、多くの人々にその良さを伝える機会を提供しています。観光客にとっては姫路の食文化や伝統に触れる絶好のチャンスであり、地元住民にとっても地域への誇りを再確認する場となっています。
姫路の和菓子と文化を堪能する旅
姫路の宝蔵で出会う地元の味覚
「姫路の宝蔵」として知られる土産物店では、地元の和菓子が一堂に揃っています。ここでは、芋ようかんやみたらし団子、季節ごとに異なる味を楽しめる大福など、訪れる人々が姫路の味覚を手軽に持ち帰ることができます。和菓子は、江戸時代に茶の湯の流行とともに広まり、献上品として大名たちが菓子作りを競い合った歴史を持っています。この文化が現代まで息づき、姫路の和菓子として多くの人々に親しまれています。
伝統を受け継ぐ老舗「伊勢屋本店」の銘菓「玉椿」
内藤剛志さんが訪れた「伊勢屋本店」は、姫路市西二階町にある老舗の和菓子店です。ここで紹介されたのが、200年以上の歴史を誇る姫路銘菓「玉椿」です。この菓子は、姫路城のお姫様を迎えるために特別に作られたもので、家老・河合寸翁がその美しい姿にちなんで命名しました。餡を柔らかな求肥で包み、椿の花に見立てたこの和菓子は、見た目の美しさだけでなく、上品な甘さと滑らかな口当たりが特徴です。この伝統的な味わいが、姫路の文化を訪れる人々に伝えています。
常盤堂製菓の「かりんとう」とその歴史
続いて訪れたのは、「常盤堂製菓」の直販店です。ここで販売されているのが、地元で長く親しまれているかりんとうです。姫路では、かりんとうは江戸時代に南蛮文化の影響を受け、「オランダ菓子」として知られていました。江戸時代には、長崎に藩士を派遣して製菓技術を学ばせたことから、菓子作りが発展しました。明治時代には神戸港を通じて砂糖や小麦、油が容易に入手できるようになり、姫路でかりんとうの生産がさらに盛んになりました。
製造工程を体験する内藤剛志さん
常盤堂製菓の製造現場を訪れた内藤剛志さんは、かりんとう作りに挑戦しました。生地を手作業で成形し、高温の油で何度も揚げ直すことで水分を抜くという伝統的な製法を体験。その後、蜜を絡めた揚げたてのかりんとうを味わい、昔ながらの素朴な甘さを堪能しました。この工程を通じて、長年愛され続ける味の秘密が明らかになりました。
ライトアップされた夜の姫路城
製菓体験の後、内藤さんが向かったのはライトアップされた夜の姫路城。日中の堂々とした姿とは異なり、夜間にはライトアップによって幻想的な雰囲気が漂います。その美しい姿は、訪れる人々に忘れられない印象を与えます。
好古園と絶景の紅葉
姫路城の近くにある「好古園」は、1992年に開園した日本庭園で、四季折々の自然が楽しめる人気スポットです。園内にはさまざまな庭園が点在し、特に紅葉の季節には「潮音斎」からの眺めが絶景として知られています。この紅葉の美しさは全国的にも評価され、紅葉ランキングで1位に選ばれるほどの名所です。
姫路の冬を彩る伝統の味と漁業体験
創業85年の老舗「かどや食堂」で楽しむ姫路おでん
内藤剛志さんが訪れた「かどや食堂」は、創業85年を誇る地元に愛される老舗の食堂です。ここでは姫路ならではのおでんが提供されています。特徴的なのは、生姜醤油をかけて食べるスタイルです。おでんの具材に生姜醤油の風味が加わり、温かいだしの味わいが一層引き立ちます。この独特の食べ方は、寒い冬に体を芯から温めてくれる姫路の冬の味覚として、多くの地元住民や観光客に親しまれています。
酒造りの町ならではの冬の味「粕汁」
「かどや食堂」で紹介されたもう一つの冬の定番料理が粕汁です。酒造りが盛んな姫路では、酒粕を活用した料理が古くから親しまれています。粕汁は、具材たっぷりの味噌汁に酒粕を加えたもので、香り豊かな仕上がりが特徴です。内藤剛志さんもその風味を楽しみ、「お酒の香りが残っていて美味しい」と感動を伝えていました。
港の魚市場「姫路まえどれ市場」で新鮮な魚介を堪能
次に訪れたのは「姫路まえどれ市場」です。ここでは、姫路近海で獲れた新鮮な魚介が揃い、地元の漁師たちによって直接水揚げされた魚を購入することができます。今回内藤さんが味わったのは、播磨灘で獲れる名物ぼうぜ鯖の刺身です。新鮮な鯖の刺身は脂がのっており、その旨味を存分に楽しむことができました。また、ぼうぜ鯖をしゃぶしゃぶにするという贅沢な食べ方も体験し、その味わい深さに感銘を受けていました。
漁業の島「坊勢島」での体験と魚料理
「姫路まえどれ市場」を後にし、内藤さんは船で坊勢島へ向かいました。播磨灘に位置する坊勢島は、約2000人が暮らす漁業の盛んな島です。この地域はプランクトンが豊富で、質の良い魚が多く水揚げされることで知られています。内藤さんは、漁業体験として魚の仕分け作業に挑戦しました。漁師たちと共に新鮮な魚を分類し、漁業の現場を身近に感じることができました。
「漁師民宿 森」で味わう新鮮な魚料理
坊勢島での宿泊先として選ばれたのが「漁師民宿 森」です。ここでは、女将の森さんが当日水揚げされた新鮮な魚を使い、煮付けや焼き魚、刺身など多彩な料理を提供してくれます。特に、新鮮なぼうぜ鯖やハモの刺身は格別で、内藤さんもその鮮度と旨味を堪能しました。地元ならではのシンプルで素材の良さを活かした料理は、訪れる人々にとって特別な食体験となります。
まとめ
今回の「遠くへ行きたい」では、歴史と文化、そして食が融合した姫路の魅力が存分に紹介されました。姫路城を中心とした観光名所や伝統的な和菓子、新鮮な魚介料理は、姫路を訪れる観光客にとって大きな魅力となるでしょう。特に、アーモンドトーストや玉椿、坊勢島の魚介料理は、一度は味わいたい逸品です。
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