勝浦で見つけた“猛暑知らず”のご褒美旅
「真夏でも涼しく過ごせる避暑地を探していませんか?」
「本マグロや勝浦タンタンメンを思い切り味わいたい!」
そんな方にぴったりの舞台が、今回のフジテレビ『なりゆき街道旅』。2025年9月14日の放送では、岡部大・菊田竜大(ハナコ)、杉田かおる、つるの剛士が千葉・勝浦を巡り、朝市グルメから海中展望塔、海鮮食堂まで旅を満喫しました。本記事では、そのすべてのエピソードをまとめ、勝浦の魅力を深掘りします。
猛暑日ゼロ!勝浦が「房総の避暑地」と呼ばれる理由
勝浦は、近海の水深がとても深いため、海水温が他の地域に比べて低く保たれています。その影響で街全体の気温も上がりにくく、真夏でも涼しさを感じられるのが特徴です。
実際に、全国で猛暑日が相次ぐ中でも猛暑日を一度も記録していない街として知られています。夏の旅行先としてはまさに理想的な環境で、避暑地として人気が高まっています。
今回の番組でも出演者たちは「本当に涼しい!」と驚きながら、まさに“避暑地勝浦”の心地よさを実感していました。
日本三大朝市!勝浦朝市の食べ歩きと出会い
勝浦朝市は、日本三大朝市のひとつとして知られ、年間およそ10万人もの人が訪れる人気スポットです。通りには活気ある声が響き、朝から新鮮な魚介やご当地名物がずらりと並びます。
名物のひとつが、旨みがぎゅっと詰まったマグロの煮付け。さらに地元ならではの勝浦産かつおの佃煮やエイヒレも売られていて、観光客はもちろん地元の人にも愛されています。そして甘党には外せないのが、口の中でとろけるような食感が魅力の南蛮屋のわらび餅。冷たく仕上げられた一品は、夏の散策にぴったりです。
旅の途中、杉田かおるさんが「薬師丸ひろ子さんに間違えられた」という思い出話を披露し、場が和む場面もありました。また杉田さんはスプーンや勝浦塩を購入。すると、つるの剛士さんが「地域を知るには食べ物からが一番」と語り、朝市の魅力をしみじみ感じさせる場面となりました。
勝浦塩の秘密!満月と新月で味が変わる
御宿有機牛乳茶屋では、地元の名産である勝浦塩「新月の煌」と「満月の刻」を試食しました。どちらも同じ海から生まれた塩ですが、実は潮の満ち引きによってミネラルのバランスや塩分濃度が変化します。そのため、料理に合わせて使い分けられるのが大きな特徴です。
「新月の煌」はすっきりとした味わいで、刺身や野菜など素材の味を引き立てるのにぴったり。一方で「満月の刻」はコクがあり、油を使った料理との相性が抜群です。シンプルな塩ながらも奥深い味わいに、出演者たちは思わず驚きの表情を見せていました。
移住者が開くカフェ!勝浦の新名物グルメ
ここ数年で勝浦には移住者が増え、その影響もあってカフェがなんと24軒も誕生しています。地域の人や観光客だけでなく、移住者が新しい風を吹き込んだことで、多彩なカフェ文化が根付いているのが特徴です。
なかでも注目を集めているのがさざ波カフェ。ここで味わえる水晶もちは、海藻を使った透明感のあるもちに、自家製の黒蜜と勝浦塩を添えた一品。甘さと塩気が絶妙に調和し、ここでしか食べられない特別なスイーツとして人気を集めています。
さらに、ハワイのノースショアをイメージした雰囲気が魅力のBLACK RAMSでは、地元で獲れたシイラ(マヒマヒ)を使ったハワイアンスタイルのブリトーが楽しめます。たっぷりのトマトやレタスと一緒に味わうブリトーはボリューム満点で、地元食材の新しい楽しみ方を感じられる一皿です。
こうしたカフェ巡りは、勝浦の“海を感じながら楽しむ新しい旅の形”として紹介され、観光の大きな魅力になっています。
ブルーベリー&ハラペーニョ!勝浦の山の幸
生きがい村勝浦では、地元で育てられたブルーベリーを試食しました。酸味と甘みのバランスが良く、出演者たちは思わず笑顔に。お店の人とのジャンケンで勝負し、盛り上がりながら購入するというユニークな体験もあり、和やかな雰囲気に包まれました。
さらに、地元の人気店六佐どんでは名物のハラペーニョ漬けを購入。すると店主の計らいで、なんとピーマンがサービスでついてきました。こうしたやりとりからは、勝浦ならではの人の温かさや地域の魅力が自然と伝わり、旅の思い出をより深いものにしていました。
発祥の味!江ざわの勝浦タンタンメン
週末には1日で約300食も売れるという大人気店が、勝浦タンタンメン発祥の店とされる**「江ざわ」です。ここの特徴は、真っ赤なラー油がたっぷり入った醤油ベースのスープに、たっぷりの玉ねぎのみじん切りとひき肉が加わったシンプルながら奥深い味わい。見た目は辛そうですが、一口すすると旨みがしっかり広がり、出演者たちは「辛いけど旨い!」と口をそろえて絶賛しました。
食事の合間には、杉田かおるさんが子役時代の思い出を語る場面も。ドラマ「パパと呼ばないで」でブレイクした当時のエピソードや、伝説的ドラマ『3年B組金八先生』での裏話も披露され、食の話題と一緒に貴重なエピソードが聞ける回となりました。
勝浦海中公園展望塔!水深8mの世界へ
沖合およそ60メートルの場所に建つのが、勝浦を代表する観光スポット海中公園展望塔です。塔の中に入ると、海面から約水深8メートルの世界を間近に観察することができます。
窓の外には、銀色に輝くクロダイや、青い体が美しいソラスズメダイ、さらに群れをなして泳ぐイサキなど、多彩な魚たちの姿が広がっていました。まるで水族館のような臨場感ですが、そこにあるのは作られた景色ではなく、自然そのままの海の世界。
出演者たちは「本当にこんなに近くで見られるんだ!」と驚きの声をあげ、勝浦の海が持つ豊かさと迫力に心を奪われていました。
千葉の海鮮200種類!おさかな村で爆買い
お土産探しに立ち寄ったのは、千葉の特産品が約200種類もそろうおさかな村。ここでは脂がのったサバや高級食材の伊勢海老を試食でき、港町ならではの豪快な味わいを堪能しました。観光客に人気の海鮮丼の具や干物なども豊富で、思わず手が伸びる品がずらりと並んでいました。
さらに一行は松部港へ移動し、釣りにも挑戦。海に仕掛けを投げ入れると、次々と魚がヒットし、アジやカタクチイワシ、さらにはキスまで釣り上げることに成功しました。自分で釣った魚をその場で味わえる体験は、港町ならではの醍醐味。出演者たちも夢中になり、笑顔あふれる時間となりました。
勝浦の海鮮食堂「勝喰」で本マグロ定食
漁港のすぐそばにある海鮮食堂「勝喰」は、仲買人が営む店だけあって、鮮度抜群の魚をそのまま味わえるのが魅力です。メニューの中でも人気なのが、脂ののった本マグロ定食と、旨みが染みこんだ金目煮付。
テーブルに並んだ料理を前に、出演者たちは次々と箸を伸ばし、その美味しさに驚きの表情を見せました。特に杉田かおるさんは、マグロの旨みに感動して思わず日本酒を追加注文。さらに岡部大さんも「このヒレ下、うまい!」と声を上げ、勝浦ならではの贅沢な味わいを心から楽しんでいました。
勝浦の魅力スポットBEST3
勝浦の魅力を深く知るスポットとして紹介されたのが、BEST3です。
まず第1位は、海を一望できる絶景スポット。edenでは天然温泉に浸かりながら勝浦の海を眺めることができ、さらに海辺のイタリアンレストランRAGTIMEでは、潮風を感じるテラス席で漁師風ペスカトーレなどを味わえます。
第2位は山の幸。大多喜わんぱく自然農園では季節ごとの収穫体験ができ、9月はオクラや白ナスが旬。さらに秋には里芋やさつまいもも収穫可能です。そして同じ房総半島にあるチーズ工房【千】senでは、世界大会で金賞を受賞したチーズ「鼓動Kodou」を製造。日本酒で磨き上げた濃厚な味わいは、まさに逸品です。
第3位は移住者が切り開いたカフェ文化。さざ波カフェの透明感あふれる水晶もちや、BLACK RAMSのシイラを使ったブリトーなど、地元食材を活かしたオリジナルメニューが観光客の人気を集めています。
観光から食、農業、そしてカフェ文化まで、勝浦の新旧の魅力を一度に体験できることが紹介され、旅の楽しみ方の幅広さが際立っていました。
まとめ
この記事のポイントは以下の3つです。
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勝浦は猛暑日ゼロの避暑地で、夏旅に最適
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朝市・勝浦タンタンメン・本マグロなど食の宝庫
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海中展望塔や移住カフェ文化など体験型観光も魅力
2025年の夏、猛暑を避けて勝浦に足を運べば、本マグロやわらび餅、勝浦タンタンメンに舌鼓を打ち、海と山の恵みを同時に楽しめる旅が叶います。
次は「竹岡式ラーメン」や「千葉グルメ三大麺」も合わせてチェックしてみてください。
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