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ジョージ金子は元教習所指導員!BBQ世界大会とB-YARDを始めた転機【Switchで紹介】

人物

教習所指導員からBBQを仕事に変えたジョージ金子

教習所指導員からまったく異なる世界へ飛び込み、現在は「BBQ演出家」として活動するジョージ金子さん。『Switch-背中を押してくれたあの人-(教習所指導員からBBQ演出家へ)(2026年8月31日)』では、その大きなキャリアチェンジが取り上げられます。世界大会への出場、本場アメリカで受けた衝撃、青梅で展開するB-YARDまで、仕事を変えた先に何を築いてきたのかをまとめます。

この記事でわかること

  • ジョージ金子さんが現在どんな仕事をしているのか
  • 教習所指導員からBBQの世界へ進んだ経緯
  • 2019年のBBQ世界大会で得たもの
  • B-YARDの料金・メニュー・予約方法

BBQ演出家として活動する現在

(出典:B-YARD「世界大会出場のBBQ演出家®」プレスリリース)

ジョージ金子さんは、単に肉を焼く料理人としてではなく、「BBQ演出家」という独自の肩書で活動している人物です。

BBQ演出家という名前には、料理そのものだけではなく、BBQの楽しみ方やマナー、人が集まる場のつくり方まで伝えるという意味があります。本人も、料理人ではない自分の仕事をどう表現するか考えた末に、この肩書をつけたと説明しています。

現在の活動拠点は東京都青梅市。

運営するB-YARDでは、手ぶらで楽しめるBBQ場だけでなく、本格的なアメリカンBBQ料理、フードトラック、オリジナル調味料まで展開しています。公式サイトでは事業を、

  • B-YARD ISHIGAMI
  • B-YARD Meating
  • B-YARD pit
  • B-YARD taste

という4つの形に分けています。

BBQ場を1店舗経営している人というより、アメリカのBBQ文化そのものを日本で体験できる形に変えている人と考えると、ジョージ金子さんの現在の仕事が分かりやすくなります。

本名は金子明弘でB-YARD代表

「ジョージ金子」という名前で活動していますが、本名は金子明弘さんです。

B-YARDの会社概要でも代表者は「金子 明弘」と記載されています。一方、イベント告知などでは「ジョージ金子」の名前を使っており、BBQ演出家としてはこちらの名前が広く使われています。

金子さんは日本バーベキュー協会の認定上級インストラクターとしても活動してきました。

本格的な肉の焼き方だけでなく、BBQを人と人が交流する場として楽しむ考え方を伝えているのが特徴です。

ホームセンター向けの記事でも、塊肉の選び方や火入れを紹介するだけでなく、BBQではコミュニケーションが大切だと語っています。

つまり「BBQ演出家」という一見珍しい肩書は、キャッチコピーだけではありません。

料理・道具・空間・コミュニケーションまで含めてBBQを組み立てる仕事を表した名前になっています。

教習所指導員から異業種へ進んだ転機

金子さんの経歴で特に気になるのが、以前は教習所指導員だったことです。

自動車の運転を教える仕事とBBQでは、仕事内容にほとんど共通点がありません。それだけに、このキャリアチェンジはかなり大きな決断でした。

その後の本人の発信から見えてくる大きなポイントが、本場アメリカのBBQ文化との出会いです。

日本では「肉や野菜をその場で焼いて食べる料理」という印象が強いBBQですが、アメリカでは家族や友人が集まり、交流する場として生活に根付いています。

金子さんは、この**「料理ではなく人が主役」**というスタイルに強い衝撃を受けました。

2019年には東京都青梅市でB-YARDを立ち上げる準備を進め、BBQを本格的な仕事にしていきます。

会社員から独立した当時、本人は妻と子ども3人がおり、住宅ローンも抱えていたことを明かしています。それでもBBQの世界へ進んだことからも、単なる趣味の延長ではなかったことが伝わります。

安定した仕事を離れた後に選んだのは、「飲食店を始める」だけではなく、日本ではまだ知られていないBBQ文化そのものを伝える道でした。

世界大会出場が変えた仕事と人生

金子さんにとって大きな経験となったのが、2019年5月にアメリカで開催されたBBQ世界大会です。

参加したのは「Memphis in May World Championship Barbecue Cooking Contest」。

日本バーベキュー協会の下城民夫会長が率いるBBQ SHOGUNのメンバーとして大会に参加しました。

大会では世界各国のチームが集まり、巨大なスモーカーを使って肉を長時間調理します。

金子さんはプルドポークのカテゴリーにも参加し、本場でBBQがどれほど生活や文化に深く根付いているのかを目の当たりにしました。

本人は後に、この世界大会への参加でBBQに人生を捧げる覚悟ができたと振り返っています。

ここが重要です。

世界大会出場は「すごい経歴を追加するため」の出来事ではなく、その後の仕事内容に直接つながっています。

大会で見た巨大な肉、長時間のスモーク、BBQを囲む人々、トレーラーサイズの調理設備。

その経験がB-YARDの料理や店舗だけでなく、後に開発するBBQ専用キッチンカーにもつながりました。

2021年にはクラウドファンディングを使ってキッチンカーと大型スモーカーの製作に挑戦。目標100万円は開始からわずか4日で達成しています。

店舗で客を待つだけではなく、自らBBQを届けに行くという現在の事業スタイルにも、世界大会で得た体験が反映されています。

日本の焼肉型とは違うアメリカンBBQ

B-YARDのBBQを初めて見る人が知っておきたいのが、日本で一般的なバーベキューとの違いです。

日本では薄く切った肉や野菜を網の上に並べ、その場で少しずつ焼いて食べるスタイルがよく見られます。

一方、金子さんが伝えているアメリカンBBQでは、大きな塊肉をじっくり調理して、完成した料理をみんなで分けて食べることが中心です。

代表的なのがブリスケット。

牛の前足付近の肩肉で、そのままでは硬い部位ですが、低温で長時間スモークすることで柔らかく仕上げます。

ほかにも、

プルドポーク
豚肩肉を4~6kgほどの塊のまま長時間スモークし、ほぐしてBBQソースと合わせる料理。

ポークリブ
豚の骨付き肉を丸ごとスモークする料理。

といったメニューがあります。

B-YARDでは10kgを超えるような肉を長時間かけてスモークすることもあります。

表面が黒く見える部分は「バーク」と呼ばれ、単純な焦げではありません。長時間のスモークによって作られる層で、内部の乾燥を防ぐ役割もあります。

そして料理以上に大切にしているのが、人が交流する時間です。

「焼く作業だけで忙しくなってしまうBBQ」ではなく、料理の準備を減らして、人と話したり一緒に過ごしたりする時間を増やす。

それが金子さんの考えるアメリカンBBQの大きな特徴です。

青梅で展開するB-YARDの事業

B-YARDは、現在1つのBBQ場だけで完結する事業ではありません。

中心となるのがB-YARD ISHIGAMIです。

東京都青梅市二俣尾にあり、JR青梅線の石神前駅から徒歩約3分。食材だけでなくBBQグリル、調理器具、食器まで用意されるため、基本的に手ぶらで利用できます。駐車場も用意されています。

もう1つがB-YARD Meating。

ブリスケット、プルドポーク、スペアリブなど、本場のアメリカンBBQをより気軽に味わえる店舗です。

さらに、移動型のB-YARD pitでは、BBQ料理専門のフードトラックを使ってイベントなどへ出店します。

そしてB-YARD tasteでは、自宅でもB-YARDの味を再現できるソースや「ラヴ」と呼ばれるスパイスミックスを展開しています。

たとえば「アメリカンBBQソース」は、プルドポークやスペアリブなどスモークした豚肉向け。

「ポークラヴ for BBQ」「ビーフラヴ for BBQ」は、実際にB-YARDで使われているものと同じレシピで作られています。

西多摩地域とのつながりも特徴的です。

青梅産しいたけ粉末を使ったステーキスパイスや、青梅の地酒「澤乃井」を使ったグリルソース、奥多摩産味噌を使ったソースなども展開しています。

本場アメリカの文化をそのまま持ち込むだけではなく、青梅や西多摩の食材と組み合わせて地域に根付かせているのがB-YARDらしいところです。

料金・メニュー・予約前に知っておきたいこと

実際に体験してみたい場合、まず分けて考えたいのが「BBQ体験」と「料理だけ食べる」の2つです。

B-YARD ISHIGAMIで手ぶらBBQを楽しむ場合は事前予約制で、大人4人から利用できます。3人以下でも、大人4人分の料金を支払えば利用可能です。

主なコースは2種類です。

スタンダードコース

  • 大人:4,500円
  • 小学生:2,000円
  • 未就学児:無料

厚さ約3cmのビーフステーキを中心に、豚肩ロース、鶏もも肉、丸ごと野菜、リングイッサ、ピタパンなどが含まれます。

TOKYOスペシャルコース

  • 大人:8,000円
  • 小学生:4,000円
  • 未就学児:無料

秋川牛や青梅豚に加え、杉板で焼くシダープランクサーモンや魚介のパエリャなどを楽しめます。

利用時間は1組2時間。

Dayタイムは11:00~15:00、Eveningタイムは16:00~20:30の間で利用します。

食材・調理器具・食器は用意されており、食材の持ち込みはできません。一方、飲み物は持ち込み可能です。

また、利用日の3日前24時以降にキャンセルすると100%のキャンセル料が発生するため、天候や参加人数を確認してから予約したいところです。

雨天でも大型タープがあるため利用できます。

一方、もっと気軽にアメリカンBBQを食べてみたいなら、B-YARD Meatingという選択肢があります。

主なメニューは、

  • ブリスケットサンド:1,800円
  • プルドポークバーガー:1,000円
  • スペアリブ:1本700円
  • ブリスケット100g:1,500円
  • プルドポーク100g:600円

などです。

B-YARD MeatingはJR青梅線石神前駅から徒歩約3分で、駐車場もあります。

金子さんの仕事を知って「本場のBBQって実際どんなものだろう」と思った人にとって、青梅まで行けばその答えを実際に食べて確かめられるのが面白いところです。

教習所指導員だった人が仕事を変え、世界大会で本場の文化に触れ、BBQ場、専門料理、フードトラック、調味料まで広げていった。

ジョージ金子さんのキャリアチェンジは、転職して終わった話ではなく、新しい仕事そのものを自分で作っていった物語になっています。

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